以前無印で買ったコットンパンツ2本(チノパンとカーゴパン)が後ろのポケットの横が裂けて穴が開いているのを最近見つけました。いつ穴が空いたのか知らぬまま履いていたことになります。ちょっと恥ずかしいですね。
どういうわけかいつも同じ場所に穴が開きます。
さすがに即ゴミ箱行きになり新たに同じチノパンを買いに無印に行ったのですがそのチノパンはすでに製造中止になっており売れ残りがsaleになっていました。
ウエスト79cmのチノパンがあったのでそれを試着するとどうも太もも部分が今まで履いていたものより太いので違う型なのでしょう。
無印のチノパンは股下76cmしか販売しない意向
そこでスリムのチノパンを履いたところ股下がちょっと短かったのでタグを見ると股下76cmとなっていました。以前股下85cmのチノパンがあったことを思い出し、スタッフに確認したところ現在股下76cmのチノパンしか売っていないとのこと。しかし銀座店と池袋西口店ではこの股下85cmのチノパンを展開する予定ということだったので在庫を確認したところ銀座店にありました。
近々銀座店に行って試着してみようかと思いますが、どうも腑に落ちないのがなんで股下76cmしかないのかということ。身長174cmと日本人の平均的な身長である私でも股下76cmは短いのに誰がこんな中途半端なサイズのチノパンを買うのだろうということです。おそらく身長170cm以下の人かファッションとして短めが好きな人だけしか履けないでしょう。
スタッフに確認すると「会社の意向」ということです。会社としては当然マーケティングをしているはずですからこんな短い股下のチノパンが最も売れると判断したのでしょう。
あるいはもうチノパンの製造も中止する方向に決定しているのかもしれません。
いずれにしても無印はどうもデザイン的に行っても私が以前知っていた無印と少し変わってきているようです。それもあまり良くない方向に。
無印とユニクロの仕立て直しの期間
また仕立て直しも店舗によって
・平日夕方6時までは仕立て直しが可能(ただしそのスタッフがいれば)
・土日を含むそれ以外の時間帯は5日間かかる
というお店と
・平日、土日も即日仕立て直しができるが忙しい場合は4-5日かかる
というお店があります。
基本的には外注です。
一方ユニクロは店内での仕立て直しで基本的に即日対応が可能となっています。
そのユニクロにもチノパンを見に行ったのですが生地が厚すぎて私には真冬のみ着用可能と感じました。
価格とデザインから総合的に見て無印とユニクロにかなうお店はないと思っているのでズボンをどうするかちょっと迷ってしまいます。
日本は物価も賃金も安い国
その無印にしろユニクロにしろ中国人観光客が本当に多いですね。今日も新宿の無印に何人もの中国人が来ていました。
無印やユニクロを見るまでもなく日本は物価が安いと世界的に有名です。さらに賃金までの安いので本当に日本は先進国なのかどうかわからなくなります。
ダイソーのような100均のお店なんて日本にしかないのでは。
100均の商品はお店側が直接メーカーから大量に現金支払いで購入するので安くなるとどこかで聞きました。
賃金の低さも非雇用社員が多くそれが全体の賃金を抑えていますが、それ以外にもコンビニ、お弁当屋や飲食店などのサービス事業ではアルバイト、パート、外国人を多用しているでのこれまた賃金を安く抑えているはずです。
逆にこうしないと競争に生き残っていけないのです。
また全体的に労働組合の力が弱くなったこともあります。労組の力が強すぎると社会全体にもよくない面があるのですが弱すぎても問題です。
さらにリーマンショック以降会社が利益を社員に還元することなく会社に溜め込んでいることも大きな問題でしょう。
過剰サービスにも問題があります。コンビニが24時間オープンしなくてもいいのです。元旦くらい休めばいいのです。スーパーのレジ袋や本屋のカバーも有償にすればいいのです。
しわ寄せはどこに
消費者からすると安価な商品がありがたいことなのですが、賃金まで安価であるとこれまた生活に支障がくるわけです。
日本は意外にも欧米に比べて収入が1000万円までは所得税が低いのです。これを超えると段々と世界の中でも高くなってきます。
私は会社員時代から営業のくせに貸借対照表(B/S)とか損失計算書(P/L)などが読めなくて経済オンチ(単なるおバカとも言います)と自覚しているのですが、
・最低賃金を上げる(社員、パート、アルバイトの人件費に還元する)
・年収1000万以下の会社員の賃金を上げる(会社は利益を社員に還元する)
・過剰サービスをやめる(経費削減する、労働時間の短縮をする)
この程度は直ちにすべきでしょうね。
現在非雇用社員の数は2000万人を超え、正規雇用社員3445万人に迫る勢いです。
そうしないと今後も増えることが予想される非雇用社員の生活が一層厳しくなるでしょう。
私のような無職の人間などはもはや非雇用社員以下の人間でなので切実です。
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