今日はジムの日。
いろいろな人が来ます。私は、フリーウエイトの筋トレとトレッドミルしかしないので他のスタジオやプールなどではまたいろいろな人間模様があるのかもしれません。
ベンチプレスで100kg
さて、今日は先日見かけらシニア男性についてです。以前からたまに見かけていましたが、先日筋トレコーナーで見かけた時は驚きました。なんとベンチプレスで100kg挙上しているのです。
以前はスクワットでも結構な重量を上げていたような記憶があります。
この男性がロッカー室で他のシニアと話していたのをたまたま私が聞いていました。
頭がツルツルのこのシニア男性は来年70歳になるそうで、体重が73,4kgで身長は175cmくらいと言っていました。
ドラゴンボールに出てくる亀仙人にそっくりです。
BMI
下半身より上半身が発達しています。BMI(Body Mass Index)という大人の体格の目安となる数値で、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で表されます。このシニアの場合は、BMI=23.8となり標準範囲に入っていますが、思想のBMI値は22と言われ、そこから逆算すると理想体重は、67.4kgとなります。しかし、筋肉量が多そなので全く問題ないでしょうね。ちなみに私は、BMI=20です。
75歳までやりたい!
このツルツルシニアは、75歳までは(筋トレを)やっていきたいと言っていました。すごいな、と正直思いましたよ。私が69歳になった時100kgのベンチプレスができるかどうか。というより生きているかどうかさえわかりませんから。
一方、相変わらずジム内をちょろちょろ徘徊している「群れたがるシニア達」もいるわけです。まさに羊とライオンの違いです。
このシニアはかなり以前から少なくとも10年前から筋トレをしているのではないでしょうか。体質にもよりますが、そう簡単に筋肉はつきませんから。このシニアは下半身はそうでもないのですが、上半身の背中が広く感じます。後ろから見ると逆三角形なので広背筋上部が発達しています。別に筋肉でゴツゴツしている感じではないのですが。
何れにしても私などは見習わなければ、と思います。このツルツルシニアから見れば私はまだ小僧でしょうね。
体力は年齢ではなく個人差
シニアの筋トレについてはあちこちのマスコミも盛んに書いています。60歳からの初めての筋トレだとか、いろいろなタイトルで書かれていますが、60歳、70歳などと年齢でひとくぐりできるものではありません。なんといっても個人差があります。若くても老人のような体力しかない人やシニアでも若い人と同等な体力を持っている人もいます。
ネットや雑誌では60歳からの筋トレは、ほとんど自重トレーニングから始まっています。どうもこういう書き手(ライター)は、もっと若い世代の人たちでしょうね。今の60歳の人たちを知らないのではないでしょうか。もっと体力がありますよ。自重トレーニングよりも軽量・中量のウエイトを使った筋トレから始めればいいのです。基本的に男性の初心者は、体重にもよりますがバーベルであれば、40kg程度から始めます。体格のいい人は、50kg程度でしょうか。女性はもっと軽く20kg程度から始めましょう。20kgはバーベルバーの重量です。
今日も女性が2人ダンベルを両手に持ってブルガリアンスクワットをしていました。
私は、65歳までは少しずつ重量を増やしていき、それ以降には少し重量を減らして回数を増やそうかなんて考えていましたが、このシニアを見て俺もいけるか?なんて調子のいいことを考えてしまいました。「汝、己を知れ!」ってやつですか。
追記
上記の69歳だった亀仙人シニアも今年2022年では73歳になるはずですが、現在でもジムでときどき見かけます。相変わらずお元気でジムに行ってから仕事(電気設備士のようです。)をしに出かけています。
体も柔軟で本当にびっくりします。
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