生活

60代の1ヶ月の食費(外食・お酒を含む)は消費支出の25%が目安

私の1か月の食費について先日ブログ(独り者の食費は月63,000円は高い?)に書きました。その後もネットでいろいろ調べてみると、まあピンからキリまであります。夫婦2人で月2万というものから10万というものまでいろいろです。おそらく上限を見ればきりがないでしょう。

私は筋トレをしているので高タンパクを意識した食費になりちょっと独り者のシニアとしては高めだったかもしれません。

しかし、60代の食費がイマイチ個人レベルの様々な生活環境下の話が多く実態がつかめません。

そこで、総務省の家計調査報告書や全国消費実態調査なるものがあるとわかり、そこの報告書をちょっと覗いてみると参考になりそうなデータがありました。

60代の1ヶ月の食料支出

下記はすべて単身者のデータです。

60代(男性)の1ヶ月の食料支出 (全国消費実態調査 2014年10-11月)  

消費支出     175,464
100%   
食料
33,174 18.9%
酒類 12,138 6.9%
食料+酒類      45,312 25.8%

60歳以上(男女混合)の1か月の食料支出(家計調査報告書 2017年平均)

消費支出 148,358   100% 
食料(酒類含む)     36,604 25%

60歳以上(男女混合)の1か月の食料支出 (家計調査報告書 2018年4-6月)

消費支出       142,083   100%  
食料 26,041
外食 5,668
酒類 1,465
食料+酒類+外食 35,715 25.1%

60代(男性)の独り者の1か月の食費は45,000円

年次、性別、報告書がそれぞれ異なるので正確にはわかりませんが、一定の傾向はわかります。

60代は70代以降よりも消費支出が多く、年々消費支出が下降しています。

また、男性の方が女性よりも支出、食料費とも多いのが特徴で、男女混合の場合、男性はもう少し金額が上昇することになります。

したがって60代(男性)の独り者の食料費は、年代は少し古いですが一番上の表が近いはずです。

その下の2つの表は60歳以上の人たちなので70、80代なども含みます。平均すると70代前半となるでしょう。

酒類も2018年では1ヶ月1,465円と私から見ると信じられない数値ですが、女性も含むのでこのような結果になったのでしょう。

さらに、食料費はエンゲル係数であり、これが25%が目安となっています。

つまり、食料費が消費支出の25%を超えないような生活をすることが大事になります。

したがって、年金支給前の無職の私の場合は、食料費は自炊48,000円+外食15,000円+酒類15,000円=78,000円なので異常!に多いことになります。

45,000−78,000=−33,000円/月の過剰消費。

エンゲル係数を25%とすると、私の消費支出は逆算すると312,000円となり最低この金額の月収(手取り)が必要になります。

しかし、無職なので毎月−312,000円の赤字!

かなり考えさせられました。だから預金がものすごい勢いで減っていたんだなぁ!こういう金銭感覚なので独り者のくせにお金がたまらなかったのでしょう。

自業自得というやつです。

しかし、ボディビルダーのように本格的に筋トレをしているわけではないのでもう少し節約できるはずです。

手始めに12,000円/月、のち16,000円/月の節約

週3-4回スーパーで食材を購入して、3,000円 x 4回 x 4週=48,000円と計算していますが、ここには酒類も入っている場合もあるので、実際は、酒類の15,000円はもっと少なくなるでしょう。

今後は週3回で3,000円 x 3回 x 4週=36,000円/月にすると12,000円/月の節約。

年に換算すると、144,000円です。ジムの年会費ほどの節約になります。

さらに、週2回で4,000円 x 2回 x 4週=32,000円/月にすると、16,000円/月の節約。

段階を追って実施しようと思います。

外食も弁当を作って食べようかと考えたこともありますが、会社員でもないのでどこで食べることができるのは場所に悩みました。

それに会社員時代は、健康を考えて玄米おにぎりを作って会社で昼食を摂りましたが、1週間でギブアップしたことがあります。

理由は、うまくない!飽きた!ということと面倒くさくなった!ことです。

多分、弁当は長続きしないでしょう。

筋トレ用に高タンパクな食料が必要ですが、鶏の胸肉、ささみを特価の時に大量に買って冷凍保存することもアリです。

毎日サバ缶を摂取していますが、サバ缶も安価なのですが、鶏肉とどちらが安価か検討の余地はあるでしょう。

なるべく生材料を仕入れ、自分で加工・冷凍するのが安上がりでしょう。時間はあるのです。

夜は糖質ダイエットでご飯類は食べないのでお腹が空きます。さらにアルコールを摂るので食欲増進してしまいます。ダブルでお腹が空きます。

満腹感を得られる安価で、高タンパクな料理を考えなければなりません。

鶏そぼろでは満腹感は得られず

鶏のそぼろも筋トレをする人にとって有名な料理ですが、鳥のミンチ(安い!)を買ってやってみるといくらでも食べることができるので満腹感が得られず、これはどちらかというと外食でのご飯の「ふりかけ」と持参すべきもののような気がします。

鶏のささみでもそぼろを包丁でたたいて作ってみたのですが、同じですね。食べた感じがしません。

いろいろな節約があると思いますが、あまり自分を追い詰めるとストレスがたまってしまうので「ぼちぼち」とやっていきます。

本当はお金を稼げば何もこんな節約はする必要がないのです。

ネットビジネスで何とか稼げればと思っていますが、現実は超厳しいのです。

退職して気が楽になりましたが、懐具合も超軽量級になり全くもってお寒い限りです。

追記

2020年9月20日〜10月19日までの食材、酒代の合計は下記通りです。

食材:32,201円(外食費は除く。朝晩は自炊。)

酒代:5,454円

合計:37,655円

やればできるものです。


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