変形性膝関節症になって以来2回目のリハビリに行ってきました。
しかしPTとの対応方法を間違えて1時間位クリニックの長椅子に待ちぼうけを喰らいました。
さらにほぼ1ヶ月前作業療法士(以下PT)に5つの課題を与えられ(ブログはこちら)自宅やジムでこなし、今回は膝痛者向け(ウエイトをかける)筋トレの種目を教えてもらおうと思ったのですが全く当てが外れてしまいました。
どうも私はそこに行き着くまでには不十分な筋肉だったようです。
中臀筋が弱い!
前回も言われていたことですが私は中臀筋が他の筋肉に比べて弱いようです。しかし私もそれを自覚していてダンベルブルガリアンスクワットやランじ系をジムでやっていたのです。
しかしそれでもまだ中臀筋の筋力がアップしないということはどういうことなのかわかりません。
上の写真のように該当する脚(私の場合右脚)が上になるように横に寝て右脚を斜め後ろに持ち上げます。
このとき爪先は下向きにします。
そしてPTが両手で私の右脚を押さえつけ床の方向に力を入れ、私がその力に逆らうように脚を上に上げようとします。
このときPTの力にあっさりと脚が床につくようであれば右側の中臀筋が弱いと判断されます。
私はこのテストであっさり、本当にあっさりと右脚が床についてしまいました。対抗する力はほぼゼロ。
PTは一言「う〜ん。中臀筋が弱いね。」
私はガックリ。これほど弱いとは思いもせず。
これによって私のリハビリは中臀筋の筋力アップがメインとなりPTの頭には次のリハビリ種目が思い浮かんだようです。
片脚立ち切り返し
まず一つは片脚立ち切り返しです。
1. 足幅は腰幅程度に立って両手を万歳します
2. 片方の脚を太腿が床と平行になるまで上げます
3. 5秒間その姿勢を維持し立っている脚と上げている脚を素早く入れ替えます
4. これを1回として10回繰り返します
<ポイント>
・切り返しは素早く行う
・立っている脚は少しジャンプするような感じで切り返す
・両手から上半身、下半身まで一直線上にくるようにする
<やって見ると>
やってみるとバランスをとるのが難しい。特に右脚を上げた状態にするとぐらついてしまった。
片脚爪先立ち腕伸ばし
1. 足幅は腰幅程度に立ち両手は万歳をします
2. 片方の膝を太腿が床と平行になるまで上げます
3. 立っている脚を爪先立ちし同時に同じ側の腕を真っ直ぐ上にもう反対側の腕より高く上げます(右脚だったら右腕)
4. 次にもう片方の脚を爪先立ちし同じ側の腕を真っ直ぐ上に上げます(左脚だったら左腕を右腕より高く上げる)
5. この動作を合計20回交互に行います
<ポイント>
・爪先立ちした脚と同じ側の腕は真っ直ぐ一直線上になるようにします
・慣れると同じ側の脚の爪先立ちを3回繰り返してもう片方の脚を爪先立ちしても可能
<やって見ると>
左脚はすぐに慣れたが右脚はバランスを崩しなかなかできなかった。
以上2種目が次回までの課題です。
ところでなぜ左脚より筋力のある右脚がうまく片脚立ちができないのかPTに聞いて見ると、
「左脚の方が(筋肉を)うまく使えているから」という回答でした。
逆に言うと右脚は筋肉を上手に使えていないということです。
これには考えさせられました。
どううまく使えていないのか。上半身と下半身の連動なのか。今後の課題です。
また右股関節が硬いことと関係があるかと聞いて見ると、PTは「ある」と答えました。
右股関節が硬いので右脚の筋肉がうまく使えないのか。
股関節の伸展に制限があると中臀筋の筋力が低下する
股関節の可動域が狭いと様々な問題がありその中で私の右股関節の硬さが中臀筋の筋力の弱さに関与しているようです。
股関節の伸展とは脚を後ろに蹴り上げる動作をいいます。
なるほど私は股関節の伸展がうまくできません。脚が後ろに高く上がらないのです。
この股関節の伸展を難しくさせている原因としては下記が挙げられます。
・股関節の関節包内運動の問題
・腸腰筋・大腿直筋が硬い
・大臀筋・ハムストリングの機能不全(硬いか弱いか)
逆にいえばこれらの原因を取り除くようにすれば問題が解決すると言うことです。
私の場合は股関節内部の問題はよくわかりませんが股関節の可動域を広げるべくストレッチをすれば良いことになるはずです。
このストレッチもいろいろあり私にあったストレッチを探していくつもりです。またPTにもその辺のところを聞くつもりです。
まとめ
右脚より筋力の弱い左脚に比べて右脚の筋肉がうまく使えていないと言われたときはハッとしました。
筋肉をうまく使う。連動させる。今後の課題です。
やはり私の右膝の問題には右股関節の硬さが関与しているとわかり今後どう可動域を広げていくか考えようと思います。
今回のリハビリ料金1,260円也。
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