昨日は、「カロリー消費のため」と「修理したトレランシューズの調子を見るため」に大岳山、御前山へ行ってきました。4月20日から4回目の登山です。
山天気では、雲取山、大菩薩、丹沢山とも登山日和となっていましたが、里の天気予報では終日曇りだったので山はガスって景色は期待できないと判断。(あとで山のブログを見るとどこもガスっていたとのレポートだったので正解だった)
したがって、景色などもともと大したことがなく奥多摩駅から歩いていける大岳山へ行くことにしました。
以前なら鋸山→大岳山→御嶽神社→日の出山→金毘羅山→武蔵五日市駅のコースですが、御嶽神社の観光客や日の出山のピクニック気分の登山客の雰囲気が苦手なので折り返します。
大岳山(1266m)だけではカロリー消費もたかが知れているので御前山(1405m)も登山に加えました。
奥多摩駅まで快速ホリデーおくたま1号で直通です。普段はもう一本前の電車で2回乗り換えてきます。その理由は快速ホリデーでくるとトイレが大渋滞するからです。
8:21奥多摩駅8:39→鋸山→11:20大岳山11:30→鞘口山→14:20御前山14:23→
愛宕山入口→登計配水所→16:15奥多摩駅(移動距離25km)
標準コースタイム9h50m→7h35mの凡タイムでしたが、前日の筋トレの影響を考えて時短登山はしませんでした。いつものように下山に余力を残すべく登りは急がず。
奥多摩駅〜鋸山
登り始めて10分ほどで200段近い急階段を登り愛宕神社でお賽銭を入れてお参り。この急階段で下半身の筋肉、心肺機能の調子を見ます。
しかし、この階段途中から斜めに傾いています。登りから向かって右側が低く傾斜しているのでバランスをとるのが難しく感じます。
少し呼吸を整えてサクサク登っていきます。途中先行する数人の登山者を追い越し、今日はトレランの連中がいないなと思っていたら、後ろから私よりペースの速い30前後の男性がいたので道を譲りました。
登山靴でもトレランシューズでもない足裏の凹凸の少ない白い真新しいスポーツシューズで登っていきます。
トレランナーでもない人に追い抜かれるのは久しぶり。
鋸山に到着するも山頂からの視界が悪いのでそのままスルー。
鋸山〜大岳山
鋸山から大岳山は岩肌が多くなり途中の岩峰には天聖神社があり、天狗の石像が2体並んでいます。この祠に御神酒を供えべく自宅からカップ酒(左写真の右側)の1本持参しました。
元業者からのお歳暮で余っていたのでいつか使おうと思っていました。
意外にこのコースは短い距離ながら丹沢山塊ほどではありませんがアップダウンあり、岩場、鎖場、はしごなどがあり変化があって飽きません。
大岳山山頂
大岳山山頂には2h40m程で到着。HCTが4hですので急がなかった割にはまずまずでした。
すでに20名ほど来ており、思った通りガスって富士山は見えませんが、もともと大した景色でもないのでおにぎりを食して御前山を目指します。
この山頂の雰囲気はあまり好きになれません。
大岳山〜御前山
来た道を引き返していると朝快速ホリデーで隣にいた20代の男女カップルに出会いました。電車内で男性がいろいろ女性に仕事なのか人生についてなのかわかりませんが、いろいろ講釈を垂れていたので眠たい私はウォークマンで雑音カット。
その男性は顎を上げて息も絶え絶えの様子。女性は平気な感じで登ってきました。電車内で思った通り、この男は体力なさそうだなと思っていましたが、あれだけ講釈を垂れていたのにこのざまです。
昔新婚カップルの成田離婚とかハワイ離婚とかいう言い方が流行りましたが、これからは登山離婚なんて出てくるかも。
大岳山から御前山への分岐の登山道は最初全くの樹林帯を通りますが、誰も通らないので人気がないのかなこのコースはと思いました。
しばらく行くと2,3名の登山者とすれ違い、その後大ダウ(トイレあり)の到着。ここから奥多摩林道という舗装道路がありここまで車で来れるようです。
なんだか興ざめしますね。舗装道路を渡って御前山へ登り始めます。人がいないなと思っていたら徐々に登山者が降りてきます。
御前山手前に御前山避難小屋(トイレあり)の分岐地点があり、そこを左折すると10分程で山頂です。
御前山山頂
山頂に到着するや否や15名ほどの若い男女が下山始めました。どこから来たのか。御前山は奥多摩湖から登ってくるのが一般的のようですが、ロングコースでは三頭山から来る人もいるようです。
山頂では年配の男性2人が缶ビールを片手に何やら食べていました。もう一人のソロの年配者もラーメンをすすっていました。
山頂は意外に平地面が広く大岳山の山頂よりずっと広いのには驚きました。以前ここにきて奥多摩湖まで下山したことがあるのですが、私の記憶違いだったようです。
山頂からは奥多摩の山々(鷹ノ巣、川乗山、石尾根など)が見えます。といってもどれがどの山かは私には全くわからないのですが。こういうところは私は全く疎いのです。
アミノ酸ゼリーを飲んですぐ下山開始。
奥多摩湖は観光客が多く興ざめしてしまうので奥多摩駅に向かいます。
御前山〜奥多摩駅
御前山避難小屋方面からワイワイ声が聞こえてきます。先ほどの若い団体が泊まるのでしょうか。
サクサクと下山し鋸山方面へ戻ります。鋸山を少し越したところで尾根に登りそこから奥多摩駅を目指します。
途中でトレランのように走ってはいないのですが早歩きで私より早い若い男性がいました。チラッと見ると外人(ハーフ)っぽいのですが定かではありません。
ずっと後をついていったのですが、途中で年配のグループに道を阻まれとうとう見失ってしまいました。
愛宕神社前ではまたあの急階段を降りたくなかったので遠回りですが、登計(とけ)配水所経由で下山。民家の前を通ります。いつも思うのですが、一体何があってこんな山深いところで生活するのかな。
奥多摩駅近くのお店のベンチで座ってスマホをいじっているあのハーフっぽい男子を発見。余裕ですね。
私のトレランシューズのつま先の剥離はありませんでした。
奥多摩駅隣のトイレでいつものように着替え。顔を洗って駅へ行くと16:18の快速ホリデーは出たばかり。ローカル線で2回乗り換えて帰宅。
帰宅後風呂に入っていつものようにトレランシューズを中性洗剤とブラシを使って洗濯。
接着剤は効いているが少し隙間ができたような気がする。やはりもう一足購入して登山によって2足を使い分けた方が長持ちするかも。
左膝の靭帯は問題ありませんでしたが、左膝上の筋肉がちょっと痛みました。前日の筋トレのせいかもしれません。
スマホで見ると4月の丹沢三峰縦走(丹沢山、塔ノ岳)よりも移動距離、登った階段数とも今回の方が数字が大きかったのには驚きました。
消費カロリーは、メッツ計算で3,823kcalでした。
脂肪1kgを燃焼させるのに7200kcalが必要ですから、今回は0.5kg脂肪を燃焼したことになります。
4月20日から昨日までの1か月間で4回登山をしているのでウエストがまた絞れることを期待します。
これでお酒を飲まなければもっと体が絞れるのですが、こればっかりはやめられません。
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