登山

2023年元旦奥多摩の大岳山山中でBarigoの腕時計を紛失

2023年元旦。

JR奥多摩駅から鋸山、大岳山、鍋割山、奥の院、御嶽神社を通ってJR御嶽駅まで行ってきました。

いつものように奥高尾にしようか迷ったのですが冬期は積雪の非常に少ない奥高尾にはこれからも頻繁に行くだろうから快晴で凍結のない今のうちに奥多摩の大岳山へ参拝がてら行こうと決心。

思わぬアクシデントもありましたが結構刺激的でした。

登山ルート

奥多摩駅10:14-12:14鋸山-13:17大岳山13:36-鍋割山-奥の院-15:13御嶽神社15:17-16:31御嶽駅

移動時間

6時間17分

移動距離

21km

元旦早々2つのアクシデントに見舞われる

前夜にyahooで路線情報で地元駅の出発時刻を確認して行ったのですがなんとその時間には奥多摩行きの電車は出ておらず20分以上さらに待って乗車することに。

駅員に確認するとyahooの路線情報はあくまでの予定であって実際の運行時間ではないとの回答。なんだそれは、という感じですがさらに駅員は詳しくはJRの時刻表がネットで出ているのでそちらをご覧くださいとのことでした。

いつもより早起きできたのにこの様です。

元旦早々からアクシデント。これは一発目です。

二発目のアクシデントは鋸尾根を登っていくと2体の天狗様の祠を通過しますがこれを通過して間も無く時間を見ようと腕時計を見たら「あれ?」無いではありませんか、していたはずの腕時計が。

バリコ(Barigo)の腕時計が。

通常登山ウエアの上から時計をするのですが、奥多摩駅で今回パタゴニアの防風ジャケットフーディニの上からにはめ直したのです。その方が見やすいと思ったからですがこのときちゃんと腕に嵌めなかったのかも。

この時期鼻水がよく出るのでフロントバックからポケットティッシュを取り出したり、スマホで写真をとるときにスマホのタッチに反応しない手袋をしていたので毎回手袋を外して写真を撮っていました。

この動作の最中にいつの間にか外れてしまったとしか考えられません。

バリコは確かドイツの気圧メーカーで登山時計も作るようになったのです。本来私はスント(Suunto)の時計が欲しかったのですが高価なのでスントをコピーしたバリコにしたのです。

安物ですがもう7、8年使用していて愛着もありました。

ガックリ。

新年早々ロクなことが続きません。

奥多摩駅〜大岳山

乗車時間が遅れたので登山客はほとんどいませんでしたが御嶽駅では思った以上に人が乗っていたらしく結構な登山客が下車。御嶽駅のプラットフォームには大勢の高校生?がお揃いのジャージを着て佇んでいましたが元旦から何か合宿?

奥多摩駅から大岳山に行くときは毎回昭和橋を通りますがこの橋から見る多摩川と日原川の合流する河原にキャンプする人たちが夏には大勢います。

今日はどうかなと思っていたら2組がいました。

さて登り初めは例の200段近くある急勾配の石段です。途中からさらに急勾配になり石段の奥行きも小さくかつ1段1段傾斜しているのか不気味です。後半は手すりにつかまりながら登りました。

昔はこの階段はハァハァゼイゼイしながら登ったのですが今はそんなことはなくなりました。

私が今日大岳山を目指した理由の一つにヤマレコでみた木の階段があります。最近できたようで私が最後に登ったときにはありませんでした。

それを見たくて登ってみました。

大岳山山頂近くになるとその木の階段が2カ所ありました。最初の木の階段はちょっと登りづらいかなという感覚があり山頂まで0.5kmの地点でももう1カ所あったのですがここは木の階段は本当に必要か?と思ってしまいました。

別に木の階段はなくても今まで登ってきたのですが誰かがこの辺が登りづらいと言ったのでしょうか。

2つの階段とも一人用で一方通行になってしまうので誰かがこの階段を使用している時は待たなければなりません。

高尾山で見かけるような階段です。

大岳山山頂直下の岩登りは急で四つん這いにならないと登れません。ここだけが息が切れゼイゼイしました。

大岳山山頂

山頂には10人程度の登山客が来ていました。そのうちフランス人の夫と日本人の妻とその子供たちが来てフランス語と日本語が飛び交っていましたが子供たちでもサングラスをかけていたのはいかにもフランス人らしい。

