左肩の痛みが起きてきてからすでに7ヶ月が経ちました。
もともとインクラインダンベルフライによる筋肉の慢性疲労が原因と考えています。
大胸筋上部を鍛えるために何年も同じ種目ばかりやり、さらに右利きなので左腕・肩はどうしても右側よりも筋力が落ちます。
これらのアンバランスさが左肩を痛める原因になったのでしょう。
そこでインクラインダンベルフライからインクラインダンベルプレスに変更して少しは痛みが軽減されたのですがまた痛み出してとうとうインクラインまで封印せざるを得ませんでした。
どの動作で左肩が痛くなるのか
インクラインダンベルフライでは両腕を広げて両肘を床のほうに下げた時が一番痛みます。インクラインダンベルプレスでも同様で可動域を最大にするためにダンベルを一番胸に近づけたとき肩が一番痛みます。
つまり「肩の水平伸展」のとき肩が痛むのです。
フォームの問題ならばなぜ右肩は痛くならないのか。あるいは単に右肩のローテーターカフの方が筋力が強かっただけなのか。
右肩も今では棘上筋あたりが少し痛みますが原因はまた左肩とは違うと思います。
棘上筋の痛みの多くは肩のインピンジメントです。
なかなか完治しない左肩の痛み。
とうとう痺れを切らし以前登山で右膝を損傷(変形性膝関節症)してその後遺症から膝裏の筋肉が拘縮したときに1回の施術でその拘縮が80%回復させた鍼灸院に行って行きました。
鍼灸院で針を打ってもらう
この鍼灸院は中国出身の方が小さな貸しビルの一室で一人でやっています。
当日予約の電話を入れ夕方に行ってきました。
先客の施術がまだ終わっていないらしく奥の方からときおり男性の声で「ウッ!」とか「ア〜〜ッ!」とか呻く声が聞こえます。「めまいがします。」なんて声まで聞こえ重症患者のような。
少しして鍼灸師が来るとまた前回同様受付の椅子に私を座らせ施術を始めます。
私がなぜ左肩が痛むようになったか、そしてローテーターカフの棘下筋と上腕三頭筋の腱ではないかという発言を元にその周辺を触り始めました。
そして右手首の小指側を指で押し始めて痛い部分を探るとそこに針を1本打ちました。
それから棘下筋と上腕三頭筋を強くつまみ始め(本人は筋膜リリースと言っていたました)痛いですかというのでちょうど肩甲骨の辺りをつまむと痛かったので「そこです」と答えると「棘下筋ですね」いう返事。
そこを中心に筋膜リリースをしてもらって終了。
非常に簡単な施術でした。
施術前と施術直後
この鍼灸師の会話でマッサージをしていますかと聞かれたので筋トレ後パワープレートやフォームローラーで振動を与えたり筋膜リリースをしていますと答えると「う〜ん」という返事。
何が「う〜ん」なのかわかりませんが、左肩が少し軽くなったのは確か。
筋膜リリースと称して皮膚、皮下脂肪、棘下筋を何度もつまむのが効果があったのか針を打ったから効果があったのかはわかりません。
施術前は腕を伸ばしたまま水平に後ろに引いたり脇を開けて肘を後ろに引くと肩が痛みました。
それが施術後は施術前より痛みが少し軽くなったことは確か。
あとは実際に筋トレ(ダンベルプレス)をしてみてまた判断することにしました。
上腕骨に付着する上腕三頭筋の腱のチェックはお預けです。
翌日の筋トレで左肩が妙に張る
鍼灸院へ行った翌日は肩を中心とした筋トレの日でした。
そのためインクラインダンベルプレスは行わずスタンディングワンハンドサイドレイズ(7kg→9kg→12kg)やインクラインリアレイズ(10kgx2) をしました。
そのせいなのかそれとも前日のマッサージのせいなのか左肩がいつもと違った張り感がありました。
痛いような痛くないような。いつもはこんな感じはないのですが。
75分間の筋トレが終わってトレッドミル50分。その後いつものようにパワープレートで全身の筋肉ほぐしをした後ストレッチを20分程。
このときも左肩に違和感。
すぐ思いついたのはマッサージによる「揉み返し」です。
マッサージの仕方が悪いと筋肉に損傷を与え筋肉痛が起こる場合があります。
揉み返しかなぁ、それとも今日初めてやった12kgのダンベルによるサイドレイズ のせいかなぁと判断がつきません。
今日一晩様子をみて翌朝判断することに。
終わりに
鍼灸師との会話でやはり筋肉の慢性疲労、それも筋肉よりも伸縮性の悪い腱に過負荷がかかり炎症を起こしているのかもしれないと強く思うよになりました。
20年くらい筋トレをやっている私より少し上のシニアは月1、2度マッサージに通うようになったと言っていました。
贅沢だなぁとそのときは思いましたがやはり年齢的に筋肉の疲労回復が遅くなってきているのでしょう。
超回復なんて私の年代には当てはまらないことなのでしょうね、きっと。
今まで以上に入念な体のメンテが必要になってきたことは間違いありません。
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