老化現象などはかなり以前から感じていますが、月日が経つと日常生活においてそれが当たり前になって老化現象とは認識しなくなってしまいます。
しかし、最近になって次々に起こる残念な出来事に「ああ、もう年取ったんだなぁ。」という感情が改めて起こりました。
下記の出来事はその列記です。
目次
頭脳編
記憶障害
風呂場の換気扇は自動タイマーで最大90分稼働してストップするのですがかなり前に自動が壊れて今は手動でスイッチのオン・オフをしています。
私は寝る前に風呂に入るので入浴後軽いストレッチとマッサージガンでのマッサージを終えてPCに向かって日記を書くのが習慣です。そして寝る時に風呂場の換気扇のスイッチをオフにするのですが、その換気扇のスイッチをオフにしたかどうか忘れて必ず確認しに行くのです。行くとほとんどきちんとスイッチがオフになっているのです。自分でスイッチをオフにしているのにも関わらずその行為を忘れて再度確認に行っているわけです。
これほぼ毎晩ですから。心配性だからというわけではなく実際にオフにしたことを忘れているのです。ほんの1分前のことなのに。もうガックリしますね。健忘症とか。一種の記憶障害でしょうかね。
記憶力の低下
記憶障害といえば、私は毎晩英語の勉強をしています。特に資格を取ろうとか何かに役立てようとか考えているのではなく、単に好きなんでしょうね。現役時代仕事柄英語を使う機会が比較的多かったということもありせっかく勉強してきたんだからここで辞めるのは勿体無いという気持ちもありました。
英語の勉強というのは以前から行っていましたNHKのラジオ講座「やさしいビジネス英語」(以前)、「現代ビジネス英語」(現在)です。
このラジオ講座をソニーのウォークマンにダウンロードして毎日ディテーションをしています。ディクテーションとはテキストを見ずにスピーキング内容を筆記することです。そのあと単語を覚えるためレポート用紙に単語を書き込んで行きます。もう昔の受験勉強を思い出します。
そして最後は音読です。20〜30分は音読しています。これが終わるとお風呂に入り、覚えたはずの単語をバスタブのなかで復唱するのです。
しかし、もう全然単語が思い浮かばなくなってきたのです。なんとか思い出そうにも出てくる単語は2つか3つ。大腿20個程度は単語および熟語があるのですが。
もうがっかりです。何やっているんだろうと思う自分がいます。そのうち自分の名前も言えなくなるのではないかと心配になってきました。
精神障害
一人暮らしのせいか最近独り言を言うことが多くなりました。独り言の内容は思い出せないのですが多くは風呂の中か英語の音読中に言っています。もう1人の自分を作り出して自分の考えを声に出して確認しているのか。
あるいは誰か特定の人物を想定してその人と会話しているのか。
また英語の勉強のつもりなのか適当な単語を並べ立てて英会話をしているときもあります。
(自分で言うのもなんですが)不気味ですね。一種の精神障害か。
肉体編
右股関節唇損傷
今月になって右股関節が痛み整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらった結果大腿骨インピンジメント症候群の疑いありとなりさらにMRIをとると股関節唇損傷となりました。これはもともと右股関節が硬いという認識は10年ほど前からありましたが筋トレと登山で悪化したのでしょう。特に筋トレでは可動域を意識していましたから無理に股関節を屈曲させる結果になった可能性があります。
4年前は右膝の半月板損傷で変形性膝関節症になり今度は変形性股関節症の予備軍ともいうべき股関節唇損傷です。もともと強い肉体はないので過度の負荷と加齢によるものが大きいのです。
もう年だから無理してはいけませんというサインなのかもしれません。それでもまた登山をしたい!
