今月初めての山へ。
梅雨の時期と左膝の不安から山からちょっと遠ざかっていました。ほぼ一ヶ月ぶりの山です。
奥多摩にしようか高尾にしようかいつも迷うのですが天候を考えて今回も高尾にしました。
今回は新しいトレランシューズを履いての試走と言いたかったのですがほとんど試歩でした。その理由は後ほど。
目次
ルート
京王線高尾山口駅(8:59)→(11:19)大垂水峠→(11:58)城山(12:11)→(12:47)景信山(12:53)→(14:19)陣馬山(14:26)→(15:42)JR藤野駅
移動時間
標準コースタイム10h25m→6h43m
移動距離
29km
天候
終日曇り。暑くはないけども非常に蒸して汗がたくさん出ました。
登山ズボンは汗でベチャベチャでした。
高尾行きの電車はほどほどの入り
中央線快速高尾行きの電車はコロナ禍以前よりまだ空いている感じです。
高校生の部活などで以前はもっと混んでいたはず。
しかしJR高尾駅では山梨方面へ行くローカル線のプラットホームは高校生で一杯でした。同じ制服だったので何かイベントがあるのかもしれません。
京王線高尾山口駅は5月30日に来た時よりはるかに人混みが多かったです。特に梅雨の時期なので少しでも雨が降らない日に来ようとしたのでしょう。
新しいトレランシューズの試走
スポルティバのアキラを履いていましたがどうも寿命(丸2年間)が来たようで毎回靴擦れを起こすようになってついに新しいトレランシューズを購入しました。
それがモントレイルのトランスアルプスF.K.T.IIIです。その靴を初めて履いて今回は試走しました。
もっとも今日はほとんど「試歩」だったのですが。
今回は初めてソックスもスマートウールの薄厚(light)を履きました。以前まではスマートウールの中厚を履いていました。このへんの差異も履きごごちに関係しているでしょう。いずれ中厚でも試してみます。
最初は靴ひもを足首近くでタイトに締め付けるだけにとどめて歩き始めました。
最初はなかなか好調で靴擦れもなく歩いて行けました。
しかし段々歩いていくと靴ひもが緩んできたのか靴の中で足が動くような感じがするようになりました。これは「アキラ」が劣化した時と同じ現象です。
新品なのに足が靴のなかで動くというのは靴ひもの縛り方なのかもしれません。
城山山頂に到着後靴ひもをもう一段足首側の穴に通してタイトに縛りました。(写真参照)
これで靴の中での足の移動はほとんどなくなりました。
しかし締め付けすぎたのか母指球あたりと小指が締め付けられるような感じがあり最終的に少し緩めました。このへんはアキラと同じ。
これで問題なく下山できましたが、アキラに比べて下山時の靴のクッション性が劣るとわかりました。
アキラの方がクッション性は良く下山時に足が反発するのが足裏でわかりましたが、モントレイルのこの靴はクッション性があると言われていたのですがアキラに比べるとそれはありません。
ただこのシューズは全体的に私の足にフィットする感じがし足と靴が一体感を持っていました。
なお紐の縛り方は今後微調整を要すると感じました。
帰宅後風呂場でトレランシューズを洗うとアウターソール(靴裏)から泥がたくさん流れ出てきました。
これはアウターソールの溝が細かくそこに泥が溜まっていたようです。今まで手のひらサイズのブラシで洗っていたのですが、それに加えて歯ブラシでも洗わないと泥が落ちにくくなってきました。
アキラより洗うのがちょっと面倒になりそうです。
今日はトレランが多かった
今日はトレランの連中が多かったです。特に目を引いたのは大垂水峠付近で私を追い越して行った女性の後ろ姿が印象的でした。
どう印象的かというと腓腹筋(ふくらはぎ)とハムストリング(太もも裏側)と大臀筋(お尻)がパンパンだったのです。
女性特有の脂肪はなく筋肉でパンパンなのです。はじめは男性かと思ったほどです。脂肪はなく血管も浮き上がって見えました。
これほど下半身の筋肉が目視できるほど発達した人は見たことがありません。もちろんボディビルダーなどとは全く異なっています。
おそらく体質なのでしょう。私から見ると実に羨ましい筋肉群でした。
彼女とはその後陣馬山へいく途中でまたすれ違いました。陣馬山から戻ってきたのでしょう。また後ろ姿を見ると筋肉でパンパンでした。
城山と景信山
城山山頂は結構な人出でしたが景信山山頂は城山に比べてそれほどの人出ではありませんでした。しかし5月の時期に比べるとかなりの人出。
景信山周辺ではいつも中国人の登山客と出合うのですが今回は韓国人のグループとすれ違いました。韓国人も中国人同様声が大きいですね。
