社会

忘れた頃に届いた布製アベノマスクと使える不織布製マスク

緊急事態宣言による外出自粛の延長が続きうんざりする日々が続いています。

私が行っているジムも休業延長で来月もそのまま延長の可能性もあり、個人経営のジムではかなり経営が厳しくなっているのではないでしょうか。

ところで昨日(週一の)英字新聞を発送しましたとメールが来たので今日郵便受けを開けるとなんとアレが届いていました。

アベノマスクが届いた

なんと英字新聞とともにアベノマスクが投函されていました。

驚きましたね、もうすっかり忘れていましたので。昨日も駅のコンビニで5枚入りの日本製のマスクを購入したばかり。

4月1日に政府が発表して以来もう1ヶ月半経っているので忘れるはずです。

髪の毛が入っていたりシミが付着していたりで不良品だの小さいだのと耳が痛くなるだの言われてまるでローリングストーンのような安部首相。

しかし私にはそれ以外の意味でもこの布製マスクを使いたいとも思わないのです。

なぜなら布製マスクは不織布製マスクに比べてウイルスの捕集率(カット率)はどうなのかとかなり疑わしいわけです。

さらに何度でも洗って使用出来るといいますがなんだか洗ったらマスクとしての精度がかなり落ちるのではないかと勘ぐってしまいます。

昔私の子供時代はマスクといえばガーゼマスク(布製マスク)が一般的でしたが今では不織布製のマスクが圧倒的主流です。

それはなぜでしょうか。

不織布製マスクとは

JHPIA

マスクには家庭用、医療用、産業用の3種類に大別されますが、家庭用と医療用はほとんど不織布製マスクを使用しています。

不織布(ふしょくふ)とは繊維を熱や機械的、化学的処理によって接着したり絡み合わせたりしてできた薄いシートのことを言います。

そしてその薄いシートを複数組み合わせることで厚みやすき間を調整して通気やウイルスや花粉などの物質を捕集するような構造にしたものが不織布製マスクです。

ウイルスをカットできる不織布製マスクとは

布製マスクではカットできないウイルスを不織布製マスクではカットできるのです。

インフレンザや花粉症と技術的に不織布製マスクが安価に製造可能になったため布製マスクにとって代わりました。

それではウイルスを捕集(カット)することができる不織布製マスクとはどんなものなのでしょうか。

PFE(微粒子ろ過効率)検査済み→ウイルス対応

上記のような「PFE検査済み」と表記されているマスクがウイルス対応マスクで0.1μmの粒子の大きさのものを遮断できます。

また「PM2.5対応」と表記されたマスクもウイルス対応可能です。

BFE(細菌ろ過効率)検査済み→花粉対応

BFEは粒子の大きさが3.0μmのものを遮断することができますという表記です。

しかしこれは花粉対応でウイルスには対応できませんので注意してください。

不織布製マスクは洗って使えるのか

布製マスクは何度でも洗って再使用できるのに対して不織布製マスクは基本的に使い捨てです。

しかし洗って使えなくもないようです。

容器の中に水を入れてそこに家庭用洗剤を入れる

手洗い(押し洗い)をする(もしくは1時間程度漬け置きする)

水で十分にすすぐ

キッチンタオル等で水を抜く

干す

とまあこんな感じで再使用できるようですが何度もは使用できないでしょうね。

ただし、もともと捕集効率の悪い布製マスクより洗って再使用する不織布製マスクの方が捕集効率が高いそうですから「どれだけ布製マスクは捕集効率が低いんだ」ということになります。

そしてその布製マスクは何度でも洗って使えるというのが唯一の売りですが何度も洗って使用するとさらに捕集効率が悪くなるのではないでしょうか。

そういうわけで布製マスクの使用にはなはだ懐疑的になるのです。

まとめ

・不織布製マスクでは「PFE検査済み」「PM2.5対応」の表示があるものがウイルス対応となる

・「BFE検査済み」は花粉対応でありウイルスには対応できない

・不織布製マスクを洗って再使用しても布製マスクより捕集効率は高い

・アベノマスクは記念にとっておくかホームレスに寄付した方がいいかもしれない

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