アイキャッチ画像:中日スポーツ(本田選手)
先日の登山の翌朝目が覚めて洗顔すべく洗面台の前に立つと両まぶたが腫れて別人になっていました。
以前にも何度かあって亡くなった父親も疲れるとまぶたが腫れると言っていた記憶があるので遺伝なのかもしれません。
登山では十分な水分補給が必要ですが今の時期(冬期)それほど汗をかかないので0.7リットルの水ボトルとコンビニで買ってきた温かいお茶(500ml)で済ませています。
それでも下山後意識的に水分補給しています。下山後〜就寝まで最低1リットル程度の水を飲んでいるのではないでしょうか。
その理由は下山後はほとんど尿意はなく帰宅してからトイレに行くと毎回色の濃い尿が出て来るからです。これは明らかに水分不足の症状です。
さらに登山後のお楽しみのお酒も焼酎水割りグラス1~2杯、缶ハイボール500ml1本、糖質カットの発泡酒500ml1本程度は飲みます。
翌朝まぶたが腫れたのはその水分過多だったのでしょうか。
まぶたが腫れた理由
寝相の問題
まぶたが腫れる朝というのはほとんど顔が横向きよりもうつ伏せに近い状態で寝ていたようです。目が覚めると枕の端から落ちそうな感じで斜め下を向いています。
重力により水分が顔に集まってまぶたが腫れたのでしょうか。それにしては顔の他の部分は全く腫れていません。
登山の後遺症か
よく登山でむくむという人がいますが、私の場合も上りの途中でどういうわけかだんだん手の指がむくんで白っぽくなってくるときがあります。
登山でむくむ理由はよくネットにも書かれていますがその代表的な理由は下記の通りです。
・長時間トイレに行かなくので水分が体に溜まる
・汗をかいて脱水状態になりこれ以上水分を逃がさないために体は水分を溜めようとする
・筋肉疲労により筋肉が硬化(収縮)し、血液やリンパの流れが悪くなる
・ザックや伸縮性タイツなどで体が締め付けられて血液やリンパの流れが悪くなる
血液やリンパは老廃物や水分を運びますのでその流れが悪くなると体内に水分が溜まるのです。特にリンパは心臓のようなポンプ機能はなく筋肉の収縮によって流れるので筋肉が硬化してはその機能は低下します。
私の場合は軽度の「脱水状態」になるのでしょう。特に夏山では水分補給が発汗に追いついていない時があります。登山前にも水分を補給するようにしているのですが十分ではないようです。
それでも下山すると自然と当日中にむくみはなくなってきますので翌日まぶただけむくむというのはどうもおかしな話です。
夜のアルコール摂取のせいか
一年中毎晩アルコールを飲んでいいます。アルコールは利尿作用があるのでアルコール摂取後意識的に水も飲んでいます。このせいで水分過多となって翌朝にまぶたがむくむのでしょうか。
考えてみると夜が一番水分を摂取しています。
それでは毎朝まぶたがむくむことになりますが、毎朝まぶたが腫れるわけではないのでこれまたおかしな話です。
塩分の取りすぎか
塩分を摂りすぎるとよく体がむくむと言いますが、これは体が血中の塩分濃度を一定に保とうとするからです。そのため過剰に塩分(ナトリウム)を摂取すると濃度を一定に保つために血中に水分を溜め込もうとします。血中に溜め込んだ水分はパンパンになって血管の外に浸み出して細胞間に溜まってむくみとなるのです。
これが日常的になると血管がパンパンの状態になって常時血管内の圧力が高くなってしまいます。これが高血圧です。高血圧は血管壁も損傷してしまいます。
しかし、わたしは日常的に塩分は控えめにしているのでどうもこれが原因とも考えられません。調味料では塩、醤油はほとんど使わず、味噌は減塩味噌です。加工食品もサバの水煮缶のみでこれには塩分は含まれていますが毎日1缶のみの摂取ですので過剰に塩分を摂取しているとはとても思えません。
ちなみにサバの水煮缶の中には塩分不使用という缶詰もあります。
腎臓機能低下か
先述の血中の塩分調整は腎臓で行われます。腎臓は血液をフィルターにかけて老廃物を「尿」として排出する働きをしています。
実は私が気になっているのがこの腎臓です。
もともと腎臓に問題があったのか毎晩のアルコール摂取が原因なのか腎機能が低下しているのではないかと疑っています。
病気によるむくみでは、心臓、肝臓、腎臓、甲状腺異常などがありますが、腎臓の機能が低下してくるとまぶたの腫れが出やすいのです。もちろん肝臓もアルコールで損傷しやすい筆頭で体がむくむこともあるのですが「腎臓が一番まぶたがむくみやすい」のです。
腎機能が低下すると血管の老廃物のフィルター(糸球体)に障害が出てきて体内に余分な水分や塩分を溜め込んでしまいます。これがむくみとなるのです。
私は昔むかし学生時代に血尿になったことがあり病院で調べてもらったのですが原因は不明でした。
しかし、この腎臓のフィルターに障害が起こると「血尿」することがあるのです。
クッシング症候群か
クッシング症候群とは筋トレの大敵であるコルチゾールの過剰分泌で起こる症状で顔のむくみやニキビの原因となります。
コルチゾールは別名ストレスホルモンと言われ筋肉合成を促進するテストステロン(男性ホルモン)の分泌を抑制してしまいます。
したがって過度の筋トレや運動をするとストレスホルモンが過剰に分泌する可能性が高くなります。
登山でもこのストレスホルモンが過剰に分泌したのでしょうか。
そういえば以前頭皮にニキビができたことがありますね。あれはストレスのせいだったのか。
これも全く否定はできませんが、週3の筋トレと週1程度の登山で体にコルチゾールが過剰分泌するほどのストレスが溜まるようでは情けない話です。
まとめ
まぶたが腫れた日は少しだけ腫れが引いただけでしたが、2日目には元に戻ってきました。しかし、よく考えると最近まぶたが腫れ気味な気がします。
以前は逆にまぶたに張りがなくなって水分がなくなって「ああ老化してきたな」と思ったくらいでした。
やはり夜の水分(アルコール+水)過多、過労による内臓機能の低下が重なったのでしょうか。
筋肉の75%をしめる水分は筋トレをするものにとって欠かせないものなので毎日補給しなければなりません。
したがって夕方までに十分な水分補給をして、夜の水分は控えめにするつもりです。
注)アイキャッチ画像のサッカーの本田選手も目の手術後のせい?でまぶたが腫れてきました。病気によって眼球が飛び出してきたという人もいます。
この記事へのコメントはありません。