コロナのおかげで図書館、学校、ジム、ライブハウス、野球場、大相撲、コンサート会場などなど入館、入校、入場禁止のオンパレードです。
おまけに今では「コロナウイルスは日本人が一番感染しやすい」という研究報告も出るくらいです。
東京オリンピック中止の可能性も少しずつ現実味を帯びてきました。これによる日本の経済損失は7兆円と試算する機関もあります。まあ個人的には東京オリンピックが中止になるとうれしいのですが。
それでも何だかこの世の終焉(しゅうえん)のような気さえしてくるから不思議です。軽い鬱(うつ)症状になったのでしょうか。
コロナのようなウイルスでなくともマスメディアのネガティブな情報が人の心にまでネガティブな気持ちを「感染」させるとは実に皮肉なものです。
しかしものは考えようでコロナのおかげでメリットもあります。
目次
コロナのおかげメリット
在宅勤務(リモートワーク)
朝夕の満員通勤電車が感染源になりやすいのは分かりきったことで少なからずの会社が在宅勤務(リモートワーク)を推奨しています。もともと外資系にこのタイプが多かったのですが日系企業でも遅まきながらこのタイプが増えてきました。(本当日系企業って遅れています。)
コロナのおかげでもっと在宅勤務が増えれば育児教育で退職を余儀なくされた女性の仕事に活路が出てくるでしょうし、満員電車の緩和にもつながります。
ゆったりした空間のジム
ジムで筋トレすることが好きな私などは本来この時期ジムに行くなんてもってのほかなのですが、筋トレ日にはコロナのおかげによる「気の重さ」は全く感じないのでやはりジムに行ってしまいます。
普段筋トレをする人でも来る人と来ない人がはっきり分かれます。そのため筋トレスペースも以前より空いています。
同じジムでも密室で汗を流すスタジオは全て利用禁止になり女性(オバちゃん連中)が来なくなったのでジム内は非常に静かです。
そのおかげで精神的にゆったりとした気分で筋トレが出来ます。
また20台以上あるトレッドミルも1台おきの利用に制限されました。隣り合わせにならないような配慮で良いことだと思います。
さらにスタッフが消毒液をつけたハンドタオルででジム内の器具をこまめに拭いて回っています。私などはコロナでなくとも普段からそうすればいいのにと思いますが。
こんな調子で精神的・空間的余裕ができるとアイディアも湧いてきます。
新たな使える筋トレ種目を考えていたのですが、最近やりはじめた下半身の筋トレに「ドロップランジ」があります。一般に言われているドロップランジとは全然違います。
どの程度効果があるのか実証中ですが、意外にも大臀筋・中臀筋に効いてくる感じがします。やはり股関節の可動域が他のランジ系より広くなるからでしょう。前脚のお尻が伸長します。
そうヒップアップにはランジ系が効くのです。その筆頭に私が下半身の筋トレをするときに必ず行っているブルガリアンスクワットがあります。
下半身の筋トレは腰痛持ちの私としては腰に負荷の強いスクワットよりランジ系が適切です。
また人間は脚を前に出して歩いたり走ったりする動物でもあるので「脚を踏み出して行う」ランジ系は理にかなっているのです。自分の行動に合った運動をすることで能力が伸びるのです。これを筋トレでは「特異性の原則」と言います。
サッカー、登山、トレイルランニングなどをする人は筋トレをする場合ランジ系のトレーニングを採用しています。
まあいろいろな筋トレを考えるいい時期だと思います。
喫茶店の効果
図書館が閉館になってるので英語の勉強ができなくなり、夜自宅でする羽目になりましたが、ウイークリーの英字新聞は喫茶店で読むようにしています。
意外に図書館で読むより長続きします。読むのに疲れたら(わからない単語がたくさん出てきて面倒くさくなったら)パソコンでネットサーフィンすればいいのです。
図書館ではパソコンは使用できるのですが静かな閲覧室でキーボードを叩く音を嫌がる人(私も嫌いです)がいるのでパソコンの使用を控えていたのです。
また昼食はパン屋やコンビニでタンパク質を含むパンを買って喫茶店で食べています。本当はいけないことなのですが背に腹はかえられません。結局外食するより安上がりになります。(本来私は日本のパンには有害な添加物が色々含まれているので登山の時しか食しません。)
人が少なくなった
これが一番ですね。駅や街中の通行人が少なくなりました。特に外国人がかなり減ってきました。インバウンドビジネスを生業としている人のとっては問題でしょうが私個人とすれば非常に嬉しいことです。
もっと早く中国人の入国禁止をすべきでした。本当なんでこんな状態なのに中国人観光客が日本にいるんだと思いましたよ。山にもいるんですから。
また大型スーツケースをガラガラ引きずる人が少なくなって精神的にもありがたいことです。混雑する駅構内ではストレスが溜まる原因となります。
さらに人と人の間隔が少し広がった感じがします。これもいい感じです。
コロナのおかげビジネス
霊感商法が流行る?
新興宗教あたりはこのコロナウイルスを神の警告(啓示)として話す可能性があります。今あるのかどうかわかりませんが、以前印鑑、壺、数珠、水晶などを高額で売りつける新興宗教団体があってかなり問題になりましたね。いわゆる「霊感商法」です。
特にお迎えの近い高齢者はこう言った話に弱いのです。見知らぬ人の訪問や電話には注意しましょう。騙されますよ。
転売ビジネス
言わずと知れたマスクの転売ビジネスです。
以前にも私のブログでアマゾンやメルカリでマスクの転売を問題しましたが政府もようやく転売禁止を発動しました。
やれやれと思っていたら今度は静岡県会議員(無所属)がマスクを89回も転売し888万円の売り上げを出していたと発覚しました。以前から自営で中国から輸入していたらしいのですがこの時期に転売するなんて私人としても公人としても「人間失格」でしょう。
県会議員って暇なんですね。おバカ丸出しです。
「コロナのおかげビジネス」で儲けましたが「コロナのおかげで失職」となるんでしょうか。
もっともこんな状況下でなければ「転売」というビジネスは人の役に立ったりもするのです。
この記事へのコメントはありません。