とうとうジムでコロナウィルス感染者が出ました。と言っても私が通うジムではありません。昨日のデジタルニュースで知りました。千葉県市川市内にある「エースアクスシコア市川」というジムです。
中国の武漢からチャーター機で帰国したうちの3人が通っていたジムで2月に3〜6日間利用したそうでそれに伴う濃厚感染者は600人に及ぶそうです。
オッソロしいですね。何だか本当日本の感染予防ってどうなっているんでしょうか。当然その3人は検査結果は陰性だったんでしょうね、自由に外出していたわけですから。
検査方法により陰性と出たり陽性と出たりするので一旦陰性と出ても本当に感染していないかどうかはわかりません。医師の方でも検査結果が陰性と出ても「感染の可能性は低い」という言い方しかできないのが現状です。
したがって当面このジムは閉館となりました。私が通っているジムもいつ閉館になるかわかりません。
目次
市川市の住民が感染すると東京は大感染地帯に?
市川市は東京のベットタウンで市川市民の多くは自分たちは千葉県民ではなくは東京都民と思っているそうです。
それもそのはず市川市はJR市川駅から東京駅まで総武快速線で18分、総武線で新宿駅まで37分の好立地にあるのです。
ちなみに県庁所在地の千葉市のJR千葉駅までは総武快速線で18分、総武線で30分です。
ちなみに総武快速線と総武線は名前は似ていますが全く異なる路線です。
その市内で感染者が出て600人が感染濃厚となりこれらの人たちが仕事で電車に乗って都内に来るとすると日本の超人口密度の高い東京はコロナウィルスの大感染地帯になるかもしれません。
もうお先真っ暗ですね、東京は。
マスクはどこも売り切れ
遅まきながらマスクを買おうと昨日だけで10軒ほど薬局へ行きましたが、どこも完売ですと言われたり未入荷という貼り紙が貼ってあります。マスク不足って本当だったんですね。
家には昨シーズン未使用で残っていた数枚しかないので長く電車に乗るときだけマスクをするしかないかと考えていますが、今更ながら自分の考えの甘さを痛感します。
考えるだけで恐ろしいですね。それでも他国に比べるとこれだけ日本人がコロナウィスルに感染しているのになぜかのんびりムードですよね。韓国、日本についで感染者の多いイタリアなどはパニック状態と聞きます。
いつものように狂言師である日本のマスメディアがあれだけ騒いでいるのにもかかわらずです。
どうして何だろう。日本は世界に名だたる感染大国なので「余裕かましている」のでしょうか。なぜかおっとりしています。
それでも今日電車に乗ると目視ですが60%の乗客がマスクをしていました。マスクが浸透してきているようです。しかし、仮に東京の人口の半分が毎日マスクをすると1日6000万枚のマスクが必要になり1週間では4億2千万枚です。
さらに医療機関では毎日たくさんのマスクを使用し他の地域でもマスクをするでしょうから、マスクが品不足になるのももっともです。
マスクではウィスル予防効果はない
マスクの購入で10軒も薬局を回った私が言うのもおかしなものですが、残念ながらマスクは大気汚染など大気の粒子を防ぐ効果はあってもインフルやコロナウィスルのようなウィルスはマスクを通過してしまい感染予防効果はほとんどないのです。
それでも咳やクシャミをする人がマスクをするのは唾液の飛沫を防ぐという意味ではそれなりの効果はあります。(周囲への飛沫を防ぐ)
またマクスをしないで咳やクシャミをする人が飛沫する唾液が口と鼻に付着する「飛沫感染」をある程度防ぎます。しかしマスクは鼻と口だけをカバーしているだけなので不完全なのです。(周囲からの飛沫を防ぐ)
「飛沫感染」をある程度防ぐことである程度「接触感染」を防ぎます。
しかし結局マスクは「しないよりした方がマシ」程度であると理解しましょう。
現実的なコロナウィスル予防は?
コロナウィスルで気をつけなければいけないのは「飛沫感染」や「接触感染」での目・口・鼻から感染です。その対策としては下記があります。
・洗っていない手で目・口・鼻に触らない
・不特定多数が出入りする場所で人・物に触れた場合はアルコール消毒をする
・帰宅後石鹸で手や顔をしっかり洗う(爪、指の間、手首まで洗う)
・うがいをする
・電車のつり革は絶対に触らない(触る場合は手袋をして触る。手袋は煮沸するか捨てる)
・とにかく密集するところへは行かない
・究極は自宅待機
ジムが感染しやすい理由
私は通うジムでも感染者がいてもおかしくないでしょう。その考えられる理由は下記の通り。
多くの人が密閉された場所に集まる
ジムは密閉された空間で運動をして汗を流す場所です。特にスタジオなどで集団でエアロビ(キックボクササイズなど)などをする場合はユーザーやインストラクターが気合?を出したりてし唾液が盛んに飛ぶことがありますので注意が必要です。
またコロナウィスルは汗で感染すると聞いたことはありませんがHBV(B型肝炎ウィスル)は涙・汗からも感染します。
用心に越したことはないでしょう。
多くの器具に触れる
ジムには多くの器具が揃っています。ダンベル、バーベル、マット、フォームローラー、マシン、バランスボール、ポール、バイク、トレッドミルなど。どれも不特定多数の人が接触します。
つまり「接触感染」にもってこいの場所になります。
もちろん運動後シャワーでしっかり体を洗いますが、運動前後2回ジム備え付けのアルコールでも手をしっかり消毒しておきましょう。
筋トレで免疫力が落ちる
ジムで筋トレすると一時的に免疫力が落ちる傾向にあります。その理由は筋肉肥大のメカニズムにあります。
筋肉を構成する筋線維が筋トレで微細な傷を持ちそれが栄養の補給と休養によって時間とともに回復してより大きな筋線維になるのが筋肉肥大のメカニズムです。
この筋線維の傷が炎症しそれを抑えようと抗炎症作用のある血中の白血球やリンパがこの筋線維に集まり炎症を抑えようとします。この時たくさんの白血球などを消耗し、一時的に免疫力が低下するというわけです。
もっともこんな状態になるにはアスリート並みの運動が必要かもしれませんが、年齢も60歳を超えている私は加齢による免疫力の低下の可能性が高いので筋トレと合わせて考えると油断はできないのです。
運動後はしっかりとした栄養補給をしましょう。
今の日本の感染状況からは、ひょっとして自分がすでに感染していて今はその潜伏期間なのかもしれないのです。
まとめ
ここまで感染が拡大するとどの程度予防できるのか考えてしまいますが、最低限各人が出来ることをしましょう。ジムでは下記のように気をつけましょう。
・免疫力を落とさないために運動後はしっかり栄養(食事)をとって休養(睡眠)をとりましょう。
・運動前と運動後にはジム備え付けのアルコールで手(爪、指間も)を消毒しましょう。
・運動後うがいをしっかりしましょう。
・この時期はできるだけ密集した(人気の)レッスンを避けましょう。
・「マスク」はしないよりした方がマシという程度と理解しましょう。
・運動後はしっかりシャワーを浴び石鹸で全身をきれいに洗いましょう。
・咳、クシャミをしている人がいれば近づかないようにしましょう。
・一番確実なのは当面ジムを休む
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