腰をかがめることができない
数年前から床に落ちたものを拾うとする場合、膝を曲げる(かがめる)と骨盤周囲が痛くてかがめなくなったのです。
私はこれを筋トレのやり過ぎで股関節周囲の筋肉が硬くなっているのだと思っていました。いまでもそう思っています。なぜなら今現在右股関節(右尻)が痛くなってきて以来脚トレは最小限しかやっていませんでしたし登山ももう4ヶ月行っていません。
つまり下半身の筋力、筋肉ともかなり落ちているはずですからそのせいでしょうか、以前より腰がかがめるようになってきたのです。これは不幸中の幸いというべきか。もっともまだ十分にはかがめないのですが。
歩くスピードが落ちてきた
歩くスピードが落ちてきました。以前の私はせっかちだったせいか人よりも早く歩くほうだったのですが今現在は若い人にも追い越されるようになり、さらには一部の高齢者にも追い越される時があります。歩幅が狭くなてきたのでしょう。
私はそれを筋トレのやりすぎで下半身の筋肉が硬くなっているせいだと思っていました。例えば腸腰筋、大腿直筋などです。
しかし右股関節唇損傷になって整形外科の理学療法士(PT)にチェックしてもらったところ、小臀筋、腸腰筋、筋膜張筋が硬いと言われ小臀筋というインナーマッスルまで硬いのかと知らされました。特にこの小臀筋が硬いせいで股関節に不具合を起こしていると知り驚愕しました。
筋トレのせいか老化のせいか多くのインナー・アウターの筋肉が硬くなっているそうです。過緊張らしい。
視力が弱くなってきた
以前左目奥が痛く眼科医に行きましたがそのとき眼精疲労という診断でしたが同時に白内障になっていると言われ驚きました。
白内障はものが二重に見えたりぼやけて見えたりするのですが私はその自覚症状はありません。
おそらく加齢によりものでしょう。直射日光は目に良くないので少し登山の影響もあるでしょう。
そして最近、視力が少し弱くなってPCメガネが必要なかと思い始めました。読書したりPCを見るときは中近のメガネを外し裸眼で見ているのですがPCの場合文字が小さく見づらくなってきました。いつの間にか自然と顔をPCに近づけているので姿勢が悪くなってきます。そろそろPC用メガネが必要かなと考えている次第です。
咳喘息が出るようになった
寒暖差アレルギーにより咳喘息を発症したのが去年の晩秋。
今年はこの7月になって喫茶店のクーラーに長時間当たってくしゃみ、鼻水が出て止まらずいつもの内科に行って検査してもらいと気管支が弱くなっているということで咳喘息用の薬をたくさん処方してもらいました。その中にステロイド吸入がありまだ残っているので毎晩吸入しています。
この咳喘息は一過性のもので慢性的にはならないはずなのですが私の場合遺伝性(姉が小児喘息で死にそうになったことがあり、今現在も喘息で病院通いしている)なのか年をとってから発症するようになったのです。
小便の出が悪くなった
これは60歳前後から出てきた症状ですが一時は朝起きて小便がしたいのにポタポタとしか出ない日が2、3日あり前立腺肥大だなこれは、とショックでしたがその後また出るようになりましが出が悪いまま現在に至っています。
寒がりになってきた
昔から少し末端冷え性気味なところがあったのですが最近になって夏なのに寝る時もタオルケット1枚でも暑い感じがするのですが足の指先は冷たいのでタオルケットをかけて寝ています。
靴下もくるぶしの下までしかないローソックスは若い頃は履いていましたが今は電車内や喫茶店のクーラーで寒くなって履けません。
さらにいつも喫茶店では入店後薄手の防風ジャケットを着込むようにしています。そうしないと冷房風邪になってしますからです。
定期的にジムに行って汗をかいているのにも関わらず冷え性とは情けないですね。痩せ型の体質なのでしょうか。
終わりに
いろいろあります。まだまだありそうですが記憶力の低下のせいが思い出せません。
股関節唇損傷の時は軽い鬱になったような気がしましたが、ネットで股間節損傷治療の整形外科医のひとが変形性股関節症や股関節唇損傷すると鬱病になっていくと言っていましたが、あながち誇張ではなさそうです。もう歩けなくなるのではないか、と言う思いもさることながらもう好きなスポーツ、スキー、テニス、ゴルフ、登山などができなくなるのではという不安がそうさせるのでしょう。
私の場合も登山と筋トレをライフワークにしているのでこれができないと死んだ方がマシだと考えてしまうのです。
そのため一時食欲不振になって体重も減少しました。
加齢により今までできたことが少しずつ出来なくなることは当たり前のこととは言え、実際にそれが自分に降りかかると慌てふためくのです。
心の準備が出来ているようで出来ていないのです。
慣れるしかないのかもしれませんね。
あるいはその前にサッサと死ぬのもいいかも。
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