だんだん寒くなり、賭け布団はもうタオルケット3枚では足りないかもしれません。電車内でも咳をする人マスクをする人が多くなりました。
ところで、私は本日で満61歳になりました。正直まだ61か、とかいう感じもします。会社を辞めてから大分経ったような感じがするのです。辞めた(リストラされた)のは確か、2016年2月末で59歳になる年でしたから、2年9ヶ月ほど経ったところですね。長かったような短かったような、なんとも言えない感じです。
あの当時は登山とジムとお金のことばかりしか考えていませんでしたので、現在とそんなに変化はなさそうですが、実際は、メンタルの面で少し違っています。当時は、もっと切羽詰まった感じがあったように思います。余生、残りの人生をどう過ごそうか、「したいことリスト100」を作って今よりもっといろいろと考えていましたが、登山やジムの筋トレに意識がいって変に考え込まなかったのが良かったと今では思っています。バックパックで海外放浪なども考えていました。もしそうしていたら今頃どうなっていたのでしょうか。わかりませんね。定年退職すると鬱(うつ)になったり体調を崩す人が結構いるようです。
また、当時よりいろいろな面で志向が変わりました。
・登山
テント泊→日帰り登山。標準コースタイムからどれだけ時短できるかに変化。ゆっくり歩くよりサクサクと歩いて、時には走りたいという気持ちがあります。テント装備のザックを背負っては限度があるのです。それに、イメージしていたテント泊と実際のテント泊のギャップが大きかったです。もっとも今後どうなるかはわかりませんが。
・ジム
下半身中心→下半身のみならず全身のスリム化及び筋肉肥大を狙う。サラリーマン時代よりかなり体力、筋力がつきました。というより現役時代の体力がなさすぎた。まだまだ進化していくでしょう。現役サラリーマンの方は自分が思っているよりもかなり体力が低下しているはずです。ただそれになかなか気がつかないだけですね。
・ブログ
他社の運営するブログメンバーとなる→wordpressを使って個人でブログ立ち上ける。全くの素人なので結構大変でした。でもより自由にいろいろなことができて苦労した甲斐がありました。グーグルアドセンス登録。
・収入
失業保険(14か月)→ゼロ(無職)→クラウドソーシングでライターの仕事を得るも超低報酬に悩む。ネットビジネスで収入を図っていますが、未だ模索中。お金はあったほうがいいのです。(←実感!)
・健康保険
会社の保険→かんぽ(2年間)→国民保険。
・生命保険
新年金(養老年金)支払い→今年3月末で完了。この年金に含まれていた入院特約も10月で解約。これで全ての生命保険を解約。
・外での飲酒
数回→ゼロ。退職後2、3回知り合いと飲んだ記憶がありますが、それ以降ゼロです。家飲み専門。
・断捨離
もの(服、コート、カバン、靴、本など)→もの、人。年賀状もやめました。人付き合いもなくなりました。いいのか悪いのかわかりませんが、余計な神経を使わなくなったという意味ではいいのでしょう。付き合いによる出費もなくなりました。
・預金
まだ少しあると思ってた→かなり減りました。心配の種です。今年から個人年金(15年間)出るも焼け石に水って感じ。心臓に悪いです。しかし、だんだん金のない生活にも慣れてきました。(←貧乏慣れか!)
・住まい
中古マンションの購入検討→賃貸でいいんじゃない、という方向へ変わってきました。中古マンションの購入に揺れ動くことがありましたが、今現在は、揺れ動くというより先立つものが全然ないという現実と独り者が買ってどうするの、という気持ちがあります。お金が必要であれば売ればいいという考えもありますが、管理費、修繕費、固定資産税などを考慮すると、今更買っても損するような気がしてなりません。特に東京は中古とはいえとても買えるような金額ではありません。私が住んでいる都下の市では、築30年50m2(2K or 1LDK or 無理やり2LDK)、駅まで15分では3500〜4000万です。異常ですよね。こんな金額。築30年ですよ!おそらく心の安定だけが持ち家の得点だと思います。現在は金銭的には実質持ち家の方が損でしょう。40代の頃中古マンションを購入しようといろいろな物件を見ましたが、結局買わなくてよかったと今では思っています。私はお金儲けが下手なので投資用マンションなどをうまく選択して転売するいう芸当ができないと思うからです。もし家を買っていたら今頃はまだローンが残り、預金もほとんど無い状態だったでしょうね。もっとお金がなくなれば、古い公団、団地などに引っ越すかもしれません。それでいいのでは今思っています。自分は何をしたいのかを考えれば住まいは2の次になります。
何れにしてもあと何年生きるのかは誰も知らないわけで、「今日が一番若い日」なんて本もありましたが、やりたい事があれば、体が動けるうちにやった方がいいでしょう。
体が動けなくなったらおしまい、と私は自分に言い聞かせています。
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