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毎日のように本屋で徘徊している私は、毎週どこかの雑誌に「死後の準備」などの特集をやっているのを見るにつけ、それだけ「需要」があるんだなといつも思っています。
以前ブログにも書きましたが、もう間もなく、日本では65歳以上の高齢者が人口30%に到達します。つまり、3600万人が高齢者というわけです。この人口はヨーロッパの小国並みで、すでに日本は世界のトップを走る老人大国になっています。
3600万人の需要があるわけですから、紙の出版が斜陽になって久しい出版界の週刊誌などは、この年齢層がお得意様としてターゲットを絞っているでしょう。
この手の記事はほとんど自分に関係ないと思って読みませんが、預貯金、不動産などの遺産、相続の問題から遺書の書き方、葬式、お墓などの話まで色々のようです。特に財産相続は身内に兄弟が多いと何かと揉め事があるのでしょう。下手に資産があるのも考えものです。
私にとっての「死後の準備」
私のような独り者で、預貯金(今現在はまだ少しある。少しです。)、不動産もない人間にとって「死後の準備」とは死後の葬式とお墓くらいなものです。
・葬式
最後に住んでいるであろう住居のオーナーもしくは管理会社にいくばくかのお金を残して死後の後始末(事務的手続き)をお願いする遺書を予め書いておく、もしくは文書にてお願いをしておく。
・お墓
存命中にどこかのお寺で永代供養の手続きをし、自分の骨は「永代供養墓」に入るか「納骨堂」に入るかになります。
なんてことを現在考えています。
姉と母は現在存命で実家(札幌市)に住んでいますが、やがて母も亡くなりすでに父親が眠っている市内にあるお墓に入るのでしょう。私が死ぬ頃は、女性が長寿の家系に生まれた姉はまだ生きているでしょうが、私の死程度で年老いた姉を東京に来させるのは体力的・精神的に負担をかけることになります。極力自分だけで処理できるような準備が必要です。
もし私が70歳まで生きていれば、その頃に上記の手続きすればいいのかなと今は思っています。
何だかこんな事を考えると気が滅入ってきそうですが、お一人様の覚悟として考えておかねばなりません。逆にさっさと手続きをするとスッキリするかも。
しかし、それまでは自由を満喫したいものです。やはりお一人様に勝る自由はありません。そのためには健脚である事が大事。老化は下半身からですから。
筋トレは生活の張り合いだけでなくお一人様の自己防衛
私にとって筋トレは、生活に張りを持たせるだけなく、お一人様として自立するための自己防衛でもあるわけです。
水曜日の筋トレは、1週間で一番調子がいいはずなのですが、月曜の筋トレで少しセット数を多くしたせいで疲労感が抜けず、右ひじから手首にかけての前腕筋が無理できないので好きなダンベルフライを軽いウエイトで3セットに止めました。
下半身強化のダンベルブルガリアンスクワット、バーベルフロントランジ共にいつもよりちょっときつい感じでした。
筋トレは週3回に抑えているのですが、やはり追い込みをかけるようなことをすると次の回に響いてきます。シニアの筋トレは関節に極端な負荷がかからないように注意しなければなりません。関節は消耗品ですから。あまり無茶をすると人工関節になってしまいます。
ちなみに、筋トレ(ボディビル)を世界に認知させた俳優のアーノルド・シュワルツネッガーは人工股関節です。
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