前回ジム代が値上げしてもジムは継続すべきだと書きましたがその続きです。
私はジム費、登山費、賃貸マンション更新料をあらかじめ月割りして生活費を計算してそこから後何年生活できるかを判断しています。
目次
私の経済寿命は最長70歳だった
登山費は基本日帰りなので公共の電車・バス代とトレランシューズやテーピングなどの消耗品です。
これを月10,000円と換算しています。
ジム代は値上がりして安価なコースにシフトしたので月12,000円。これにレンタルロッカー費(シューズや洗面道具を入れておく小さなロッカー)、レンタルバスタオル代を入れて合計月15,000円。
ジム代高い!と思う人もいるでしょうが日割りにして500円/日です。
1日ワンコインで健康を購入できると思えば安い物です。タバコ1箱と同じ価格ですから。
何も運動をしない人より間違いなく医療費、介護費はかなり安価になるでしょう。
逆に何も運動をしない人ほど誇大広告に踊らされて安易に健康グッズや健康食品を購入し余計な出費をしてしまうのです。
これに2年に1回のマンションの更新料を月割りにて月割の生活費を計算します。
さらに家賃、ユーティリティ、食費、酒代、普段の電車代、喫茶店代、電話代、本代など雑費を加えるとため息がでます。
これらから私の預金、厚生年金、個人年金を考慮し私の経済寿命は最長で70歳と判断していました。
ただし、この経済寿命には医療費や介護費は計上しておらず、ぽっくり死ぬという前提です。
もっとも今までの経験から医療費の個人負担は月換算でせいぜい5,000円程度。またジムに山に行っている私に介護などは問題外。
計算上70歳が経済寿命年齢でしたので逆算して余命何年という答えが出ておりそのためにそれまで何をすべきかとか考えていたのです。
また経済寿命はあくまでも現状の生活を維持した場合を想定しています。
身内の最後を見て長生きは絶対したくなかったので余命期間ガンガン山へ行こうと思っていたら昨年登山で右膝を損傷しもう山の下山時には走らないようにと理学療法士から言われてしまい70歳は経済的寿命だけでなく動けなくなったらおしまいと思っている私の身体的寿命にもなったのでした。
私の経済寿命が70歳から80歳へ伸びた理由
しかし昨年母親が亡くなり事態は急展開することに。
母に複数の預貯金通帳が発覚
それは全く予想しなかった母親(実質はずっと前に亡くなった父親の)遺産でした。
そのおかげで経済寿命年齢が一気に机上では80歳までに伸びたのです。
これは本当に驚きでした。母の葬儀の後姉から聞かされたのは複数の預貯金があるという話でそのとき聞いた総額は私を唖然とさせました。
私は両親の遺産は実家(マンション)と現金ではせいぜい葬儀代くらいあれば御の字と思っていました。
しかも独身の姉は母親とずっと同居し姉は母の生前中から将来そのマンション(実家)を売って(高齢者用)施設に入るとか言っていたのでまあ認知症の母親の面倒を見ていたのだから仕方がないな、なんて思っていました。
そんなわけで私は親の遺産など頭にはなかったのです。むしろ親に借金がなかっただけも御の字と思っていたのですから。
実家と思っていたら姉のマンションだった
ところが母親の葬儀の時に今まで実家と思っていたマンションは姉が買ったマンションであることがわかりました。
私は以前父親が建てた一戸建ての家は老築化したのでその土地を売りそれを頭金にして新しいマンション(実家)を購入したのだとずっと思っていたのです。(土地代は北海道ですから東京都比較するとゴミ同然でした。)
しかし実際は姉が100%出資して買ったマンションで売った土地は母親の預金になったようです。
そのお金と(父から母への)遺族年金が積もり積もって両親の遺産になったというわけです。
したがって私にはもう実家と呼べるところがないのです。
今まで姉の家とは知らず過去10年程年末年始実家に行っていたつもりの私は本当能天気。
まさか姉にマンションを購入するお金があったとは思いもよらず。やはりずっと親と同居しているとお金がたまるのでしょう。
札幌は東京の半値でマンションが購入できますから。私も札幌在住だったらマンションを購入できたでしょう。
ただし東京と札幌の会社では給料が異なるのでやっぱり大変かな。
いずれにしてももう気楽に札幌の家に行くことはできなくなりました。実家ではなく姉の家ですから。
思い起こせば実家(姉の家)に行くといつも姉の態度がなんとなくでかいのは母親の面倒を見ているからだと思っていたら姉の家だったからなんですね。
いやはやなんとも私は鈍感な男だったのでしょう。
医療費、介護費、葬儀代、お墓代は含まず
こんなわけで私の経済寿命は70歳から一気に80歳に引き上げられました。
しかしこれには先述の通り医療費、介護費はおろか自分の葬儀代、お墓代(札幌のtao家のお墓には入りたくない)は含まれていません。
70歳過ぎるとあっちが痛い、こっちが痛いとなってくるのでしょうが特段医療費は計上せず、入院費や介護費などは自分では持っての他という気持ちです。
したがって不測の事態が生じると私の経済寿命年齢は一気に下がります。
また更なる加齢とともに登山費や食費、酒代などの消耗品費がさがり若干医療費が増加するのではないでしょうか。
医療費といっても歯科、内科、眼科あたりの検査・診察・治療費などになるでしょう。
終わりに
自分の実際の生命寿命がわからないのでいくら細かく机上の計算をしても意味はありません。
今の段階ではざくっとした計算で十分でしょう。
現状では経済寿命が80歳、万一の場合の医療費、介護費を考慮すると75歳と頭に入れておけばいいのです。
とすると私の経済余命は後10年か15年です。
長いのか短いのか。今の段階では長いと感じざるを得ません。
一番困るのは間違って長生きしてしまうことです。
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