城山山頂付近ですれ違った若い女性は先ほどの筋肉パンパンと異なりモデルのような脚で伸縮タイツそのままで景信山方面から上ってきました。長い脚とモデルのような体型、ルックス。おそらくそんなお仕事をしている感じでした。
城山から景信山方面へ行く登山道は日々の雨の影響でぬかるみが多くなっていました。結構滑る人が多かったです。
景信山〜陣馬山間で時間ロス
今日はいつもより陣馬山まで時間がかかりました。普段は早歩きで景信山から歩くのですが今回はなかなか早歩きができずかつ走れませんでした。
ここまでは下半身の筋力には問題なさそうでしたがスタミナ切れと言っていいのかもしれません。
筋グリコーゲンが少ないのかも。ジム休業後昼食はサンドイッチ1個でジム再開後もジムへ行く日以外は昼食はサンドイッチ1個なので。
どうもこの食生活パターンは問題ですね。
栄養価が不十分なのかもしれません。
陣馬山は中国人に占拠された
なんとか陣馬山山頂へ行くと団体さんでいっぱいでした。それも中国人でいっぱい。(アイキャチ画像は全て中国人)
どこかの団体のようですが景信山周辺で今日は中国人がいないなと思っていたらとんだ伏兵でした。
40人はいたのではないでしょうか。
どうも下山後の温泉の話を日本語で日本人男性に聞いていました。日本で生活している中国人なのかも。
陣馬山からJR藤野駅まで
陣馬山から一ノ尾尾根経由でJR藤野駅まで普段は走るのですが、今日はほとんど走れませんでした。
ここに来て左膝に痛みが少し出たのと脚の筋肉が硬直してきたのか走れないのです。
大臀筋上部も少し筋肉痛になってきておりどうもいけません。
ここは無理しないでピッチを狭めて早歩きで下山します。途中左膝の違和感が軽減されるとちょっと走ります。
しかし油断したのか滑りやすい岩場で左足がすべって転んでしまいました。不覚です。
こういうことは滅多にないのですがやはり脚が弱っているのかな。
なんとか15:48の中央線の快速電車に間に合いましたが、どうもここで私はお気に入りの登山用タオルを落としてしまったようです。
電車の到着時間まであと6分程しかなかったので速攻で駅のトイレで着替えて顔と手を石鹸で洗ってそのタオルで拭いたのですがその後どこで落としたのかは全く不明です。
もったいないことをしました。結構高かったのです。もちろんお金のあった会社員時代に買った物です。
やはり急ぐと何か不都合なことが起こりますね。
膝周囲の痛みの原因
膝下の痛み
左膝下の痛みはおそらく大腿四頭筋と繋がっている膝蓋腱(靭帯)の痛みでしょう。大腿四頭筋を使いすぎて収縮(硬化)し膝蓋腱(靭帯)が引っ張られるのです。
筋トレで大腿四頭筋を鍛えているはずなのですがちゃんとストレッチをしないと筋肉が硬化したままの状態になるのです。
さらにジムでは主に筋肉肥大を狙って速筋を鍛えていますが、登山では筋持久力が必要になるので速筋も使用しますが遅筋がメインの筋肉となります。
そのため筋持久力のトレーニングをしないでいると長時間の有酸素運動では大腿四頭筋を含む下半身の筋肉が疲労してしますのです。
その疲労によって筋肉硬化になりその筋肉と繋がっている腱や関節周囲の靭帯が引っ張られて炎症を起こしてしまうのです。
私は筋持久力が足りないことと筋肉肥大の筋トレ後のストレッチがまだ不十分だった可能性があります。
膝裏の痛み
下山時に感じる膝裏外側の痛みは大腿二頭筋の腱の痛みです。これは大腿二頭筋のストレッチが不十分であることと少しオーバーワークだったかもしれません。
なぜならこの痛みは山ではなくジムで加重懸垂を行った後にそのままワイドスクワットをしていた時に初めて痛みを感じたからです。
バーベルフロントランジ、ダンベルブルガリアンスクワットをやってからも行い、下半身の筋トレ日以外にもやっていたので疲労が溜まったのかもしれません。
さらにハムストリングのストレッチも不十分だったのです。
それが未だに尾を引いています。
正座をすると右脚は問題ないのですが左脚(膝裏外側)が痛くなります。
まとめ
新しいトレランシューズはまずまずの履きごごちでした。
もう少し履き方に工夫が必要です。アキラの時も紐の締め付け方で慣れるまで数回要しました。
ただクッション性はアキラの方が断然ありましたが軽量感・一体感はモントレイルの方があります。
下山時のグリップ力はまだその差が見えません。
それにしても今日はいつもより走れませんでした。スタミナもありません。
やはり食生活も問題があるかも。酒量も若干増え、昼はジム日以外はサンドイッチ1個の生活。筋肉が増えないばかりはスタミナもなくなって当然かもしれません。
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