週刊誌にシニア男性の「終わった感」とシニア女性の「これから感」という記事を見ました。私は、ジム、ネットビジネスで頭がいっぱいで、最近はあまり外の方向に目がいっていなかったのですが、これは面白い「ネーミング」だと思いました。
ともに50代から60代を指しており、特に50代が中心のようです。
「終わった感」と「これから感」
シニア男性の「終わった感」というのは、もうすぐ定年で先が見えてしまったり、すでに定年で組織を離れて疎外感、孤立感などを感じる男性を指しているようです。一方、シニア女性の「これから感」は、子育てが終わり、夫の勤め人としての世話も落ち着き、ようやく自分の時間が作れ、昔したくてもできなかったことができるという開放感からこれから自分の生活を楽しもう、という感情の現れを指します。
国内の旅行でも外人が目立つよですが、実際はシニアの女性が一番多いようで、それもシニアの女性同士が多いようです。女性は本当旅行が好きですね。利害・目的意識の強かった会社員時代の私は、プライベートの旅行など行って何か得るものがあるのだろうか、お金と時間の無駄ではないか、何て思っていました。つまり、損得勘定が先に立っていて人生の楽しみ方なんて全く知らなかったのです。登山をするようになって何度かテント泊もしましたが、そのために登山ルート、交通手段などを計画し、これが結構楽しかったのです。遅まきながら、行く前の旅行計画から旅行は始まっているのだと気がついた次第です。
納得の話ですね。だからジムでも定年になった男性より、シニアの女性の方が圧倒的に元気です。本当に圧倒的ですよ。ジムに来るシニア女性はこのまま死なないんではないかというくらい「元気」です。それによくしゃべっています。それに比べてシニア男性は元気がないというのか、ショボい、というのか。情けないですね、同性から見ても。(←自分もそう見られているかも)
そして、これからはこれらシニア女性の消費が経済に活気を与えるのではないかと期待されると言われています。
男と女の平均寿命の違いは、社会の中で男性がより競争力が必要でそのストレスから短命になるという説があります。さらに、女性は出産するのでもともと生命力が男性より必要だったという説もあるようです。
何れにしても、50代以降の男性、女性を生活を見れば、会社人間だった人ほど、組織を離れると精神的にダメになる傾向があるようです。寿命が尽きたのでしょうか。定年退職後1,2年は体調不良に陥り鬱(うつ)になる人がいるようです。
もうシニア男性は燃えかす状態で、あとは家畜糞尿などを燃料としたバイオマス燃料になるくらいしか役に立たないのではないでしょうか。(←言い過ぎか!)
料理、洗濯、掃除、ゴミ出しなどができない、しないシニア男性はもう用なしです。それでなくとも、臭い、汚い、ダサいシニア男性はますます社会の隅に追いやられるでしょう。
何でも自分でやること(やれること)が楽しいと思えればいいのですが。
どういう残りの人生を過ごすのかは考え方次第でしょうね。(←金銭的な不安を抱える私はなかなかこう言った考えが出来ないので自戒を込めて言っています。)
ふと、いつまで生きるんだろうとか、まだ生きるつもりかとか、いったいいつまで生きられるのだろうなんて刹那的に考える時があります。動けなくなったらおしまいなのです、私の場合。
どうも子供の頃からの性格のようなで、未だ人生の楽しみ方を知らないようです。情けないですね!
合掌!
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