昨日のジムでの出来事。
いつものように筋トレの順番は、下半身トレーニングから始めて上半身に移行しています。
下半身
- 自重ブルガリアンスクワット1セット
- 18kgx2ダンベルブルガリアンスクワット3セット
- 45-50kgバーベルフロントランジ1セット+6回
上半身
4. 14kgx2ダンベルフライ4セット
5. プッシュアップインバー3セット
をやりました。
2番目の18kgのダンベルブルガリアンスクワットがきつくて1セット目は上半身がぶれ、前脚も少し震えたのです。
これは前日渋谷のジムでやったトレッドミル(120分、5km/h、10km @最大傾斜)でまだ筋肉疲労が残っているんだな、と思いました。
時速5kmはウォーキングの世界ですので大したことはないと思うでしょうが、これをフラット(傾斜0=平地)に換算すると8.4km/hのジョギングで16.8km走ったことになります。
登山へ行った翌日ジムへ行くとやっぱり最初は下半身トレーニングがきつく感じます。
問題はこの後。
パワーラックの前には壁一面に大きな鏡があって自分のフォームを確認できるようになっていますが、そこに若いトレーナーの姿があり、こちらをじっと見つめいるのです。
このジムではトレーナーは他のスタッフとは違う赤いTシャツを着ているのですぐわかります。普段はパーソナルトレーニング、つまり有料のトレーニングで指導をしています。はっきり言ってジムの正社員なのか個人事業主なのかまだよくわかりません。
また、このトレーナーがなぜ無料のフリーウエイトコーナーにいるのかもよくわかりません。
そしてこの赤シャツがつかつかと近寄って来て
「こんにちは」「ブルガリアンスクワットですかぁ?」
と聞いてきました。私は、「ああ私のフォームを注意しに来たな」とすぐわかりました。
しかし、そんなこと(フォームが崩れていること)はわかっていることなのでうざったく思い、
「うるさいな。あっちへ行ってくれ。」と手を振りました。
若いトレーナーはちょっと小馬鹿にしたように「あはははは」と笑って立ち去りましたが、自分で筋トレのプログラムを組み、どうすれな筋肉がつくかと試行錯誤しながらトレーニングするのが好きな私にとってこのトレーナーの行為はそれを邪魔なだけです。
(誰の頼んでもいないのに)さも指導してやるという上目線の態度も気に入りません。
そのトレーナーは次に私のとなりでバーベルスクワットをしている50代後半と思われる男性に声をかけフォームを何点か指示していました。
その男性は黙って聞いていましたが、その後もフォームは変わらず。
(無料の時の)トレーナーがトレーニーを指導するのであれば、こちらが教えて欲しいと言った時にのみ指導すべきと思っているので私から見てこのトレーナーは単なるお節介なヤツなわけです。
この行為に似ているのが、お店の馴れなれしい店員です。
店内に入っていいものがないか物色していると、すぐ近づいてきて
「何かお探しですか。」「サイズはありましたか。」「今流行っているのはこの感じです。」なんて聞きもしないのにベラベラ喋って離れない店員。
私はさっさと出ます、こういう店は。
人によって関節のつき方、骨の長さなど骨格が違うこと、私のように腰痛持ちのような持病(故障)の有無などを理解して初めてその人個人への適切な指導ができるのです。
それを初めから教科書的なフォームの説明(指導)をするのは適切ではないのです。
ジムの指示(方針)でそうなったのか筋トレ4年目にして初めてです、トレーナーが来て指導するというのは。
そもそも私は、この赤いシャツを着ているトレーナーにはいい印象はありません。当初パーソナルトレーナーと知らなかったので、パワーラックにスマホが落ちていたので別の赤いシャツを着ているトレーナーに「スマホが落ちているよ」と教えてあげたのに、「私は違うので」といってスマホを取ろうともしませんでした。
また、ある時はまた別のトレーナーに別のことで話しかけたら全く無視されて口も聞いてくれませんでした。
あとで別のユニフォームを着たスタッフに聞いたら彼らはトレーナーなのでこのユニフォームを着た私たちに聞いてくださいと言われました。それ以来この赤シャツとは全く会話してません。
つまり、この赤シャツと会話するためにはお金がいるということです。
それがなぜ無料のコーナーで指導を仰ぎたくもないのに勝手に話しかけられるのか理解に苦しみます。
というわけでこの時は非常に不快な感じを持ちましたが、筋トレを終わりすぐトレッドミルをやって歩いているとその赤シャツと思しき若い男が大きな声で「お疲れ様でした」といったのでまたまた不快になりました。
「うざいんだよ」全く。
でもこの時、ハタッと気がつきました。
もしかしてこの赤シャツは私のことを「ジジイ」と思っていたのはないかと。
普段私はジムへ来ている時は自分をジジイだとは思っていませんので、全くジジイの自覚がありませんでした。
もちろん関節を痛め挙上出来ない時などはもう無理は出来ないな、と思ったことはありますが。
それであっちへ行けと手を振っても「あははは」と余裕こいていたわけですね。
それで思い出しました。以前ブログにも書きましたが、気の強いマイペースな時間を守らないB型女の話。
よく予約時間を守らないのである時注意すると、予約時間は正しく私がメガネをかけていなかったので(この女性のホワイトボードの)予約時間を見間違えた時、このB型女が「大丈夫ですかぁ」と言ったことを。
その時は素直に「ごめん」と謝りましたが、この「大丈夫ですかぁ」には「おじいちゃん、目(もしくは頭)大丈夫?」を意味していたのでしょう。
なるほど私は「ジジイ」と思われて筋トレをしていたのか、と遅まきながら思ったのでした。
確かに今年62歳になるのでもうジジイであることは確かなのですが、私と同年代を比べるとはるかに若いと思っているのであまり「ジジイ」と自覚しなかったのです。
少なくとも筋トレのときは、周囲は私と同年代、もしくはもっと上の世代が多いのですっかり若いと思っていたのかもしれません。
なるほど20代、30代の若い世代から見れば、私は間違いなく100%ジジイなのです。
この日は、初めて見る老人も筋トレをしていました。頭がハゲた70代の男性です。
トレーニングベルトをしてバーベルスクワットやベンチプレス、ワンハンドロウなどをしていました。重量は私から見ても軽めですが、そのフォームは以前から筋トレをやっていたんだなと思わせます。
私もあと10年したらこんな感じになるのかなぁと寂しく思いました。
なんか悲哀を感じる筋トレ日となりました。
しかし、教訓になったこともあります。
それは、
- 最初の1セット目は、ウォーミングアップを兼ねて軽めの重量でやる
特に体調の良くない時は普段挙上する重量でも上がらない時があります。そんな時は無理せず、普段より軽めの重量でセット数を増やせばいいのです。
今までは、他の人よりも長い時間をかけて重量をアップさせてきたので一旦アップさせた重量は体調が悪くても重量を下げないとちょっと意地を張っていたところがありました。
これは故障の元なのでやめにします。
- 肘に負荷のかかる筋トレは1日1種目に抑える
肘に負荷がかかる懸垂、ダンベルフライ、ダンベルロウなどは1日種目に抑える。2種目やる場合は、重量を軽くしてセット数か回数を増やすかにする。
重量を軽くした場合、回数やセット数を増やせばいいわけです。
トレーニングの総負荷量=トレーニング強度(重量)x 回数 x セット数
もっともこんな単純な式で100%当てはまらないところは筋トレの面白いところ。
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