健康

歯科医院で作った睡眠用マウスピースは歯にも口内にもやさしい

2週間前歯科医院へ行って染みる歯の検査をしてもらいました。

それによると私は歯を食いしばる癖(習慣)があり睡眠中も歯を食いしばっている可能性があると指摘されました。

本人は全くその自覚はなかったのですが歯科医にそう言われて考えると、確かに苛立って我慢しているときに歯を食いしばるときがあります。

長時間のスマホいじりが上下の歯をくっ付ける原因

これは歯科技工士から聞いたのですが何かに集中したり長時間スマホいじりをする人は上下の歯がくっついているそうです。

また全く無自覚でしたがそう言われると何か集中しているときに歯を食いしばったり上の歯と下の歯をくっ付ける状態が多々あるようです。

それは顔を下の方に向けるので自然と上のは歯が下の歯に接触してしまうからだそうです。

もともと上下の歯は何かを噛むとき以外は接触しないとのこと。

確かに毎日最低でも6時間はパソコンに向かってブログを書いたりネットサーフィンをしたりしていますので顔は下向きです。

もともと上記の姿勢では首が前に伸び猫背気味になるのでノートパソコン台を購入して傾斜をつけ目線が少し上を向くようにしています。

歯を食いしばるほどではないにせよ、歯の健康には良くないそうです。

歯医者からは歯が割れたりヒビが入ったり歯茎が後退したりすると言われました。

そこで前回マウスピースを作るために歯型をとりました。

今回マウスピースが完成したので歯合わせ?をしにまた歯科医院に行ってきたのです。

睡眠用マウスピースは歯にも口内にもやさしかった

歯医医院で作ったマウスピースは睡眠時専用のものです。

薄型なので筋トレやスポーツをするときにつけるためのものではありません。

材質はシリコンですかと歯医者に尋ねるとそんなものですと曖昧な回答。マウスピースは歯科技工士が作るので歯科医は知らないのでしょう。

透明で軽量で柔らかく無臭です。上の歯専用。

上の歯用に装着してみると歯茎を少し締め付けるような感じがあってきちんとフィットしていたので安心しました。

問題があるとすれば装着した状態で口内を意識せず睡眠できるかどうかです。

特に呼吸がきちんとできるかちょっと心配でした。

しかしいざ布団に入っていつものように読書をしていても何も気になりませんでした。

さらに翌朝目覚めても寝ている間に取り外したりはしていませんでした。

口内はどちらかというと軽快な感じ。やっぱり歯を食いしばって寝ていたのでしょうか。

日中も装着していたい感じです。

マウスピースの洗浄

睡眠用マウスピースは薄型で柔らかいので洗浄には気をつけなければなりません。

・歯ブラシでこすらない

・毎日水洗いをし自然乾燥させる

・入れ歯専用の洗浄剤(ポリデントなど)で週一回程度水洗いする

・中性洗剤で週一程度水洗いする

間違っても歯ブラシでゴシゴシするのはやめましょう。マウスピースに傷がつきやすくなります。

また熱湯では形崩れする恐れがあるので必ず水洗いにしましょう。

マウスピースの価格

睡眠用マウスピースは4000円程度ということです。

私の場合マウスピースの製作と歯石除去もお願いしていたのでかかった費用は合計で5220円でした。

6ヶ月後にはまた保険適用されるのでまた新しいマウスピースを購入するときは6ヶ月後以降にした方がいいでしょう。

睡眠用マウスピースは薄型になっているので睡眠時に歯を食いしばる習慣がある人はマウスピースの奥歯側に穴が空きやすくなるそうです。

しかし多少穴が空いていてもマウスピースの効果があるのでそのまま使用していても問題ありません、ということでした。

このマウスピースは日中装着しても問題ないと思います。

ただし食事の時は外さなければなりませんので昼食は外食の私はなんだか入れ歯を外すような姿になるので周囲の目がちょっと気になるかもしれません。

また食べ物のカスがついたまま装着するとその匂いが付着しやすく耐用年数が短くなるような気がします。

筋トレ用マウスピースの価格

ちなみにその歯科医に筋トレ用マウスピースを作ることはできるか尋ねたところ、ここでは作成していなが知り合いの歯科技工士で作成することが可能とのこと。

価格が3万円とのことで高〜い!ということで話は中断。

スポーツ用品店では海外製を含め数千円で購入できます。もちろん歯科医院のような型取りはできませんが熱湯でマウスピースをつけ柔らかくなったところで歯に装着し型をとるやり方もあります。

それでも歯科医院で取るような完全にフィットする型取りにはならない可能性があります。

またマウスピース専門店というのがあって東京都日野市にある専門店ではボクシングなどの格闘技用、ラグビーやアメフトのような激しいあたりのあるスポーツ用、ウエイトトレーニング用など各種目に合わせたマウスピースを製作販売しているようです。

ちなみにウエイトトレーニング用は税抜きで22000円で歯科医で作るより安価です。

やはり圧力がかかる奥歯は二重構造になっているようです。

色も多彩にあります。

睡眠用マウスピースで私の歯を含めた口内の状態が良くなることがはっきりした場合、筋トレ用にも作ろうかと考えています。

コロナによる臨時特別給付金の10万円が先日振り込まれていたのでちょっとリッチな気分。

死ぬまで自前の歯で噛むために

歯科技工士に死ぬまで入れ歯はしたくないと言ったら笑われてしまいましたが、若い彼女には入れ歯などまだまだ遠い未来のことと感じているからでしょう。

私の年齢ではすでに入れ歯にしている人がいるくらいです。

死んだ祖母も総入れ歯で同じく死んだ母親は部分入れ歯でした。特に母親の部分入れ歯(ブリッジ)は外れやすいらしく「(ブリッジにして)失敗した」と言っていたのを聞いたことがあります。

そうならないためにも歯の手入れは大切です。

日常生活で私は、

・朝食後30分程度経ったら歯間ブラシも使用して歯磨きをします

・寝る前には歯間ブラシ、歯垢取りを使用後歯磨きをします

・上の歯の奥歯の奥側は円錐形の細い歯ブラシで磨きます

・歯磨きはシュミテクトを使用します(知覚過敏にはシュミテクトが最強!)

・最低年に1度は歯科検診に行き歯石除去をしてもらう(半年に一度にしたい)

注)以前歯磨き後にマウスウオッシュで口内をクチュクチュしていましたがマウスウォッシュを使用してから歯がしみるようになったので思い切って使用をやめました。

それ以来歯がしみる頻度が減ってきました。やはり歯磨きの薬剤が落ちてしまったのではないかと推測しています。

歯科医にそのことを聞くと「う〜ん」「なんとも言えません。」という回答。

ただマウスウォッシュに関してはネガティブな印象を持っているようでマウスウォッシュには「xxx についての効果があるというエビデンス(証拠)がない」と言っていました。xxxがなんだか忘れてしまったのは残念。

終わりに

思いの外睡眠用マウスピースを装着しても睡眠に問題がないことがわかりホッとしています。

歯は筋肉と同じように大事なので死ぬまで自前の歯で食べ物が噛めるようにしたいものです。

それにしても自分が想像していた以上に歯を食いしばったり上下をくっつけていたりしていたんですね。

この行為は歯の寿命を縮めるので早くこの癖がなくなるようにしたいものです。

歯を放っておいて高額な歯の治療になるより少ない費用で定期的な歯科検診を受けたほうがリーズナブルであり歯の損傷を最小限に抑えるのです。

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