変形性膝関節症

右膝内側痛のために整骨院に行って聞いた私の骨格のアライメント

昨夕整骨院に行ってきました。

痛めた右膝内側の回復が思ったより遅れておりこのままでは下半身の筋トレや今後の登山にも影響を及ぼすと考えたからです。

それでなくもとも緊急事態宣言で思うような下半身の筋トレが出来ず大腿四頭筋が減少してしまったことに対する焦りは結構重くのしかかっているのでした。

この整骨院はあちこちにあるらしく結構有名な整骨院のようです。ちなみにカイロxxxとかいうところではありません。

電話予約して行くと、

人体図に自分の患部の位置に印をつけ氏名、電話番号を書かされます。

次に保険のためのリストに住所、氏名、電話番号を記入し、それが終わると料金表などが乗ったファイルを見させられます。

中には初診が1,350円?だったかな。2回目からは650円?だったかな。そんな感じでものすごく低料金になっています。

ただし保険がきく場合は日常生活にも支障がきたすような痛みなどがある場合です。私は歩行に支障がきたすということで保険証を持って行きました。

その他には整体師の消毒用ペーパー代として200円徴収するようです。

さて私が呼ばれていくとまだ20代と思われる女性に少し薄暗い奥に連れて行かれました。

あちこちに診察台があったような気がします。

この女性が私の担当整体師のようで診察台に靴を脱いで座らされました。

そして診察という言い方が適切なのかわかりませんが問答と触診が始まりました。

患部の部位と考えれれる原因の説明

私は自分の患部の部位、痛み始めた時期、その考えられる原因を説明しました。

・一ヶ月前の登山で下山時に走ったこと

・一ヶ月前頃前からゴブレットスクワットを始めたこと

・この部位が痛む前に両膝裏が痛むようになったこと(レッグプレスでなぜか痛みが治まったこと)

・今まで右膝はほとんど痛みがなかったこと

・30代中頃に原因不明の腰痛持ちになったこと

・水中ウォーキングで後ろ歩きをしてその腰痛を克服したこと

・登山を始めて左膝の腸脛靭帯炎になったこと

・腸脛靭帯炎を防ぐために筋トレを始めたこと

・O脚であること

・右膝は歩行時に右脚に荷重がかかる時に痛みが走ること

・椅子に座っている時、寝ている時には痛みがないこと

・歩行で痛い時と痛くない時もあること(午前、午後という時間帯はあまり関係ないこと)

・右股関節が硬いこと

などなど。

これらは触診しながらの会話の中で説明していきました。

整体師の見立て

私の質問と触診から彼女の見立ては、

・右膝が(曲げた時)内側に入りやすい(内旋しやすい)

・右脚外側が緊張している(大腿筋膜張筋が緊張している)

・骨盤が硬い(おそらく骨盤の動きが硬いという意味でしょう)

・骨盤が後傾気味、もしくは後傾しやすい

・O脚なのは大腿骨が開いているからかもしれない(つまり大腿骨が外旋しているということ)

・脛骨は外旋しているのが普通(人種に関わりなく)

などなど。

私が一番驚いたのが「右膝が内側に入りやすい」と言われたことです。

これはX脚の人に多い「ニー・イン」ということです。私はO脚なので膝が内側に入るということはないだろうと思っていました。

またつま先、膝の向きなどもトレッドミルや外を歩いている時、階段の上り下りでチェックすることが習慣となっています。いずれもつま先と膝方向は真っ直ぐ前を向いていたのでこんなこと言われるとは思ってもいませんでした。

結局「膝が内側に入ることで膝の内側を通る縫工筋、薄筋、半腱様筋の腱が炎症を起こしたのではないか」ということになりました。

ちなみに今日のジムトレでベンチに座って前にある鏡を見ながら両脚を広げた状態から太ももを内側に倒していくとなんと右脚の方が左脚より少し内側に倒れるのです。これかぁ?ってな感じです。

なぜランジ系やブルガリアンスクワットのように脚を前後にした時は左脚の方がより深く沈むのに脚を内側に倒した時は右脚の方がより倒れるのか。

骨盤と大腿骨頭の接続部形状がやはり右と左では若干異なっているのでしょう。

また右脚の外側が非常に緊張しているという発言はちょっと納得がいかないのです。左脚外側だったら腸脛靭帯炎になっているので大腿筋膜張筋や臀筋が緊張(収縮し硬くなっている)しやすいとは理解できるのですが。

あるいは腸脛靭帯は脛骨上部についているのでこの靭帯が引っ張られると脛骨が外旋しその分脛骨上部の内側に付着している縫工筋、薄筋、半腱様筋の腱が外側に引っ張られ繰り返し運動によって大腿骨内側面と摩擦し炎症を起こした可能性もないとは言えません。

