昨日は半年振りに丹沢(神奈川)の塔ノ岳と鍋割山へ行ってきました。
快晴の登山日和でしたが暑い!山頂以外半袖でもOKでした。11月とは思えません。
さて前回と同じルートをとり大倉尾根でバテバテできっとリベンジすると誓ったのですが今回は登りで途中から筋肉痛に…
ルート
大倉BS9:15-10:40堀山の家-11:15立花山荘11:33-12:04塔ノ岳12:20-13:27鍋割山13:35-15:45大倉BS
移動距離
21km
移動時間
6時間30分(標準コースタイム:7時間25分)
大倉BS~塔ノ岳
臨時バスで大倉BSへ。3連休の初日。しかも終日快晴の予報。来るでしょう、塔ノ岳。
コンビニで買ったパンとおにぎりと草餅で朝食をとって出発。
前回山頂前の立花山荘で休憩を取らねければならないほと体力が消耗して心肺機能と体力の低下が顕著でしたが今回はそうはならないと何となく自信があったのですが。
昔のようにハイペースで歩いたわけでもないのに徐々にお尻(臀筋)が筋肉痛になってきました。
堀山の家に到着するまで何とか持ちましたが、脚が重くなってきてここで水分補給をとり2分程小休憩。立ちっぱなしでしたがもうここで休憩してしまいました。臀筋と下腿三頭筋の痛み。おまけに長い間登りでは筋肉痛にならなかった大腿四頭筋の痛み。お前までもか。
もうこの先からはゆっくりペース。呼吸も荒くなり息を深く吸いながら口をすぼめてゆっくり吐くことを繰り返しながら登っていきます。
立花山荘までの長い階段は苦痛、苦行の何ものでもなく、何のために筋トレ、脚トレをしてきたんだ。何のためのレッグプレス、何のためのレッグエクステンション、何のためのアブダクション、何のためのウォーキングランジ、何のための傾斜ウォーキング(トレッドミル)。
呪文のように唱えながら進んで行きました。
立花山荘では休憩。ベンチに腰かけました。
慰めは途中から見える富士山。ちょっと下の方に霞があって少し幻想的だったこと。山頂までは思ったほど紅葉は進んでいませんでした。
塔ノ岳山頂
ようやく重い脚で山頂へ。
混んではいましたが思ったほどではありません。後から混んでくるのでしょうか。
ベンチに座りおにぎりを食し水分補給をしていると隣の方で初対面同士の登山談義。
50リットルくらいの大型リュックに重り(2リットルの水入りのペットボトル)を何個か入れて総重量20kg強にして登山訓練していると言う20代の社会人登山客。
それを聞いて驚き普段どこ行くのと聞く高齢登山客。
普段は八ヶ岳です。夏は暑いので冬季の行きます。冬季はマイナス25度くらいになってビールもコップに入れるとすぐ凍ります。
驚いた高齢登山客も穂高に行った時の話をしていますから結構あちこち行っていらっしゃるのでしょう。
塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳へ来る人は、アルプス、八ヶ岳に行く前にトレーニングとしてくる人も多いのです。
やけに大きなリュックを背負っている登山客は高山向けトレーニーングをしている人かボランティア歩荷です。
おにぎり2個食して少し元気になったので鍋割山へ。
塔ノ岳〜鍋割山の稜線
前回もこの稜線歩きをしましたが人気がなく静寂な感じで好きでした。
今回は結構鍋割山方面から来る登山客が多くちょっとがっかりでしたが、それでも大倉〜塔ノ岳間よりも紅葉が進んでおり目の保養にはなりました。
あちこち写真を撮ったせいか前回より10分おくれで鍋割山に到着。
途中小丸分岐を見つけれ鍋割山経由でなくとも二股まで降りることができるルートを見つけました。昔一回はそのルートで下山したことがあるような気もしますが覚えていません。
ここで鍋割山方面から来た70歳前後の高齢者グループが小休憩をしていました。
鍋割山山頂
ここも結構な人手です。
寝そべっている人もいましたが大丈夫かな。秋だから大丈夫でしょう、たぶん。私は以前この山頂でベンチの空きがなくて草むらに直に座ってしまい山ヒルに噛まれたことがあります。登山人生で初の出来事でそれ以前もそれ以後も山ヒルに噛まれたことはありません。
この山に来るたびに山ヒルに噛まれたことを思い出します。
ここからの富士山の眺めも塔ノ岳山頂からとは違った趣があります。
塔ノ岳から見る富士山は富士山だけでなく南アルプスなど多くの山々も見え壮大ですが鍋割山から見る富士山はもう少し低く近く(大きく)に見えます。
ここで水分補給とセブンのさつまいも羊羹1個を食して下山開始。
鍋割山〜大倉BS
この下山コースは大倉尾根の下山コースより膝に優しいので選択しています。
とは言っても前半は階段や岩場、砂利道で後半になると舗装道路(林道)になっています。
筋肉痛な下半身には今回この前半のコースもちょっと苦痛でしたが大腿四頭筋は問題なく持ってくれたので助かりました。
また筋肉痛はあるものの膝関節、股関節は全く問題なく機能していたのが救いでした。
二股を通って途中に何とかいう川を渡るのですが丸太や石を積み重ねた飛び石を渡る登山客を見て私は面倒くさくて水面から顔を出している石を渡っていきましたが、つま先が水面下に入ったようで登山用中厚の靴下がしっかり水分を含んで歩くたびに指の間から水が絞り出されてきてちょっと気持ち悪かったのですが大倉BSに到着するまでには乾いていました。
大倉BSに到着するとたくさんの登山客がバスを待っていました。登山ウエアを着替えて臨時バスで渋沢駅へ。
終わりに
今日は昨日に続いて筋肉痛です。それも大腿四頭筋が一番の筋肉痛。やはり降りだけでなく登りでも大腿四頭筋を使ってしまったのですね。
前回のリベンジをしようと思っていたのですが、返り討ちにあってしましました。
前回心肺機能、スタミナに問題ありと自覚してはいましたが今回のように下半身があれほど筋肉痛になるとは思ってもみませんでした。
下半身の筋トレ量がすくないのか種目選定を間違えているのか。やはりブルガリアンスクワットを復活させなければダメなのか。
それとも単に登山回数が少なくもっと筋持久力をつけるべきなのか。
トレッドミルによる傾斜ウォーキングを20〜30分ではなく40〜50分にすべきか。
課題が多いのです。
奥高尾あたりでお茶を濁しているとこんな目に遭うのかもしれません。
また登りで木の階段で身動きが取れず立ち止まっている人も多数いました。きっと私と同じように「こんなはずではなかった」と思っている人も多いのでは。
大倉尾BSから塔ノ岳山頂まで7km弱と短いのですが標高差1200mで直登が多く足場も硬く結構辛いのです。
それでも山頂からの眺めは追従を許しません。
また鍛え直してこのコースを行きます。
この辺りの紅葉は2、3週間後かな。でも寒くなったらあっという間に山は紅葉になってしまうので毎日天気予報をチェックした方がいいでしょう。
参考記事:『2年振りの大倉BS経由塔ノ岳で露見した私の心肺機能低下』
参考記事:『筋肉の話:筋肉痛』
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