画像出典元:映画.com
本日は、新宿ピカデリーで「アリータ バトル・エンジェル」を観てきました。
原作は木城ゆきのSF漫画「銃夢」(ガンム)。それをハリウッド映画で実写化。
脚本は、「ターミネーター」「タイタニック」「アバター」のジェームズ・キャメロンで長らくこの漫画の実写をしたかったそうです。
監督は、「デスペラード」「シン・シティ」のロバート・ロドリゲス。この2作は私も好きで観ました。特にデスペラードは主演アントニオ・バンデラスの拳銃捌きとギター演奏が今でも印象に残っています。衝撃的で、なんだか黒澤明監督の侍映画を見ているような気もしました。
主役の女優は、興味ないので知らず。というのも、主役のアリータはサイボーグで顔もCG処理されているので生身の女優の顔が見えません。後で調べてみましたが、私が知らない人でしたが、映画に何本も出演しているので映画ファンだったら知っているでしょうね。
私はこの「銃夢」という漫画の存在は知っていましたが、読んだことはありません。従って本映画が原作に忠実なのかはわかりませんが、おそらく異なっているのではないかと思います。日本人の漫画家がアリータの顔をああいう風には描かないでしょうね。
世界の映画関係者の中には、本当に日本のアニメファンというか、オタクが多いようです。
私は、この映画を見た後にこのブログを書くために上記の情報を知りました。なんとなく「惹かれて」観ただけでしたが、やっぱり、なんか「デスペラード」「シン・シティ」に共通するような廃退的なダークさとスリリングさです。時間はあっという間に立ってしまいました。
内容はそんなに新鮮な感じはせず、それほどハートフルな感じでもなく、B級作品ですが、スピード感がすごくあります。クールだね、って感じ。
今日来ていた観客も意外に年配の人が来ていました。私の右隣も70歳前後の男性が一人で観に来ていました。おそらく「銃夢」なんて知っているわけではなく、脚本家か監督に惹かれて観に来たのではないでしょうか。SF、アニメ、アクション好きなシニアなら十分楽しめる作品です。
また、私の左隣は30歳前後の女性とその母親でした。こちらは娘さんが銃夢のファンだったかもしれません。新宿ピカデリーで一番大きな会場の観客は9割入り。
最後は続編がありそうな映像でしたので、パート2がありそうですが、私は観るかどうかはわかりません。なんとなく自分の頭に長く印象に残るだろうな、という予感はありません。
それにしても、主演のアリータの戦士としての動きがどこか私の好きな狼族と吸血鬼族の何百年にも渡る戦いを描いた「アンダーワールド」のヴァンパイア女戦士セリーンに似ている感じがしました。この主演したケイト・ベッキンセールという女優もアリータと同じくスリムで黒髪(役柄上)でアクションが似ているのです。この映画はシリーズが5作?程出ているはずです。やっぱりあまり期待しないで観て意外に面白いと印象に残るものですね。
まあ、週末山へ行かないとこういう映画を見てしまうのです。(←決して悪い意味ではありません。)
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