雑記

チノパンを購入して見えてきた最近の無印とユニクロの違い

サラリーマン時代はユニクロでは下着(半袖のシャツ、パンツ)とカジュアル用靴下を、無印ではポロシャツ、オープンシャツやカジュアルズボンを購入していました。

ビジネス用ワイシャツは伊勢丹、小田急、高島屋あたりで季節ごとのバーゲンセールの時に購入。スーツは新卒の頃からダーバン、それからトモローランドやポールスミスも着たりしていました。

今思うとなぜサラリーマン時代にブランド物を身につけていたのか、よくわかりません。ただし、いい物は長持ちするのでコスパとしては見合っている場合が多いのですが。それでも私にとって高い買い物をしていました。

ワイシャツなんてユニクロで十分対応できます。やっぱり当時はユニクロに対する偏見があったのでしょう。

もちろんブランド物と言ってもフランス・イタリア物の高級ブランドではなく私にとっての「ブランドと思う物」という意味です。

しかし、退職以来衣類はほぼユニクロと無印だけですませています。これら2社の共通点はいずれもリーズナブルな価格で商品を提供する点で無職の私としてはありがたいお店です。

私が購入したチノパン

ところで慢性金欠の私が最近外出するときに履くズボンが1本傷んできたので新たに購入すべく無印やユニクロで探していました。

1年を通して履けるズボンを探すのは結構大変で、特に夏期に亜熱帯気候になる東京は通気性の良い薄い生地が必要ですが、これが冬期になると寒すぎるのです。したがって通常は必然的に夏期・冬期と2種類の衣類が必要になります。

非常に不経済な環境下に置かれているのですが、人口過密で高温多湿の夏期を快適に過ごすためには必要なのです。しかし、私は1年を通して履けるズボンを探しているのです。

いろいろ物色しましたが、候補は下記の通りとなりました。

ユニクロ:スリムフィットチノパン(グレー):2990円

無印:スリムチノパン(ネービーブルー):3990円

それで結局購入したのは上記の無印商品。

その理由はと言うと、

・ユニクロのチノパンが無印に比べて生地が厚く東京の蒸し暑い夏を過ごすには厳しい。

・ユニクロでそのチノパンを見に聞くたびにショボい中高年男性たちがグレーのチノパンを購入したり、別の色のチノパンを試着していたので「こんな連中と同じものを履きたくない」と思ってしまった。

ユニクロの特徴

・下着は無印より速乾性など素材で優れている

・無印より安価

・色の種類が豊富

・ビジネス用のワイシャツ・スーツ・パンツは無印よりはるかに充実している

・ズボンの裾上げがシングルであれば、注文から1時間後にできる

・店員がハキハキしている(店舗に活気がある)が軽いとも言える

・若い店員しか見当たらない

・長時間労働でブラック企業とみなされている

・店舗数:国内2068店、海外1241店(いずれも2018年)

無印の特徴

・ユニクロより価格が高め

・地味な(落ち着いた)色が多く、シンプルさが売り

・店員が大人しいというか無表情、やる気が感じられない

・ツンとおすまししてる店員もいる

・内向的な人が多く、何か間違って接客商売に入ってきたとさえ思える

・ユニクロより大人路線

・ズボンの裾上げには店舗よって翌日から5日ほどかかり、以前有楽町店(現在閉店し銀座店へ移転)は当日仕上げがあったが、基本直しは外注任せ

・衣類以外にも文具、食品、生活雑貨、本、寝具、家具などを多岐に渡って商品を扱っている

・軽食を含むカフェもやっている

・最先端は銀座店のホテル経営

・店舗数:国内458店、海外517店

無印は昔の方が良かった?

ユニクロは昔から下着と靴下onlyでズボン、ポロシャツ系は色使いが派手過ぎどこかチープ感があってパスしていたのですが、最近無印は以前よりデザイン、品質ともに落ちてきているような気がします。

先に購入したチノパンにしても物色している時にダーク・ベージュのパンツが部分的に色落ちしているのを何本も見かけました。

特にビニネス用のズボンやワイシャツのデザイン・素材にはもっと力を入れてもいいかと思います。この辺はユニクロに全く太刀打ちできていません。

A4のノートも昔の方がデザイン・色が良かった。

靴下がユニクロの方が安価で長持ちします。と言ってもユニクロにしても夏秋履いたら指先がかかとに穴が開きますが。

ユニクロのビジネス用ワイシャツと下着は俊逸もの

私は夏期平日にはユニクロのビジネス用ボタンダウンのワイシャツを着ています。これは洗濯機での丸洗いOKでかつアイロンも不要です。価格は2990円。

また、下着のパンツもローライズというタイプのパンツを履いていますが、フィット感と通気性がいいパンツです。価格は790円。この辺りの素材・デザインは無印では真似できない商品です。無印の下着パンツはダサい!

しかし、冬期のワイシャツは無印のちょっと厚手のボタンダウン。価格は2990円。

このように衣類は1年を通じてほとんど無印かユニクロで間に合います。

無印にはシンプルさは残したままもっとデザインと素材に力を入れて欲しいところです。

まとめ

・無印はシンプルさが売り(海外では禅に通じるものがあると思っているらっしい)

・ユニクロは素材と色の豊富さが売り(チープ感が漂う)

・価格はユニクロの方が安価

・ユニクロのビジネス用ワイシャツと下着は俊逸もの

・無印はシンプルさは残し、もっとデザイン・素材を見直すべき

・無印の店員は内向的でユニクロの店員はアクティブ

・無印のターゲットは大学生から大人路線、ユニクロは子供から大人まで幅広い

・無印は幅広い生活用品を商品にし、ユニクロは衣類全般に幅広い商品を提供する

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