最近読んだデジタルニュースから。
若い女性が店員が一人の宝石店(アクセサリーショップ?)にナイフを持って強盗に入りました。
しかしその店員が通報するそぶりを見せたので何も取らず逃走。その足で警察へ自首。
何だかマヌケたお話ですが内容をよく見ると何とも身につまされる話なのです。
自首した女性の背景
その女性は気がついたときには施設に入り家族とは絶縁状態。
中学卒業後働き始め、働いていたうどん屋をコロナで解雇される。
ネットカフェに泊まるもお金がなくなり野宿。紙に「食べるものをください」と書いて何度か恵んでもらったけれどもう限界。
所持金数百円。
そして思い余って店員が一人しかいない小さなお店に強盗に入る。
失敗、そして自首。
生活保護は受けたくなかったとの弁。
こんな話、私が会社員時代なら「バカか、こいつ」と思ったでしょう。
しかし今は「明日は我が身」と思うのか何とも言えない身につまされる話として胸がギューッと凹む感じがします。
こういう人ってまだまだ結構いるんでしょうね。
一方でお金持ちもたくさんいるわけで。
大金持ちになったらやりたいこと
もし私が大金持ちになったとしたら一体何をするのか、したいのか。残りの人生で大金を後生大事に持っていても意味ないので計画的に使っていくでしょうね。
おそらく財団かNPOなどを作って寄付活動を始めるでしょう。
・児童施設への生活支援
・シングルマザーの生活支援
・大学院生、大学研究生の生活援助
・海外留学生の生活援助
・ホームレス支援
・漫画家支援
こんな感じでしょうか。その他日本映画界の組織改革や支援などもいいですね。
日本映画界で働く映画人は他の先進国の映画人と比べて非常に不利な条件で働いているようですから。つまり前近代的な労働条件らしいです。
もっともホームレス支援は「類は友を呼ぶ」的になりそうであまり近づきたくないのが本音なのですがやはり雨露しのぐ住居が一括して必要です。
住居不定では仕事もなかなか見つからないはずです。
お金持ちの考え
「最高の資産とはお金を稼ぐ能力であり、最大の資源はあなたの時間である」
ブライアン・トレーシー(作家)
耳が痛い話です。
まとめ
私が大金持ちになることはありえないのですが、「もし」なったとしたら何をするのか、何にお金を使うのかを考えることで自分の人格・性格が見えてくるのではないかと思うと試してみるのもいいかも。
先述の選択した項目に私の人格・性格がどう出ているのかわかりませんが、少なくともその内容は自分の周辺に届く範囲内の情報に限られているなとわかります。
つまり、自分のこれまでの人生のフットワークが見えてくるのです。狭い世界で生きてきたんだなと思いますね、本当。この程度しか思い浮かばないのかと。
これがもっとグローバルな生活をしていたのであれば「なぜアフリカは貧困のままなのか」「気候変動の本当の原因は何か」「人種差別をなくすにはどうしたらいいのか」などを考える海外の連中と連携をとって進めているかも。
あるいは世界中を旅行してその土地土地にお金を落としていくのもありかも。物は何も残さないけど体内に貴重な体験を残します。
また何に寄付をするかということではその人の嗜好・生き方が絡んできます。
しかし大金を持つことで妙な余裕を持ち相手に上目線になって接してしまういやらしい人間になるかも。ここにも人格が出てきます。
お金って持ったら持ったで使い方が難しいのでしょうね。持ったことがないので想像しているだけですが。
あり得ないとはいえ、一度自分が大金持ちになったら何をするのか考えてみるのもいいかも。
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