富士山が綺麗に見えましたがスマホの写真では本当に小さくなります。肉眼では結構はっきり大きく見えたのですが。やはり冬は空気が澄んでいますから今日の晴天ではよりはっきり見えるのでしょう。

さて今日の実験として山専の保温ボトルに自動販売機で売っている温かいお茶を入れても山頂で保温が効いているかどうかを試してみました。

奥多摩駅近くの自動販売機から買ったお茶を目一杯入れて山頂で飲んでみたところそのままの温度を保ち暖かくいただきました。

もちろんコンビニや自動販売機で売っている温かいお茶は普段飲むより少し冷めているのですがそれでも1266mの山頂では暖かく感じます。

今後冬期はこれは使えますね。

大岳山〜鍋割山〜奥の院〜御嶽神社

山頂から御岳山方面へ下るときにその山頂直下は結構な急な岩場があり鋸山経由よりもさらに両手を使って下りる場面が多々ありました。

私は岩場の登りはそれほど苦手では無いのですが下りは全くダメですぐ腰が引けてしまします。なんとかクリアして鍋割山を目指します。

添付写真のオレンジ色の「スカウトのみち」の看板が目印となります。これは最近のヤマレコを見て投稿者が教えてくれました。知らないとそのまま通りすぎるところでした。

鍋割山の奥の院ももう6、7年前に行ったことがあると思うのですが記憶がぼやけています。

おそらくその時は逆コースで御嶽神社から大岳山へ行く途中に登ったのでしょう。

この分岐から鍋割山まではなだらかないい感じでしたが、そこから奥の院にいくときはあまり日の当たらない坂を降りていくことになります。

ようやく朱色の奥の院らしき建物に到着しましたが私が見たのは祠のようなものだったのでちょっと違うなと思っていると奥の院の上の方にも通じる細い道がありそこを登っていくとありました、祠が。「奥の院峰」と書かれた板がありました。

こっちの方がありがたみがありそうな。

奥の院を通過して御嶽神社に向かう途中も急坂で今度は岩でなく木の根に妨げられます。

鋸山からの急坂よりも急です。

途中にまた得体の知れない石碑がありそこには「橘姫○」と思しき漢字が書かれていましたがこの○の部分が読めません。石台の上には10円硬貨が4枚乗せてありましたの4人来たのでしょう。私も10円乗せてお参りし5人目となりました。

さらに下りていくとようやく鈴の音がし始めました。神社の鈴でしょう。もうすぐです。

御嶽神社〜御嶽駅

御嶽神社は参拝客がたくさんいましたが高尾の薬王院ほどではありません。しかしおかげて人混みに揉まれることなく参拝できました。犬連れが多いですね、相変わらず。

さてここから日の出山に行ってそこからひなたわだ駅に下りるコースと大塚山を経て古里駅に行くコースがありましたが出足が遅かったので日が暮れる時間を考慮して御嶽駅まで歩いていくことに。

御嶽神社を出てケーブルカーの乗り場からケーブル下(滝本駅)までの2.8kmの生活道はアスファルトで舗装されています。ここが地味に膝に効きます。先行する数名がほどんど途中で立ち止まり屈伸運動をしていました。

私も初めて下りたときは左膝の腸脛靭帯を痛めてしまいましたが、今回は左右の脚とも違和感がありましやが痛くならずに済みました。

ケーブル下の滝本駅をさらに少し下りるとバス停があるのですが出たばっかりだったので歩いて駅までいくことに。

途中から多摩川縁に近道を通って行きましたが、多摩川でカヌーの練習をしている人がいました。

多摩川縁に住居が立ち並び生活に密着しているのでしょうか。この辺の多摩川は綺麗で魚が透けて見えます。

走行するうちに御嶽駅に到着。

終わりに

元旦から腕時計をなくしてガックリでしたが最初に嫌な出来事が済んで残り1年は無事に過ごせるだろうと思えばいいのです。

久しぶりの大岳山でしたが思った以上に新鮮でした。

脚の状態もよく膝関節、股関節ともに可動域が自然に楽に大きく取れましたことが収穫です。

ジムでの下半身のトレーニング種目に間違いがなかっとことの証明ですから。

今後もジムと共に山にもできるだけ行くつもりです。

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