映画

黒猫が主人公のラトビアのアニメ映画「Flow」を観て

アイキャッチ画像:映画.com

今日は秋分の日で祝日です。

久しぶりにヒューマントラストシネマ渋谷で映画を観てきました。

週1回ジムトレで渋谷に行くので他の日には新宿以上に混雑する場所にはあまり行く気がしないのですが新宿の映画館が満席に近かったので急遽変更したのです。

タイトルは「Flow」というアニメ映画です。

超ザックリしたあらすじ

時代背景は不明です。と言っても描写背景から推測できて私だけがわからなかったかも。「現代だよ」と言う人もいるでしょうが作者はあえてぼかしている感じもします。

大自然のなかで人間と共存していた黒猫がある日大洪水に巻き込まれます。

多くの動物たちが逃げ惑うなか洪水のなか漂流してきた小型帆船になんとか逃げ込みますがそこには一頭のカピバラがいました。

さらに大型犬(ゴールデン・リトリバー?)、メガネザル、鳥(やけに足が長いけど種類不明。イヌクイワシ?)が次々と同船しこの大洪水に翻弄、悪戦苦闘するなかでこれらの動物たちに友情らしきものが芽生えるのですが….。

この映画はアメリカのアカデミー賞の「長編アニメーション賞」を受賞した映画です。

鑑賞後の感想

この映画にはセリフがないけど美しい描写ということとラトビアの制作ということだけが私の事前情報でした。

結論から言って意外と退屈せずに観ることができました。私はもともとアニメ好きですがこの映画はちょっと風味が他のアニメと異なります。

大洪水のなかこの猫は最後はどうなるのかと期待を込めて見ていたのですが最後は「あれ?」という感じでしたが、あの描写には何か秘められているのか。あるいはよくある視聴者に考えさせるためにああいう終わり方にしたのでしょうか。

洪水が引いた後のあの巨大な亀?らしき生き物の存在も謎。もっともどこかで観たようなクジラのような生き物も出てくるので驚く方がおかしいか。

私は作者が何か言いたいことがあるのだろうと思っていましたがどうも何を言いたかったのかわかりませんでした。

しかし退屈はしなかったのはこの映画が一種の冒険映画だったから。動物描写も細かく犬のお人よしさとお馬鹿さや猫の動くものへの関心具合などがよく出ています。

CGを使ったようですが洪水の波の描写は実写さながら。

またあの超然とした鳥を観て私は宮前駿の映画に出て来る鳥に似ているなとふと思いました。

この映画を観て100人いれば100通りの筋書きができる映画です。

意図的に視聴者に想像させる映画になっていると思えばいいのでしょう。逆にいえば想像力のない人は観ても退屈だけです。

映画.com

終わりに

このヒューマントラストシネマ渋谷は昨年アニメ映画『ルックバック』を観て以来です。

脚は7割の入りでやはり若い世代が多い感じでした。

休日の渋谷はやっぱり混んでいました。

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