アイキャッチ画像:映画.com
今日は渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で映画を観てきました。
ディカプリオ主演の「ワン・バトル・アフター・アナザー」(One battle after another)です。
もう封切りからかなり時間の経っている映画ですが気にはなっていた映画です。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』の超ザックリしたあらすじ
革命家だった男ボブ(レオナルド・ディカプリオ)は同志とともに不法移民排除に使命感を持っていた軍人ロックジョー(ショーン・ペン)と敵対していました。
しかし元革命家として赤ん坊だった娘となりを潜めて生活していたのですがある理由によってまたロックジョーに目をつけられ高校生になった娘(ヴィラ)は拉致されるのでした。
今では冴えない酒とドラッグに溺れたボブはなんとか娘を奪回しようとしますが堕落した生活がたたり思うようには行きません。しかし当時も今もなりを潜めていた革命の同志や協力者の密かな応援で救助に向かいます。
一方、不法移民排除に多大の貢献をしたという理由である上流階級の秘密結社のメンバーになるエサをぶら下げられた軍人ロックジョーは娘の存在が自分の成功の妨げになるのではないかと危惧し一層ボブとヴィラを追い詰めていくのでした。
鑑賞後の感想
・あっという間の時間経過。それほど展開が早くスリリングな映画でした。メキシコからの不法移民や麻薬も絡みなんだかタランティーノの映画を彷彿させるような。
・映画のなかで空手道場を経営するセンセイにベニチオ・デル・トロが出演しボブを助けます。ボブが娘を救助すべくセンセイの道場に転がりこみ、道場の畳の上を歩くのですが、センセイがすかさず「畳の上を歩かないでください。」と注意する場面には笑えました。浸透しているんですね、日本文化が。
・2枚目だったディカプリオも冴えない中年役に見事にハマっていましたし、軍人ロックジョーもショーン・ペンが演じていたとは最後まで気がつきませんでした。相変わらず詳細を知らないで映画を観ていたので。しかし怪演でした。
・監督はポール・トーマス・アンダーソンという有名な監督らしいのですが私は全く知りませんでした。
・ボブの妻で革命家を演じたティヤナ・テイラーは最初ひどいブスだなと思っていたのですが、歌手、振付師、俳優、モデルなど多彩な才能の持ち主のようでそれで選ばれたのでしょう。
終わりに
・平日の昼とあって観客は数十人程度でしたのでゆったりと観ることができました。
・この映画館はJR渋谷駅にも比較的近いし、また私が観たいと思えるような映画も時々上映しています。先日の術前ハイキングとともにいい息抜きになりました。


















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