昨日の登山で下半身が若干筋肉痛です。筋力アップされていたと自覚できて嬉しい、と昨日は思っていたけど今日起きて見ると筋肉痛になるとは。標高差1400m,23kmの移動距離で筋肉痛とは情けない話です。
さて、時々気になるニュースがあります。それは、収入が少なすぎて結婚できない男性が増えている、という話です。リーマンショック以降特にこういう男性が増えてきています。その内訳は、いわゆる非正規社員、パートやアルバイト社員だったする人が多いようです。
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年収300万円以下は低所得者
税込み年収が300万円以下を誰が名付けたのか低所得者、貧困層、下流層とかいうそうです。こういう世帯が労働人口の約4割存在するそうです。年収300万円というのは、月収に換算して月25万円(税込み)。まあ、ボーナスをもらっていたらさらに月収は少なくなるでしょう。
でも、私が大卒後の最初の会社(エンジニアリング系)の初任給は118,000円(税込み)だったような記憶があります。当時の大卒の平均初任給は140,000円(税込み)だったと思います。今から40年ほど前の話です。
「古っ」ですね。あまりにも平均月収より安かったので覚えていたんです。技術系だったので事務系よりさらに10,000円ほど安かったはず。当時は本当不公平な社会だと思いました。今でも同じ状況なのでは?
なぜ結婚したいのか
でも、年収が低いから結婚できないのでしょうか。私なんかでも20代の頃は結婚の対象者がいましたが、諸事情により結局やめました。その時私は無職でしたよ。その後再度会社員になっても一向にその気配もなく現在に至っています。
別に結婚しなくてもいいのでは、というのが正直な感想です。結婚はいい、という人もいましたし、しないほうがいいという人もいました。理由はそれぞれですが、もし、「みんな結婚しているから」とか、「結婚しないと世間体が悪いから」という理由だけでしたらしないほうがいいのではないでしょうか。
若い時の結婚はほとんど勢いでするものでしょう。本当に好きだったかどうかわかりません。恋愛時期は舞い上がっているので冷静に考えられなくなります。結婚してから、いろいろお互いに「しまった!」と思うことがあっても、一緒に住むようになってなんとなく愛情が生まれてくるのが「一般的な結婚生活」なのではないかと「推測」いたします。それでも私は、おひとり様で良かったと思っています。
おひとり様のメリット
私が思うおひとり様のメリットには下記があります。
基本的に自分のことだけ考えればいいのでとにかく気楽
両親と同居していると介護のことなど何かと面倒なことが多いですが、私の場合、ひとり暮らしなのでそのような面倒ごとはありません。そのため、とにかくひとりが気楽です。かつ、実家(北海道)から離れて生活しているので親戚付き合いもなく気をつかわなくて済みます。祖母や父の葬式にいろんな親戚がきましたが、誰が誰だかさっぱりわかりませんでした。また、妻や子供のことを考えることなく自分のことに集中できます。もっとも、私一人のことでもいろいろ大変なので、人のことも考えなければならないとなると、私には「キャパ」が足りません。つまり、人として器が小さいのです、私は。妻、子供、仕事のことを考えながら、満員電車に揺られて定年まで過ごすなんて想像しただけでもゾッとします。
嫁の実家・親戚問題に関わらずに済む
自分の親戚だけでなく、嫁の実家や親戚などの付き合いもあるでしょう。面倒臭いですよね。
風呂上がりに裸で過ごせる
毎晩寝る前に入る風呂では、風呂上がりは、夏は裸で過ごせる。東京の夏は超蒸し暑いでの風呂上がりは、基本裸で部屋をうろうろしてます。結婚するとそうはいかないでしょう。風呂に入る時間も自由選択できますし。超気楽です。
「家が欲しい」プレッシャーがない
結婚するとほとんど妻のほうから家が欲しいというと思います。これは結構男にとってプレッシャーではないでしょうか。特に東京在住者にとっては。こんな高い地価で家を所有するというのは無理な話です。千葉、埼玉、神奈川あたりにマンションを買ってそこから都内の会社へ、というのが普通の会社員でしょう。35年ローンなどを組んで、できるだけ早く返金するために「繰り上げ」をします。そのために涙くましい節約や妻も働きに出ます。でも私は、思います。本当にそんな大金を出して購入するだけの価値のある家なのか、と。日本は持ち家率が高いのですが、昔はほとんど借家でした。戦後になって持ち家率が高くなったのです。自民党の経済政策のためです。実を言うと私も一時期中古マンションを購入することを考えた時期がありました。(←この辺はまた別の機会に)私が高校まで社宅住まいだったことも関係しているのかもしれません。
お墓問題で悩まない
結婚するとお墓をどうしようかと悩む人も多いでしょう。つまり、妻が私の実家のお墓に入るか、新しくお墓を作るか、妻の実家に入るか。まぁ、そんなんことどうでもいい、という人もいるかもしれません。私の場合、現在の考えとして、無縁仏(合同供養)でいいと思っています。樹木葬などもあります。いろいろ簡単な方法を選択できます。実家のお墓に入るつもりはありません。
おひとり様のデメリット
デメリットも当然あります。
なんでも自分でしなければならない
買い物、掃除、洗濯、ボタンの縫い付け、市役所への届け出などの個人的事務処理などなんでも自分でしなければならないので時として面倒に感じる場合があります。もっとも今はフリーなので大したことはありません。
小包や特定郵便物が不在だと受け取れない
日中は毎日外出しているので、小包やサインのいる郵便物が届くと不在通知書がドアの郵便受に入っている場合が多いのです。これがちょっと面倒で、通知書に書かれている配達時間を指定して携帯で送信すればいいのですが、その時間帯は、土日の午前中とか平日19:00-21:00となったりすると、私にとってはどれも中途半端な時間帯なのです。というのは、週末も10:00頃までには外出。平日も19:30頃帰宅。10:00以降や19:30前に来られる場合を考えるとどちらの時間帯にしたらいいのか迷ってしまいます。こういう時は、一人は不便だな、と感じますね。宅配ボックスなんて結構なものはないので。
病気になったら大変
風邪くらいなの問題ないのですが、入院するようになったら面倒でしょうね。50代中頃、足首に雑菌が入って病院へ行ったら即入院と言われ、翌日から1週間入院したことがあります。結果大したことはなかったのですが。今後高齢になったもっと重病になって入院すると何かと手続きや介護の面で問題が出てくるでしょう。おひとり様は健康が第一と何あげなければなりません。
孤独死、孤老死
確かに独居老人などは高齢者になればなるほど、これらの言葉を意識せざるを得ないかもしれません。
しかし、これらはマスコミによって広まった言葉で、いつものようにマスコミは自社の売れ行きを意識してアドバルーンを上げ、大砲(キャノン)を放つのです。それに振り回されてはいけません。「一人で何が悪い」と考えましょう。
以上まだまだメリット・デメリットはありそうですが、私の場合メリットの方が断然多いと思います。結婚には向き不向きがあり、世界的にも独身者が多くなっています。もっともパートナーとなると別ですが。結婚という法的な措置は取らないけど、同居したり、お互いの家を行き来したするケースが多くなっているようです。それでいいのでは、と思います。私もパートナーが欲しいと思うときはありますが、所詮、人はひとりなのです。
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