それにしてもなぜ右脚外側が緊張しているのかは不明です。しかし触診の結果そう判断したのです。

さらに私の脛骨(スネの骨)は外旋していると自分で申告したのですが触診しながらこれは普通と言っていたのには驚きました。以前ブログでも示しましたが脛骨の外旋による弊害があるのです。

私の左膝外側の痛みの原因は脛骨外旋諸侯群だった?』を参照願います。

どうも私の頭は混乱してきました。

骨盤体操

整体師の話では骨盤をよりよく動かすためにはバランスポールに座ってゆっくり腰(骨盤)を前後に動かすことが効果的という話でした。

自宅に使っていないしぼんできたバランスボールがあるので早速やり始めました。

骨盤を動かすことによって股関節の硬さを和らぐようです。

その理由は関節をスムースに動かす物質が骨盤を動かすことで分泌され柔軟性が出てくるとしています。

その分泌物とはおそらく滑液包の中にある滑液のことだと思います。

この滑液包は関節の中の骨のクッションとしての役目を果たしています。

私は右股関節が硬いので毎晩結構股関節を動かしているのですがしばらくバランスボールでも試してみます。

私の見立て

一方整体師と話しながら考えた私の見立ては

・右膝が「ニー・イン」する場面があるとすればそれは登山で急坂の上りで右脚に力を入れて上るときか下山時に走っている時しかしか考えられません。

その可能性は否定できないので温存しておきます。

・ゴブレットスクワットは今からちょうど1ヶ月前(緊急事態宣言直前の渋谷店)ほどからやり始めたのですが、これがつま先、膝を外向きにしてしゃがみます。この時結構内転筋などの膝の内側の筋肉が伸展、収縮を感じました。この脚トレは膝は外を向いているが繰り返し運動により膝内側の筋肉が大腿骨内側の出っ張った部分との接触で炎症を起こした可能性があります。

セット数は10回x5セットほどです。

普段はフロント&バックランジかブルガリアンスクワットという両脚を前後して行う脚トレしかやらないので炎症を起こす可能性があるとすれば大腿直筋の腱による膝蓋腱炎(膝下すぐ)くらいなものです。

やはり「山で下山時に走ったことと普段やらない脚トレで太もも内側の筋肉を繰り返し使ったことによる腱の炎症」というのが私の見立てです。

なぜ整骨院で治療を受けなかったのか

しかし、私が一番恐れていたのが変形性膝関節症ですがその部位は私の痛む部位から少し違う場所にあります。ただその整体師もその可能性を否定せず一度MRI検査を受けた方がいいかもしれませんと言っていました。

そのため一度はそうしようかなと思ったので検査を受けて骨に異常がなければ整骨院で確か電気治療と言っていたけどそれを受けようと思ったのです。

その結果触診を受けいろいろ話を聞きましたが治療をしなかったので無料となリました。

いやぁ驚きました。45分間あれだけ話して触診を受けて無料!

いい整体院です。

昔30代の頃、腰痛に悩んで整形外科でもわからず止むを得ず、カイロxxxとかいうところで見てもらったことがありましたがちょっと触診しただけで「私にはできません」とさじを投げられました。しかもその理由も言わずしっかり2,000円取ったのです。まさにぼったくりです。

私が整体院に行くのを渋っていたのはこういう背景があったからなのです。

翌日の右膝

朝起きてみるとどういうわけが右膝には全く痛みがありませんでした。その理由は不明。

しかしジムへ行くため外出してしばらく歩くと違和感が出てきてやはり時々軽度の痛みがありました。

ジムでも脚トレはやらず、トレッドミルでも傾斜は3.5%と傾斜しているのかしていないのかと言うレベルで35分間だけのウォーキングをやりました。すると左脚外側がバンバン張ってきたのは分かります。右脚も左脚ほどではないですが外側が張りました。

これは一体なんだろうと考えるとそれはおそらく2日前に行った埼玉のジムでのレッグプレスによる筋肉痛が今頃出たのだと思います。

あのレッグプレスマシンはいまいち使い勝手がわからなかったのですがどうも外側広筋にも効いていたようです。

太もも全体が筋肉痛ですね。

あのレッグプレスは私が通うジムになく、渋谷店には45°のレッグプレスがありますが水平式はなかったはずです。

水平式レッグプレスは膝を痛めることはなく脚トレができるのでだんだん気に入ってきたのでしたが、残念。

また時々埼玉に遠征しようかな。

その前に一刻も早く右膝を直さなければ。

ジムを出て歩くとやはりまた痛みを感じ歩く速度は落ちてきました。

明日は今日より痛みがなくなりますように。

MRI検査しなくても済みますように。

コロナ禍の変化に乏しい生活で変化したのは膝痛で歩行困難とは皮肉前のページ

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