社会

定年後を考える。日本が高齢化率世界一ってどうなの

3連休は、山には中途半端な天候で行かなくて良かったです。昨日は三軒茶屋のジムで汗を流してきましたが、もうたくさん人が来ていました。ここは大きめのジムなのですが、フリーウエイトコーナーは狭くやりづらい感はあります。

70歳以上が2割以上

ところで、普段夕刊紙しか読まないのですが、夕刊のない日は朝刊を読みます。朝日新聞の一面に「70歳以上2割越す」なんて見出しが出ていました。40代までの人には全く関心ないと思いますが、50代以降にとっては関心ごとでしょう。

65歳以上が3割(28.1%)

高齢者の人口当たりに占める割合である高齢化率は、日本がまた世界一となりました。高齢者とは65歳以上を言いますが、日本は全人口の28.1%を示し、ついでイタリア(23.3%)、ポルトガル(21.9%)、ドイツ(21.7%)、フィンランド(21.6%)となっています。人口にして、3557万人が65歳以上なわけです。私が65歳になる4年後には間違いなく30%を越しているでしょう。

長生きがいいとは思わない

おそらく昔の高齢者(定年が55歳が標準だった時代の人)と今時の高齢者(定年が60-65歳の人)では、若さが違うように思います。今時の高齢者のほうが若いでしょうね。それがいいのか悪いのか別としてです。私は、長生きがいいとは全く思わないので。長生きしても寝たきりだったり、長期入院で体中チューブを繋がれ、薬漬けなんてまっぴらです。そうなったら私は体力があるうちに自死します。

高齢者の仕事率も高い

また、先進国の中で高齢者の就業率も高いそうです。働くのが好きという高齢者もいるようなのでそういう人を除外して言いますと、なんで高齢者になって働かなくてはいけないのか。やりたいことをしろよ、と言いたいところですが、経済的にそうは言っていられない人も日本にはたくさんいるでしょうね。私もその口。早くお金を稼ぐ方法を考え出さないとホームレスになってしまいそうです。これは40代から街中でホームレスを見るたびにいつ自分もああなるかわからない、と思っていました。普通のサラリーマンはそんなことは思わないのでしょう。自分は組織に向いていないと、ずっと思っていましたが、他に生活手段が見つからず組織の端にいたのです。日本の高齢者の就業率が高いことはいいことだとは思いません。アメリカもリーマンショック以降仕事時間が延び、高齢者の就業も多くなりました。

高齢者の仕事

高齢者の仕事は、決まっています。マンションの管理人、駐車場や駐輪場の管理人、ビルの清掃、警備員、工事現場などの交通整理などです。いわば、肉体労働です。60歳を過ぎるとコネや専門性の高い技術(バックグラウンド)がない限り就職は難しいのです。定年後同じ会社で今までの給料の0.6掛けで同じ仕事をする人もいますが、モチベーションはかなり落ちるようです。それより、65歳までに自分でお金を稼ぐ方法を構築する時間に充てるほうがもっと有意義だと思います。金欠の不安はありますが。

結局何をするのか

60歳を超えたら何をするのか明確な目標はありませんでしたが、筋トレと登山ははっきりと生活の中心に置こうと決めてました。あとは、どう生計を立てるのか、ついの住みかはどうするのかがまだ明確になっていないのでそれが不安でありイライラしています。お一人様なので健康には気を使います。誰も面倒を見てくれる人がいないわけですから。なので自分は動けなくなったらおしまいだな、と思っています。別に長生きしたいというわけでなく、病気になって入院したくないという思いで健康に気をつけているわけです。

何かやりたいことがあれば、周囲の目を気にせず、実行するに限ります。限られた時間なのですから。

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