今日は、奥多摩の雲取山へ行ってきました。ほぼ1ヶ月ぶりの山行。8月にも同じコースで雲取へ。3連休2日目とあって奥多摩駅からのバスは満員。電車に乗っていると具合の悪い乗客がいたらしく10分の遅れ。乗り継ぎ時間に間に合うかとヒヤヒヤしましたがなんとかセーフ。家を出るとき霧雨が降っていましたが、登山口近くに来ると晴れてきました。帰りのバスも満席。奥多摩がたくさん山があるのでいろんなバス停から登山客が乗り込んできます。
私は、日帰り登山へ行くときの早朝の電車内の風景もいろんな人が乗っていて好きなんですが、今回は、登山中の登山客の話です。
今日のコースタイムは、鴨沢BS⇄雲取山で6時間20分でした。(←前回と同じコースタイム)登りは3時間35分で、下りは2時間45分。下山中に左膝の腸脛靱帯に痛みを感じましたがなんとか乗り切りました。少しO脚なので要注意です。筋トレのおかげて登りはかなり脚力がついた感触がありました。
登山中変なあいさつをする人
登山中は、すれ違うとき、「こんにちわ」「チワ〜」などとあいさつをするのが暗黙の礼儀となっています。このあいさつの仕方は千差万別です。ほとんど上記の言葉が多いのですが、私がおかしくなるのは、「ハイ、こんにちわ」です。こちらが「チワ〜」といいた後に「ハイ、こんにちわ」というのはわかるのですが、こちらが何も言わないうちに、「はい、こんにちわ」という人がいます。今日も出会いましたし、以前も同じようなあいさつをする人に出会いました。
また、こちらがあいさつをしても全く反応のない人もいます。シャイなのか、性格が悪いのかのどちらかです。
熊よけ鈴を鳴らす人
奥多摩山系や丹沢山系を週末ときに熊よけ鈴をする人がまだいます。週末のこれらの山系は結構登山客が多いので熊など出ないのですが、熊よけ鈴をしている人がまだいるんですよね。もう完全に単なるアクセサリーとしてつけいている感じです。特にトレランをしている連中でこの熊よけ鈴をしているランナーは、熊よけでなく、人よけにしているようです。走ってくるので、「人が通ります、どけてください」という合図代わりです。私は、このトレランの熊よけ鈴をして走っている連中が大っ嫌いで、一度は注意したくらいです。うるさくてしようがありません。熊よけ鈴をする人は、あまり年齢には関係ないようで、どちらかというとシニアや登山を始めたばかりの若い人が多いように思います。シニアの団体で、全員熊よけ鈴を鳴らして下山してきたときは、唖然としました。使用目的を理解していないのではと思います。もはや考える力を失った徘徊老人としか私には映りませんでした。
ビーチサンダルを履いてくる人
とび職が履くような地下足袋を履いて登山する人もいます。今日見たのは、ビーチサンダルのようなサンダルを履いて若い男性が登ってきました。これは、以前「 Bone to Run」(走るために生まれた/NHK出版)というトレランの本が出版されその主人公(実在)がサンダルのような履物をして長距離を走ったことでトレランランナーの一部でブームになりました。でもよほどトレーニングをしないとこれは危険な行為です。このブームのおかげで理学療法士や整形外科医の仕事が増えたという話も後日伝わってきています。
犬を連れてくる人
同じ奥多摩では、御岳山や大岳山に犬を連れて登ってくる人はいますが、まあ、ここらへんの山へくる人は登山客と言うより観光客なのでやむをえないでしょうが、2017mの雲取山へ犬を連れて登るというのは今日初めて見ました。年齢ははっきりしませんが夫婦のようでした。黒い中型犬を連れて下山してきました。家族として一緒に登りたかったのでしょうか。よくわからない心理です。
目が飛んでいる得体の知れない人
雲取山へ行く途中に七つ石山経由するルートがあります。この山で、黒い半袖ウエアに黒いロングパンツを履き、ストックを両手を広げて持ち、慣れない感じで雲取山へ向かっていく20代の男性を見ました。どこがおかしいかというとあいさつがとても大きく、かつ、何を言っているのかよくわからず、七ツ石山を降りていくのです。目が飛んでいます。薬でもやっているんでは、と思ったくらいです。この男性は、私が雲取山山頂でおにぎりを食べて下山するときに奇声をあげて、かつ、ストックを肩に担いで大声で何かを言って登ってきました。よくわからん男でした。ストレスがたまっているのかな。
どこがいいのかテント泊する人
雲取山へ行く途中、ヘリポートがある周辺に幕営地があります。今日も下山すること10張ほどテントがありました。まだ増えるでしょう。そこは雲取山山頂より景色が素晴らしいのでテント泊が多いようですが。でも私から言わせると飽きないかな、というとこ。雲取山はもはや日帰りコースとなてしまった私から言わせると、テント泊するほどの山かな、ということです。それでも、今日50代の男性がテント泊をしていて高齢者の登山者と何やら話し込んでいました。「ここは、xxが多くていいんですよ」なんて話していました。まったりしたいんでしょうね。私のようにせっかちな人間にはこの感覚が足りないのです。天候が良ければもっとテント数が増えていたと思いますよ。
まだまだいろんな人がいますが、また次回に。
今日は、下山途中で野生の猿2頭を見かけました。本当に一国の首都近郊でこんな野生動物が生息しているのは、世界的にも珍しいのではないかと思います。奥多摩の自然は保護しなければと思います。
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