炭水化物(食物繊維+糖質)が今悪者になっていますが、それは、炭水化物の中の糖質を至るところで知らずに食しているからです。特に糖質の中でも砂糖は最悪です。
砂糖は、調味料、清涼飲料水、ヨーグルト、食パン、お菓子、はちみつなどいろいろな加工食品に含まれています。コーヒーや紅茶に砂糖を入れる人もいるでしょう。
ヒトが狩猟採集をしていた頃と小麦、米などの農耕開拓をしたからとでは、ヒトの歯を分析すると、狩猟採集時代は虫歯がなく、農耕になってから虫歯が多くなったそうです。
ちなみに、椎間板ヘルニアや関節炎なども農耕生活が始まってから発生するようになりました。
小麦から作られるパスタ類(スパゲティ、うどん、ラーメンなど)や食パン、白米などは糖質の塊で、血糖値が上がりやすい食品として知られています。
特に日本のパンは、小麦だけでできているのではなく、油や砂糖、そのほかの添加物が使われています。したがって、白米以上に人体に害があるのです、食パンや菓子パンは。
あるプロのトレランランナーが蒸しパンが好きでトレランに行動食として携帯する、と雑誌で読んだので私も山へ行った時に、買ってみて実際に山で行動食として食したことがありますが、ものすごく甘く胃がもたれてしまったことがあります。
後日調べると、蒸しパンはものすごく砂糖を使っているんですね。
登山は、負荷のある長時間の有酸素運動なので糖質は必要なのですが、摂りすぎは禁物。
砂糖は、サトウキビやビートなどから作られていますが、最終的には、化学物質でビタミン、ミネラルを排除し、「人類が生んだ最悪の化学物質」とまで言われています。
砂糖は酸性物質ですが、人体は弱アルカリ性なので人体に入ると、これを中和しようとミネラルが使われ、そのうち特にカルシウムが使われます。これによって、体内のカルシウム不足が発生します。不足分のカルシウムを骨や歯から補給しようとします。これが虫歯の原因の一つ。
そのほか、砂糖、糖質は糖尿病に多大に関与し、良いことはありません。
私も以前読んだ「ホモサピエンス」や「第3のチンパンジー」で初めて糖質、砂糖が人体にどんなに悪影響があるかを知り、ちょっとショックでした。
自分の体に入る食物には十分な注意が必要です。
アルコールも気をつけなければいかない製品ですが、これだけはやめられない、止まらない!やっぱり父親からの遺伝かな。大して強くないのにお酒が好きなのは。
砂糖の弊害については「砂糖と果糖の摂取には気をつけよう」でも書いています。
また、砂糖の代わりに人工甘味料もたくさん出てきていますが、これも専門家の間では賛否両論です。私が毎晩飲んでいる缶酎ハイにもなぜか含まれています。一部の専門家の間には発がん性があると警告する人もいるようです。私も長くはないのでしょう。お酒に含まれる人工甘味料に関しては、「お酒(アルコール)は太るという真実!」を参照願います。
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