映画

スタジオジブリの1993年制作「海がきこえる」を観てきて

アイキャッチ画像:映画.com.

東京は毎日猛暑。北海道でも40度になるくらいですからもうどれだけ日本列島が異常かということ。

そのせいか食欲不振で朝食も少なめ。タンパク質不足で普段ジムでしか飲まないプロテインを食後飲むはめに。

最近色々あって気分転換にでもと思って映画を観てきました。

「海がきこえる」です。

映画館はアップリング吉祥寺。券売機は新札、新五百円玉が使用できないので要注意。

「海がきこえる」のザクッとしたあらすじ

場所は高知県と東京。

高知県の高校2年生の杜崎拓は、親友の松野から東京から同学年の女子の転校生が来ることを知らされる。美人でスポーツ万能で勉強もできる武藤里伽子は周囲に馴染もうとせず孤立していくが松野は彼女に惹かれていく。そして高校3年のときにハワイに修学旅行へ行くことになるがそこで起こった出来事で杜崎は武藤の複雑な家庭環境を知ることになり自然と2人は親しくなったように見えたが….

1993年にこの映画はスタジオジブリの若手スタッフが中心となって制作されました。

バブル崩壊直後の映画ですね。

作家氷室冴子の作品の小説を映画化したものです。

鑑賞後の感想

東京の大学生になった杜崎の住まいは吉祥寺。映像でも当時のJR吉祥寺駅とその周辺がよく描かれています。当時の私は会社員で吉祥寺近くの沿線に住んでおり毎日吉祥寺駅を利用していました。懐かしいですね。中央線もオレンジ色一色。

私は高校生が主人公の映画と知って過去を懐かしむだけの時間は「過去を振りかって生きたくない。残りの限られた人生は今を生きたい。」と心がけているのでどうしようかなぁと思っていたのですがスタジオジブリだから一味違う青春映画だろうと思い観ました。

観た感想は話の内容には特に目立ったことはなく結構淡々と進んで行き、同級生たちがが大学生になり同窓会のシーンは自分のこんなことがあったなとか当時付き合っていた彼女のことを思い出してしまいました。

やっぱり自分の過去を振り返ってしまいましたがさっぱりとして(私には)ちょっぴり切ない映画です。

ラストのシーンは新海誠監督の「君の名は。」を思い出しました。先駆けですかね。

また杜崎拓や友人の松野は見た目と異なり立ち振る舞いに意外と男らしさがあり好感が持てました。

終わりに

東京の舞台が吉祥寺駅でその映画を吉祥寺の映画館で観るとは思ってもみませんでした。本当は新宿ピカデリーで観るつもりがすでに上映終了していたので止むを得ず吉祥寺で観たのです。

あまり心に残る印象のない映画ですが何か切なさが残ったのは自分の失われた時を感じたからでしょうか。

現役高校生や大学生が観るとまた違った印象を持つでしょう。

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