登山

濃霧の奥多摩駅〜大岳山〜金比羅尾根〜武蔵五日駅縦走 in 2019/12/21

一年振りで奥多摩駅から大岳山、日の出山、金比羅尾根経由武蔵五日市駅を縦走しました。

山天気では「晴れ」だったので大岳山へ行ってきましたが晴れのはずがガスってばかりの日。多くの人が騙されたはず。

ルート

(8:21)奥多摩駅(8:40)〜鋸山〜(11:20)大岳山(11:30)〜(13:00)日の出山(13:10)〜(金比羅尾根)〜金比羅山〜(15:05)武蔵五日市駅

コースタイム

HCT9h→6h25m

移動距離

27km

消費カロリー

2408kcal(結構走ったのでもう少しカロリーは消費していると思います。)

奥多摩駅〜鋸山

快速ホリデーで奥多摩駅へ。電車内は夏より少ない登山客ですが、シニアが多い感じ。何となく自分の近未来を見ているような。なぜか悲しくなりました。こんな感じで年老いていくのかなと思ったのです。「かっこよさ」など皆無です。ボロ雑巾のような頭でもう周囲からも誰にも相手にされないような老人たち。

だから山へ来るのでしょうか。

奥多摩駅ではトイレ、朝食(コンビニのおにぎりとサンドイッチ)とゆっくりしたので駅には誰もいなくなりました。駅から登山口まで徒歩5分ほどなのでゆっくりできます。

登山口手前の昭和橋から多摩川を見るとテントが2つあり、焚き火をしています。好きなんですね、こんな寒い時にテント泊するというのは。

多摩川と右から流れてくる日原川の合流地点です。以前より大分水量が少なくなりました。右側にテントが2つ見えます。

土曜日かつ山天気に騙された登山客が結構いました。ガス・ガスでよく言えば幻想的です。途中で赤ら顔で頭もあご髭も真白な外国人がいました。私と同年代か少し上のようですがのんびりというよりも体が思うように動かないという感じです。アイリッシュかスコティッシュの感じです。

愛宕神社で白ワイン

愛宕神社ではセブンイレブンのロゴが入った白ワインが置かれていました。お神酒のつもりなのでしょう。

鋸山では数人が休憩をしていました。景観ゼロの山頂なのでいつものように通過。

鋸山〜大岳山

基本樹林帯なのでガスの中をサクサクいきます。

大岳山〜日の出山

肉眼ではもっと暗い感じです。

大岳山山頂には10名ほどの先客が。また消防署か山岳救急隊の人が山頂で登頂に来る人をカウントしていました。

当然富士山は見えません。別にここからの景色には興味がないのでパンを食してソソクサと下山開始。

日の出山へ向かいます。下山途中またあの「クラブツーリズム」の団体客が15名程大岳山へ向かってつぎからつぎへと登っていきます。この会社は塔ノ岳、雲取山でも見かけました。何なんだこの会社!

台風で損傷したルートに新しい橋を作っています。
久しぶりに通りますが台風の影響はすごいというのか軟弱な自然というのか。

御岳神社山門近くでトレランの格好をした団体が登ってきました。

日の出山〜武蔵五日市駅

大岳山よりもガスっていません。

日の出山山頂。奥の方にまだまだ人が。

日の出山山頂では相変わらずハイキングモード。山頂すぐ下のベンチでは数人の中高年が鍋パーティで酒盛り。大声で会話しています。こういう登山もありでしょう。しかし、静かに登山したい人もいることを理解してください。

1年ぶりの金比羅尾根では数人と出会いました。

驚いたのは日の出山登口で出会った70歳前後のヨタヨタ歩きの作業服を着た高齢者が金比羅尾根入口で私より早く武蔵五日市駅方面へ歩いていたことです。どうやら日の出山へ行かないまき道があるようです。

金比羅尾根ではトレランの若い男性とすれ違ったほかはやはり70歳を超える高齢者が木の枝を杖がわりに懸命に登ってきたのには驚きました。登山の服装ではなく作業服で帽子も何々商店といった感じの帽子です。登山をするいう雰囲気ではありませんでした。なんとなく訳ありといった感じで苦しそうに登って行きました。

全般的に金比羅尾根は以前より整備されています。

こんな階段1年前にあったかな。
金比羅尾根にはこんな登山道がい多いのです。

金比羅山では数人の高齢者が食事(おやつタイム)をしていました。武蔵五日市駅の東京行きの電車の時間待ちでのんびりしているようです。

金比羅尾根では走ったり歩いたりの繰り返しでした。なぜか緩やかな上り坂は走りたくなるのです。

金比羅山から武蔵五日駅までは舗装された道路であり、市街地を通るのでちょっと興ざめします。今回は駅まで市街路を走って行きました。

まとめ

寒さのせいか登山中走ってもほとんど汗をかいていないように感じました。実際水分補給も500cc程度とかなり少なかったです。

景観を気にするような山々ではないのでガスってもいいのですがやはり登山中は晴れて欲しいものです。

それにしても登山っていったいどんな人が登りに来るのでしょうか。いつも思うのですがいろいろな事情がありそうな感じを登山客に感じます。

また週末登山に向かう電車の乗っているといつも結構小・中・高の学生がたくさん乗っているのには驚かされます。部活なのでしょうか。都心で飲んで朝帰りの人もいるようですし、仕事のいくサラリーマンもいます。日本には「休日」というものがないのでしょうか。

本当電車って色々な人が乗っています。人生を感じさせますよ。自分もその人生を感じさせる風景の一つなのでしょう。

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