アイキャッチ画像:歴ドラ.com
ジムへ行くために朝10時前に家を出ると近所の大型薬局には長蛇の列ができていました。一瞬またマスクかと思いましたがどうやら違ったようです。
マスクの次はトイレットペーパー
並んでいるのはトイレットペーパーの購入の順番待ちのようでした。
前日の夕方その薬局にマスクが入荷していないか確認しに行きましたが当然ながら?ありませんでしたが、奥のトイレットペーパーの棚も空っぽでした。
これってなんだろう?と思いましたがデジタルニュースで「SNSでマスクの原料不足で同じ原料を使うトイレットペーパーが品不足しているというガセ情報が流れている」という話をすぐ思い出したのです。
驚きましたね。こんな東京都下でもこんなことが起こるんですね。そんな話は誰が流しているのでしょうか。それにしてもどうしてこんな嘘くさい話をすぐ信用してしまうのでしょう。
1970年代のオイルショックの時にもトイレットペーパーの取り合いになったことがあります。その理由が「製紙工場では製造工程で石油をたくさん使う」「紙の原料であるパルプが石油価格と連動しやすい」などの理由でトイレットペーパーが高騰するという話でした。
テレビでスーパーや薬局で主婦がトイレットペーパーの奪い合いをしている姿が放映されたのを覚えています。私がまだ中学生の頃ですが「すごい!」「醜い!」と思ったものです。
トイレットペーパーよりいち早く品不足が先行したマスクでは横浜でとうとう奪い合いから流血騒ぎまで起きたという話です。一体どこの国の話かと思いましたがまさか日本でこんなことが起こるとは。
地頭の悪い私が言うのもなんですが、こういった「パニック行動」を起こす人って基本的に知的レベルの低い人が多いのです。つまり自分で「考える」という習慣がなく他人の情報に流されやすいのです。
SNSの誤報と知りつつトイレットペーパーを購入している60歳前後と思われる男性にテレビレポーターが取材すると、
「日本人のサガだね〜」と苦笑しながらほざきました。
私は思わず「バカの極み」とつぶやきました。
日本って世界的にも民度が高い国ということになっているそうですが、こんな状況を見て本当にそうなのかと疑問に思ってしまいます。
本当は「日本人の頭は空っぽ」なのではないかと思ってしまいます。悲観的すぎますかね。
日本を滅ぼすのは簡単?
こんな状況でふと思ったのは日本を滅ぼすにはミサイルは要らないだろうなということです。
人口密度が高い日本でとりわけ全国各地から人が集まり人の移動が多い大都会の東京と大阪に殺傷性の強いウィルスをばら撒きその1週間後その情報をSNSで流せば日本全国は大パニックになって日本は自滅してしまうのではないでしょうか。
日本の政治家、官僚は危機管理能力がないことは東日本大震災でも遺憾なく発揮していましたので「頼れるものは己の才覚のみ」という現実を突きつけられている日本国民はもっと冷静に対応すべきでしょう。
日本人は頭の良し悪しを学生時代から「暗記力」に重点を置く教育でしたがもっと「読解力」「論理的思考力」を身につけるような教育が必要と以前から思ってきましたが、ここへきてそれをさらに痛感します。
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