先日ワンハンドーで痛めた左の大臀筋から腰椎にかけては未だ修復を見ず。
今日の筋トレでもストレッチのときは左ではなく右股関節外側がまた痛くなって腰を屈めるのにも苦労しました。
右股関節はすでに修復したはずなのにどうしてまた同じ部位を痛めだのだろう。
さて今日はジムの倒産についてです。最近スポーツジムの倒産が増えているそうですが、これだけ乱立すれば当然と言えば当然です。
乱立するジムの倒産は必然
最近ジムの倒産が増えているらしい。以前コロナ禍のときの影響は未だ大きいのでしょうか。
あの時は東京都は丸々1ヶ月ジムの営業停止がありました。営業再開後も退会が後を立たないと私が通うジムのスタッフから聞いたことがあります。
そのせいか、ジムの経営が苦しくなって2年連続会費が値上げしています。また退会から平日だけの会員、週末だけの会員と限定会員まで会費の出費を抑えるような会員が増加しました。
しかし根本的にはジムの乱立と会員のジムの利用の仕方の多様化、ジム運営側の経営方針のあいまいさが原因ではないでしょうか。
会員のジムの利用の多様化
ジムに来る人は色々なジムの利用の仕方があります。
・筋トレをやりに来る
・スタジオでのエクササイズ(ヨガ、ボクササイズ、ダンスなど)をやりにく来る
・トレッドミルやバイク(自転車)など有酸素運動をやりに来る
・風呂、サウナに入りに来る
・プールで泳いだり歩いたりしに来る
以上の理由のいずれかに該当するはずです。
風呂やサウナに入りに来る人も多くいるそうで、これは前日自宅で風呂に入れなかった人や自宅に風呂のない人だったりします。銭湯の料金は今は多分500円越えでしょう。
それに比べてジムの会員になれば午前から午後遅くまで毎日風呂に入れますから、風呂の有る無しに関わらず仕事先近くにジムがあればかなり便利になります。営業時間が早朝からのジムでは風呂に入ってパウダールームで歯を磨いて髭を剃ってドライヤーで整髪して会社へ行けます。
また夕方会社帰りにジムの風呂に入ってさっぱりして帰宅したり飲み会に行ったりすることも可能です。
こういう使い方をする人たちは結構いるのです。
時間に余裕のある年金生活者はジムの空いているときにゆっくり風呂に入ることが可能です。おまけにリクライニングマシンがあるので20、30分体をほぐしてくれます。
もう至れり尽せりです。
ジムの問題点
スポーツジムにはいろいろな設備が備わっていジムと設備が備わっていないジムがあります。例えば、
・風呂、サウナがないジム
・シャワーがないジム
・プールがないジム
・スタッフが少ない、いないジム
・マシンが少ないジム
・フリーウエイトでパワーラックやダンベルが少ないジム
・会員が長続きせず退会してしまうジム
私が通う常用ジムではマシンが少ないジムとなります。また退会も多いようですが新規入会も多いのです。
これらはジムの問題点となり得ますが設備が整っているジムは会費が高くなる傾向があり、逆に設備が不十分なジムはその分会費が安価になります。
従ってどちらを選択するかは会員の都合次第です。
ジム会費を安価に済ませたいのであれば自宅近くのジムを選択しトレーニング後は自宅に帰って風呂やシャワーを浴びればいいですし、プールで泳ぎたいだけであれば市民・区民プールで泳げばより安価になります。
ただスタッフが少ない、いないジムは何かと不便で会員同士のトラブルへの対応も不十分になります。こういうジムは24時間ジムです。
またパーソナルジムは基本予約制でシャワールーム、パウダールームの設備は付いているはずです。
さらにジムの会員の退会率の高いジムは何らかの問題を抱えています。
退会する会員が多いジム
退会する会員が多いジムは会員が長続きしないということになります。その理由はいろいろありますが大きく言って2つあります。
・ジム運営者がジムの区別化をしていない
・ジムの客層(会員)が悪い
ジム運営者がジムの区別化をしていない
まずジムの運営者がこのジムはどんな人たちに利用してもらいたいのか、そのためには何をする必要があるのかを明確化する必要があります。
しかし多くのジムはそれを明確化し区別化していません。その結果、
・経営が悪化すると経費削減しスタッフ数を減らしサービスが悪化していく
・毎年一方的に会費を値上げする
・スタジオのレッスンの種類を一方的に中止したり変更したりする(会員の要望を無視する。)
・スタッフの態度が悪い(経費削減で賃金を低くすればそれなりのスタッフしか集まりません。)
