登山

7ヶ月振りの雲取山はブルースカイ in 2019/12/8

雲取山へ行ってきました。実に5月以来7ヶ月ぶりです。5月の雲取山登山はヒョウ・アラレとカミナリで散々な目に遭いましたが今日はちょっと寒かったですがずっとブルースカイ、快晴で100%登山日和でした。今日行かなくていつ行くんだという日でした。

ルート

奥多摩駅(8:30)→(9:05)鴨沢BS(9:15)→(11:10)七ツ石小屋(11:25)→七ツ石山→(12:52)雲取山(13:00)→七ツ石山→七ツ石小屋→(15:40)鴨沢BS(16:00)→奥多摩駅

移動距離

25km

コースタイム

HCT8h40m→6h25m(前回は6h07m)

消費カロリー

3142kcal

鴨沢BS〜七ツ石小屋

いっぱい登山者を詰め込んだ増便バスで鴨沢BSを降りたのは7,8人のみ。ほとんど途中下車で他山(御前山、三頭山、鷹ノ巣山など)を目指したようです。やはり寒くなり日が短くなると雲取山への登山者は少なくなります。

鴨沢BSの上にある丹波駐車場

鴨沢BSから私の足で10分程で丹波駐車場に到着。ほぼ満車でした。前日に駐車して雲取山山荘で一泊したか早朝に登山開始したかのどちらかでしょう。

途中で若いトレランの男性に道を譲ります。

また前泊して下山してくる登山者たちとすれ違いますが夏場より少ないです。なんと言っても夏場は山荘に泊まったシニアの団体が列をなして下山してくるのですが、それが冬場ではありません。

七ツ石小屋に行き着く細い石ころの多い登山道がなぜか一番の急所で息が乱れます。今回も乱れましたが前回よりサクサクかな。それでもハァハァでした。まだ鍛え方が足りない!

七ツ石小屋の奥から

七ツ石小屋の奥のベンチでは10名程がすでに休憩をしていました。ここからも富士山がはっきり見えます。女性管理人を見かけましたが、今日は元気そうでしたね。前回は目の周りが赤くなって病気ではないかと思いましたが。小屋の水場は凍結していました。

七ツ石小屋〜雲取山

七ツ石山山頂から雲取山(中央右上)を見る

七ツ石山には数名の登山者が食事をしていました。ここでも富士山がはっきり見えます。

気になっていた七ツ石山の雲取方面への下山ルートが凍結していないか心配だったのですが、全く問題ありませんでした。ここは急坂かつ日に当たらない場所なので凍結した場合かなり危険です。

七ツ石山方面を見るブナ坂(右手に富士山が見えます)

ブナ坂は霜柱が溶けてぬかるんだ状態な登山道ですが、端を歩けば何とかクリア。思った以上に問題なし。

ブナ坂から旧奥多摩小屋周辺は絶好のテント場だったのですが、雲取もテント泊は雲取山山荘と七ツ石小屋(数張りのみ)だけになってしまって登山者数が減っているでしょうね。夏場だけでなく冬場でもテント泊する人はいるんですよ、このあたりは。ここからの富士山、南アルプスがよく見えます。

一番奥がに南アルプス

途中先週丹沢三峰縦走した時に合った60代後半?の男性にまた出会いました。細身、高身長で白髪、ウルトラマンのようなサングラスをしているのが印象的だったのと「チワー」と挨拶をしても返事をしなかったので覚えていたのです。

まるで今年なくなった樹木希林さんの旦那で「シェケナべイビー」ロックンローラーのような感じです。

今回はこちらが「チワー」と言ったら微かに「チ」か「ア」とかいう声が聞こえました。変わった人です。

雲取山〜鴨沢BS

雲取山山頂から七ツ石山方面を見る

雲取山山頂が近くに見えた時、大声で談笑している声が聞こえてきました。山頂まで200m手前でも聞こえて着るほどの声の大きさです。今まで雲取山に来てこんなに大声で話す登山者はいませんでしたのでビックリした次第。

山頂にある奥多摩避難小屋のベンチで数人の60代後半の男性と50代?の女性1人が楽しそうに会話をしています。服装からそれなりの登山経験がありそうです。

しかし、ベンチにはガラス瓶が置かれていました。おそらく焼酎かジンではないかと思います。皆さん酒のせいか顔が真っ赤です。昼間から酒盛りとは。他の登山客も近づきません。

私は写真を撮ってそそくさと下山開始。山頂で賑やかだったりうるさかったりするのは苦手なのです。

下山はほぼ小走りでしたが2時50分前後にあるバスの時刻に間に合わないとわかるとゆっくり歩くようにしました。午後3時台はバスがないです。なんとかなりませんかね。バス会社さん。

また大腿四頭筋が筋肉疲労し始めたこともありのんびり行こうと決めました。やはりもっと筋トレと登山で下半身を鍛える必要がありますね。

それでも膝には全く問題がありませんでした。

まとめ

雲取山のこのコースは日帰りコースとしては無難なコースですが刺激がなくなってきました。カロリー消費では丹沢山系や高尾山周辺の山の縦走でも同等のカロリー消費ができるでしょう。

それと雲取山山頂はどうもイマイチ、インパクトがありません。山頂から見る富士山も塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、それらの稜線で見る方がずっと美しく感動します。

そうです。雲取山山頂には感動がないのです。

別ルートで雲取山へ行くことを検討するか、別に雲取山にこだわらず、七ツ石、鷹ノ巣山あたりから石尾根経由で奥多摩駅までの縦走を検討した方がいいのかもしれません。

また雲取山から三条の湯経由も過去やりましたが、そういった別ルートで雲取山へ行くコースも検討した方がいいのかも。

でも一番は鴨沢BS→雲取山→(石尾根)→奥多摩駅でしょうね。ここを日のあるうちに縦走する脚力にまだ自信がありません。トレランの連中がよくやっているようですが。

今回のこのコースは体力的には全く問題く、帰りのバスや電車でもこっくり、こっくりして眠くなるようなことはありませんでした。イマイチ物足りなかったのかな。

下山後電車の適度な振動の中でこっくりするような心地良い疲労感が大好きですね。

それでも雲ひとつない快晴、ブルースカイは久しぶりでこれはこれで良かった、良かった。

合わせて読んで欲しい:

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