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アップリング吉祥寺で、封切りまもない映画「シンシン SING SING」を観てきました。
新宿でも1館上映されているのですが私のあまり好きではない映画館だったのでこちらにしました。
「シンシン SING SING」の超ザックリしたあらすじ
舞台はニューヨークのシンシン刑務所。厳重なセキュリティーを施されたこの刑務所で収監者更生プログラムの一環に舞台演劇があり、そこで繰り広げられる無罪を主張する男ディヴァイアンG(コールマン・ドミンゴ)とそのほかの収監者たちとの交流・友情を描いた実話の映画化。
舞台演劇で演出と役者をやっていたディヴァイアンGは刑務所内でも悪党であったディヴィアン・アイ(クラレンス・マクリン)が演劇で役者に欠員がでたのでなぜかそれに応募し採用されるもなかなか他の役者(収監者)たちに解け込めないでいた。
自分の無罪主張の手紙を送り続けていたディヴィアンGは彼を説得しさらに仮釈放の援助までしてくれることに。そうするうちに打ち解けてきた2人だったがディヴィアンGは自らの釈放のための面接が不守備に終わり一気に気力を失い舞台稽古も放棄する。
それを見かねたディヴィアン・アイは今度はGを説得することに…
鑑賞後の感想
無罪を主張する男を演じたコールマン・ドミンゴはこの映画で英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞にノミネートされました。どこかで見たことのある顔なのですが思い出せない。もしかして単に似た人物かも。
またこの映画の主要キャストの85%以上がシンシン刑務所の元・収監者と言う話ですが道理で凶暴そうな顔立ちが目立ちました。
おそらく刑務所内一の悪党を演じていたクラレイン・マクリンは実際の収監者だったのではとちょっと調べてみるとやはり彼本人は元収監者で今回の舞台演劇で活躍していた人物でした。
私がなぜそう思ったかと言うと凶暴な顔つきもさることながら歯並びが悪かったからです。もう完全なすきっ歯でした。アメリカの俳優であんなすきっ歯はいませんから。
最後のシーンを見てあの名作「ショーシャンクの空に」をチラッと思い出したのですが、同じ刑務所物語でも内容は全く異なります。
なぜ思い出したのだろう。あの開放感が伝わってきたのかな。

もう一つこの映画を観て思い出したのが「シアター・キャンプ」。
なんだか素人っぽいところが似ていたのかな。
終わりに
このアップリング吉祥寺は吉祥寺駅からも近く小さなスタジオが複数あるミニシアターで大型映画館ではやらないような映画を上映するので私の好きな映画館の一つですが、唯一の問題点は自動券売機が現金のみ。しかも新紙幣は使えないのです。その場合は受付でチケットを買うしかありません。
封切り間もないのですが客の入りは6割程度。
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