右膝の診察をしてもらったクリニックから処方された湿布薬を風呂上がりに貼って寝て起きると痛みがほとんど感じませんでした。
しかしやはり外出して歩き始めると右膝は軽度ながら痛み出しました。28枚(28日分)処方されてしまいましたが28日間も痛みが続くようであれば右脚をかばって私の左脚を含め骨盤や脊椎などに不都合な変異が出てくるでしょう。
今日はスポーツクリニックで触診とレントゲンで「半月板損傷の疑い」(実際はレントゲンでは半月板は映らないのでMRI検査が必要。そのためこの診断はあくまで整形外科医の経験的直感的診断となります。)を言われた後の最初の筋トレ日です。
半月板損傷と言われた後の初筋トレ
普段は下半身から筋トレするのですが今回は(ウォーム)アップを兼ねて上半身から。
上半身
・20kgx2インクラインダンベルフライ10回、9回、8回、7回
・22kgx2同上6回(初めて22kgでインクライン)
・22kgx2ダンベルフライ(フラット)6回、5回、5回
・ワイドオーバーグリップ懸垂10回、10回、10回、8回、7回、6回=合計51回
・ディップス 自重10回、+5kg加重8回、8回、7回、6回(久しぶりの加重)
・24kgダンベルプルオーバー10回x3セット
下半身
・ブルガリアンスクワット 自重左右各脚10回x5セット
・レッグエクステンション 20kgx15回、10回。25kgx10回x2セット、30kgx10回、35kgx10回
ブルガリアンスクワットでは膝の痛みの有無を確認しながらゆっくりやりました。
特に痛みはありませんでしたがゆっくりやったせいか1、2セット目は右脚がぐらつきました。自重ではありえないことです。
レッグエクステンションでは30kgのウエイトでやった時に右膝に痛みを感じ出しました。
また35kgではウエイトが重いのか力が入らないのか膝を真っ直ぐ伸ばせませんでした。
しかしレッグプレスもそうですがレッグエクステンションも脚に効いているのかどうかやっているときはよく分かりません。
座ってでき上半身のウエイトがかからず呼吸もスクワット、ブルガリアン、ランジ系よりも楽なのでなおさらそう思えるのでしょう。
私はフリーウエイト専門でマシンはほとんど使用したことがないのでマシンはどうも筋トレしている実感がわきません。また効かせる使い方もまだ分かりません。
トレッドミルでのウォーキングはなし。
ジャンピングランジは当面禁止。
それにしてもやはり脚の筋力は落ちています。目視でも大腿四頭筋の筋肉量が減っているのがわかります。この1ヶ月間ろくに下半身の筋トレはできていません。
膝を痛めてからトレッドミルの時間も少なくなり外で歩く歩数もかなり少なくなったので体脂肪がつき始めてきたようです。これはまずい!
増量のためジムへ行った日の定食屋では白米を摂取するようにしているのですが現在はまた雑穀米に戻しました。
ジムを出て歩くと右膝がジムへ行く前よりも痛みました。さらに帰宅までになるともはや右脚は使い物にならないほど膝痛に。やっぱり右脚はまだ安静にしているべきだったか。
あとは右膝裏外側の大腿二頭筋腱が痛みます。この部位は筋トレ前からしゃがむと痛い部位でおそらくレッグプレスやゴブレットスクワットで筋肉痛になったのだと思います。
この部位が痛み始めると治るまで時間がかかるので右膝内側の痛みと同様厄介です。
半月板損傷あれこれ
気になるのであちこちの半月板損傷に関する情報を調べてみました。
筋トレをしている人、登山をしている人、トレランをしている人などで半月板損傷をしている人のブログをチェックするといろいろ面白いことが発見できます。
やはり登山での半月板損傷が一番多いですね。
これは下山時に膝に負荷がかかりやすいということと高齢者の登山も多いので経年劣化による半月板損傷というのも必然的に多くなります。
中にはもともとO脚ではないのにもかかわらず登山靴のかかとの外側が激しくすり減っている写真を投稿している高齢者がいました。硬いはずの登山靴のアウトソールがあれほどする減るというのは尋常ではありません。
そのすり減ったままで登山していたのですから膝内側に負担がかかるわけです。
私も街中で歩く靴のかかとは外側がする減っていますが、これは正常範囲内だと思っています。もともとかかとの外側が少しすり減るのは正しい歩き方なのですから。
詳細は『靴裏のすり減り方から見る身体の異常ち正しい足裏の重心移動』。
この方たちは手術したり保存的治療(手術をしない治療)でストレッチと筋トレや軽い運動、登山で膝痛を克服したかなんとか折り合いをつけながら生活している人たちです。
登山ガイドの人たちにとって変形性膝関節症や半月板損傷は一種の職業病と言っていいのかもしれません。
彼ら、彼女らも変形膝関節症に悩ませながらも登山をしていると3、4ヶ月で痛みがなくなったという報告もあります。
それには自身も登山をされる整形外科医の話ではすり減った大腿骨と脛骨の軟骨が平たくなりその表面が硬化してくると痛みがなくなるそうです。その期間がだいたい3ヶ月。
おそらくそれんも個人差があるのでしょう。私を診察した整形外科医にこの話をすると「それは個人差がある」と言っていました。
トレラン選手の中にもスキーでの打撲とトレランの走りすぎで半月板損傷で切除した人がいますが気力、筋力アップで復帰したブログを読みました。最初の手術は失敗に終わり別の整形外科医を探してなんとか成功したという怖い話もしていました。いわゆる診断ミスです。あるんですよ、こういうことが!
スキー選手にも半月板損傷は多いですね。特にジャンプしたり回転したりと膝を酷使するモーグル選手は。
ボディビルをしてスクワット140kg挙上できる人が膝痛で膝を屈伸させることすれできなくなって整形外科に行ったところ半月板損傷で変形性膝関節症になって手術以外ないと言われ落ち込んでいたがなんとか手術をしないで済む方法がないかと考えたそうです。
そして行き着いたのがJMPSという筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会(現在は日本整形内科科学研究会(JNOS)が活動を引き継いでいます。)というところだそうでこの医師に治療してもらったところ嘘のように膝痛がなくなり140kgのバーベル挙上できるようになったと言っています。
その根本的な考え方は膝に関して、
『膝内部に痛みを感じてもそれは軟骨や半月板からくる痛みではなく筋肉からくる関連痛の可能性が高くその筋肉の侵害受容器の過敏性(トリガーポイント)を鍼で取り除けば良くなって動けるようになる』
というものです。
私の場合鍼治療が適切かどうかはわかりませんが、実は私が半月板損傷と言われたことに関して少し疑問に思っています。自分自身は筋肉、腱からくる痛み(炎症)ではないかとまだ思っているところがあるからです。
もちろん加齢による経年劣化やいつもではありませんが登山で下山時に走ったりしてきたわけですから膝への過負荷が蓄積してきていることは間違いないでしょう。
しかし登山を始めて間もなく左膝外側の腸脛靭帯炎になるも登山を続けながら筋トレを始めて1年後にそれを克服してました。確かにまだ下半身の筋肉量は少ないと実感しているのですが現在筋筋トレ6年目でもまだ膝を損傷させるとは自分の不甲斐なさを感じると同時に素直に半月板損傷を認めたくない自分も確かにいるのです。
私を診察した整形外科医はなぜかあまりMRI検査には積極的ではなかったように感じましたが、早期にMRI検査をして半月板損傷かどうか決着をつけた方がその後の対処法を考えるためにはいいかもしれません。
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