筋トレ

コロナウイルス感染の時期に新たにジムに来るおかしな人たち

コロナウイルスの収束が見えず密集した空間での集まりを制限している日本でまさに密集した空間のジムへ通っている私はちょっと変わり者なのかもしれません。

いつも同じ時間帯に筋トレに来る人たちでもこの時期来ない人たちが結構います。スタジオ使用も休止中なので普段かしましいオバちゃん連もいなくてジムは静かで私にとってはすこぶる快適な空間なのです。

そんな状況下で今まで見かけなかった人たちが来ています。

身長190cm超の外国人は超非力

このジムは近くに外資系?の会社があるらしく外国人も結構見かけます。その中でもつい最近ジムスタジオが閉鎖になってから見かけるようになったのが身長190cm超、体重85kg程度の細身の白人男性です。

まだ20代だと思いますがおそらくルーツは北欧系ではないかと思います。

この男性がガタイから想像できないほど非力なのです。スクワットが40kgバーベルでフ〜フ〜言うし、ベンチプレスは35kgバーベルで力んでいます。

あのガタイであればバーベルスクワット、ベンチプレスともに最低でも80kgは挙上出来なければ。おそらく筋トレの初心者なんでしょうが、それにしても見かけ倒しもいいところです。

隣のパワーラックでは彼から見ればチビ(身長170cm程度)の日本人がもっと重い重量で挙上しているのを見て何を思うのでしょうか。

ただし高身長(手・脚が長い)というのは筋トレによる筋肉肥大にはちょっと不利なことは事実なのです。それは力学的な話になるので省略しますが、ボディビルダーに小柄な人が多いのにはそれなりの理由があるのです。歴代の日本のボディビルダーチャンピオンはほとんど身長170cm未満です。

金髪のクシャミ男

筋トレ後トレッドミルでクールダウンしていると大きなクシャミが聞こえたのでその方向を見ると3台離れたところでウォーキングしている金髪の若い男性がいました。

この男性その後も何度も大きなクシャミをするのですが口を腕を曲げて抑えたり手で抑えたりしいないのです。もうそこら中「唾液が飛散」しています。

本人は全く意に介さないようで続けてウォーキングをしていました。この若い男性は飛沫感染の可能性もなぜトレッドミルの使用が一台置きに制限されているのか、なぜジムがこんなに閑散としているかも全く考えたことはないのでしょうね、きっと。

学生っぽくも見えるのですが、まさにおバカの見本です。

カッコばかりの金髪の男性

私がパワーラックで筋トレをしていると隣のパワーラックにこれも金髪の若い男性が来ました。筋トレをする前にしきりに壁一面に貼り付けてある大きな鏡に向かって自分の体の見ながらポーズを取っています。

結構長く筋トレをしている人かもしれないとその時は思いました。私も鏡を見て筋肉のつき具合をチェックする時がありますから。

ところがいざベンチプレスをするとなんと30kgのバーベルをあげるのがやっと。バーベルスクワットも確か30kg程度がギリギリ。

日本の成人男性の筋トレ初心者は大体バーベルスクワット、ベンチプレスともに40kg程度からスタートするのですからそれ以下というわけです。

身長は私(174cm)と同じ程度ですが上半身は私より幅も厚みもあったのでてっきり筋トレをやっている人だと思っていたのです。

これも見かけ倒しだったようで鏡でポーズを取っていたのは何の意味があったのでしょうか。さっぱりわかりません。

しかもこの男性、先のトレッドミルで大きなクシャミをしていた金髪男性の1台置いた隣でクシャミの最中も平然とウォーィングしていました。(現在トレッドミルはコロナウイルス対策の一環で1台置きの使用となっています。)

賃貸不動産屋によくいそうな感じです。ご冥福をお祈り致します。

渋谷店で見かけた見かけ倒しの外国人

たまに週末もしくは祝日に行く系列ジムの渋谷店ではこれまた高身長の見かけ倒しな外国人を見かけました。

身長190cm弱、体重90kg程度のいかにもガッシリした40歳前後(もっと若いかも)の外国人男性がトレーナーの個人レッスンを英語で受けていました。

私が目にしたのは20kg程度のダンベル2個を持ってデッドリフト(体の後ろ側を鍛える筋トレ)をしていました。ハムストリング(太ももの後ろ側)が見事に発達しているのですがフ〜フ〜言いながらやっています。

日本人と欧米の外国人では太ももの筋肉の発達がもともと異なります。日本人は大腿四頭筋が発達しやすくハムストリングは発達しにくいのですが、外国人(白人)は大腿四頭筋よりハムストリングや臀筋が発達しやすいのです。

このハムストリングが発達したあのガタイで20kgx2個のデッドリフトでフ〜フ〜いうようではお話になりません。100kg超のバーベルでデッドリフトを軽くこなせるはずです。

さらに20kgのダンベル2個でベンチプレスをしていましたが、これも両手をブルブル震わせてやっていました。バーベル100kg超のベンチプレスが可能なはずです。

本当に不思議ですね、あんなガタイをしているのになぜ私より非力なのが。外国人にありがちな肥満体形ではなく体脂肪もついているようには見えません。

先の外国人やこの外国人から見れば私の体形など「マッチ棒」のようなものです。

それではどうしてガタイのいい外国人が筋トレで低重量しか挙上出来ないのでしょうか。

筋トレは脳と神経を動かす

筋肉(随意筋)は脳の命令で動きますが筋肉に「動け!」と伝達するためには脳と筋肉を結ぶ(運動)神経が必要です。

この神経は脳から出て端末に枝分かれし筋肉線維1本1本とつながっています。そして脳の命令があるとその端末からアセチルコリンという神経伝達物質が分泌され筋肉を動かします。

しかし筋トレをする前は筋肉を動かすことができる運動神経が少ないのです。筋トレをやるに従って筋肉を動員できる運動神経が増えてくるのです。

おそらく先述の外国人は筋肉を動かすための動員できる運動神経がまだ少ないと考えられます。

きっと多くの運動神経が動員されれば私などよりはるかに筋肉がつくのでしょうね。欧米系の外国人は日本より筋肉肥大する速筋の比率が多いですから。

いずれにしろ筋トレはシニアにとってもサルコペニア予防になるだけでなく脳トレにもなるのです。

ただし脳トレには上半身ではなく下半身の筋トレが有効という説もあります。

やっぱりシニアは下半身を鍛えましょう。

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