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更新: 2019.02.12

60代になってふと死が身近に感じる時

30代、40代の頃はもう若くないと思っても死について考えることはほとんどなかったように思います。もちろん、仕事関係で疲れて「もう死にたい」と思ったことことは何度かありますが。

50代中頃からでしょうか、漠然と死について考えるようになったのは。その当時は今会社を辞めたら今ある預金でいつまで生活できるかを時々計算していたように思います。会社にいても先が読めていたからでしょうね。

80歳まで生きるとしたら、かかる経費と出費を計算していくら足りないという計算をしてました。その金額は今も変わっていません。つまり今のような生活をしている限り80歳まではとても生きられないということです。

こういった金額から逆算して後何年生きられるかということから「死」を考えることがあります。つまり、寿命として80歳以上あっても経済的に「生命維持不能」と出ると、後は寿命前に死ぬことを考えるようになります。

一方で、私の家系から男性は短命であるので80まで生きられないだろうから大丈夫という楽観的予測、あるいは期待感もあります。

できれば70歳あたりでぽっくりいってくれれば助かるのですが、こればっかりは誰にもわかりません。

しかし、そんなことを考える前に時々死についてふと考えてしまうときがあります。

・外出先で体の不自由な老人を見ると自分のいずれこういう風になるんだろうなぁ、と思う時

・筋トレして筋肉がついてきたと実感して嬉しくなっても、ふといつまで筋肉がつくのかなぁ、と思う時。

・山の登っている時近くにいた老夫婦が「あといつまで登れるのかねぇ」と言っているのを聞いた時。

・ジムで80代の老人がロッカー室で着替えているときの裸を見て、こんなに胸やお尻がシワシワになって垂れてくるのか、内出血しても皮膚から全然消えないのかとか、靴下や下着を身につける時も座ってしなければならないのか、とか思う時。

・口内に血豆のようなものが時々出る時。

・人、物の名前がすぐに出なくなる頻度が段々高くなってきたなと実感する時。

・お酒が弱くなって顔が赤くなるようになった時。

・実家に帰って4歳年上の姉がひどく老化して年寄りになって見えると、自分もそんな年なんだ、と思う時。

・以前は20分前後で寝入っていたのに今は1時間近く経たないと眠れないことがある時。

・視力がまた弱くなったなぁ、と思った時。

・顔にシミが増えてきたなぁ、と思った時。

・眠りが浅く変な夢を見ることが多くなってきたなぁ、と思う時。

・毎日毎日朝起きるとトイレに行って、洗顔して、ご飯を食べて、ふといつまでこれを繰り返すのかなぁ、もう飽きたなぁ、と思った時。

・テレビや映画を見てもあまり感動しなくなり、ふと自分はもう半ば死んでいるのではないか、と思った時。

・あまり笑わなくなったなぁ、と思う時。

・風呂のお湯張りのボタンを押したどうか気になって押してみるとすでに押してあったらしく「お湯張りを解除します」と、スピーカーから流れた時。

・「早く死なないかな、こいつら」と思う時にいずれ自分にその言葉は帰ってくるだろう予感がする時。

・夕方の電車の窓ガラスに映る自分の顔を見てやけに老けているな、と思った時。

・パソコン操作を間違って内臓のカメラで自分の顔が映った時、なんて陰気で老けた顔をしているのか、と思った時。

・ 段々滑舌が悪くなってきたなと思う時。

・小便の出が悪くなっり前立腺肥大か、と思った時。

・集中力が落ちてきてふと何か別のことを考えているな、とハッと気がついた時。

以前は何でもなかったことや気にしなかったことができなくなったり、気にするようになる、つまり老化してくると「死」についてふと考えるようです。

今年62歳になる私ですら漠然とながらも死について考えるわけですから、今70代、80代の人は死についてもっと身近に考えていることでしょう。もう諦めの境地か、自分の死など全く考えないのか。あるいは、もうボケてしまって生きているのか死んでいるのかさえもわからなくなるようになるのか。

私は自分が60歳になることなんて信じられませんでしたから、70代、80代まで生きるなんて今でも考えられません。

今時、人生100年なんてマスメディアでは言っていますが、彼らにとっては「人生100年」とは「一つの商品」なんでしょうね。これで商売のネタがまた一つ増えたという感じでしょう。

年を取っても未来の自分にワクワクしています、なんて言えるような自分になりたいですね。

合掌!

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