映画

脱力系俳優エドワード・ノードン「マザーレス・ブルックリン」を観て

アイキャチ画像:シネマトゥデイ

昨日に続いて映画館へ。場所も同じく新宿ピカデリー。今回はエドワード・ノートン主演の「マザーレス・ブルックリン」です。

この映画はどういうわけか前売り券が発売されておらず新宿のアクセスチケットで新宿ピカデリー映画鑑賞券を1500円で購入して観ました。配給会社の何らかの意図があったのでしょう。たまにこんな映画があります。

さてこの映画、いつものように詳細は知らずにエドワード・ノートンが主演(その他監督、脚本、制作も兼務)の映画ということとジャズが流れる映画ということだけで選択しました。

エドワード・ノートンは脱力系でパッとしない風貌のエキセントリックな役が多い俳優という印象を持っているので作品自体もエキセントリックだろうなという期待がありました。

時は1957年の設定でニューヨークの都市開発に絡んだ不動産問題をテーマにした景気の悪い探偵物語です。エドワード・ノートンはチック症?という持病持ちの私立探偵の一員という設定。彼の意図とは別にもう一人の人間が脳に住み付いているようで絶えず暴言?っぽい言動を発し周囲(映画鑑賞者を含む)を困惑させます。

ストーリーの展開スピードについていけない時もあるのですが、全体にスモーキーで陰影のあるジャズっぽい雰囲気を映画に醸し出しています。

それもそのはずジャズ界のカリスマ的トランペッターのウィントン・マルサリスが曲のアレンジで参加しているほか著名なロックミュージシャンもこの映画のために作曲しています。ただ映画の中のジャズトランペッターは若く別人です。俳優なのかホンモノのジャズマンなのか。ジャズの素人の私にはよくわかりませんでしたが、ジャズクラブでの2曲目がシャープでテンポよく特に好きでした。

この映画は各国の映画祭でも高い評価を得た映画ですが、好き嫌いは分かれるでしょう。全く大人向けの映画です。

共演にはブルース・ウィリスも出演しています。それ以外にも色々な渋い俳優が出演しています。

惜しむらくはもう少しテンポを遅くした方がよりすっきりと映画を理解できたのにと思う一方、分かる人だけに分かって貰えばいいという気持ちがあるのかもしれません。

いずれにしても「観て良かった」と言える作品ではありました。

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