筋トレ中心か。スタジオレッスン重視か。プールやサウナは本当に必要か。より良い客層、スタッフを集めるためには何が必要か。しっかり検討する必要があります。
ジムの客層が悪い
ジム運営者のジム運営理念がないと会員の質も悪化する場合があります。
・見た目のガラの悪い会員
ジムの客層が悪い場合も会員は退会していきます。これは立地も関係しています。例えば新宿の歌舞伎町内にあったジムは今通っているジムよりも客層が明らかに悪かったです。
歌舞伎町、新宿2丁目にお勤めの方々や攻撃的な高齢者などが結構いました。さすがに背中にプリントしていた人たちは見かけませんでしたが。
筋トレコーナーではもう常連のキン肉マンが周囲に圧をかけながら筋トレしているので思うように筋トレできずよそのジムへ移っていく。これは結構あるあるですが本人は圧をかけているつもりはない場合もあり難しいところです。
しかし私が通うジムでは時間帯にもよりますがほとんどそういう人はいませんでした。ただ主みたいな人はいましたが高齢になったせいか来なくなりましたが。
・ダンベルをどんどん落とす会員
オン・ザ・ニーでダンベルを下ろさずドンとダンベルを手放して床に落とす会員は嫌われ者です。これって周囲の人を威圧している行為だと気がついていないようですがジムのスタッフも注意をしないのも問題。
・パワーラックの利用時間を守らない会員
パワーラックを使用するには予約ボードに開始時間と終了時間の明記が必要で最大30分まで利用できます。またそのパワーラックが現在使用中で使用したければそのボードから予約表を取っておくと次の利用の権利が与えられます。
しかし30分も経たないうち、例えば20分経過するとまたその予約ボードに終了時間をずらして書き込む常連客がいます。(30分後予約が入っていない場合は新たに延長は可能です。ただし30分後の変更です。)
今日も見かけのですが毎回それで1つのパワーラックを独占して2時間はベンチプレスだけをやっているではないでしょうか。
スタッフが気づいているのか知らないふりをしているのかわかりません。スタッフはいつものように徘徊するだけです。
・物を盗む会員
ロッカー室で何か盗む会員がいるようです。ジム側でも張り紙で注意を喚起しています。
ゴールドジムではシャワーを浴びている最中に使用したパンツを盗む気色悪い男が結構いるそうです。これもジムのあるあるです。使用済みのパンツを盗んでなにするの?
・風呂しか入らない会員が多くなってトレ後入浴しに来る会員が浴槽に浸かれない
私が通うジムの風呂場の浴槽は狭く4人入るといっぱいになるでの私は100%シャワーを浴びています。それでもシャワー室はいつもガラガラでおそらく風呂場がいっぱいになっているのでしょう。
広い風呂場だったらまだしも狭い浴槽でぎゅうぎゅうになって入ると逆にストレスが溜まりそうです。
こう言った問題が多発すると別のジムへ移る会員が多くなるのです。
終わりに
今時の歯医者はコンビニの数より多いのですがスポーツジムもかなり増えもはや乱立と言って良いのではないでしょうか。著名なフィジーカーのジムも最近経営の悪化を公表しました。
まだまだジムは乱立しそうですが目的によりかなり区別化されるのではないでしょうか。
ジムの最大の客層は中高年、その中でも高齢者(年金生活者)が一番でしょう。今後も高齢化が続くのでこの傾向は変わらないはずです。
中高年がジムに通って運動するのは非常に良いことなのですが何のためにジムへ通うのかをしっかり見極めて通わないとお金の無駄使いになります。
ジムにはお腹が出ている中高年が多いのですが、お腹を引っ込めたいのであればかなりきつい有酸素運動と夕食に米・麺・パン等の糖質の摂取をしなければ確実にお腹の内臓脂肪は激減します。
このように「ウエストを減らす」という目標を立てるとそれに合わせて何をすれば良いのかが明確になります。
内臓脂肪を減らす場合は筋トレ→有酸素運動がベストです。筋トレ後トレッドミルで傾斜ウォーキングをハァハァ、ゼイゼイ言いながら50〜60分間週3回やってください。1ヶ月後には明らかにウエストが減っています。
皮下脂肪はつきにくく落ちにくいのですが内臓脂肪はつきやすく落ちやすいのです。まず内蔵脂肪を減らすと腹筋が割れて見えてきます。
何事も簡単には達成できません。
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