ここのところ左膝裏から外側の痛みやら肩の超コリやらでマッサージ、筋膜リリースをやりまくっていましたが、その成果が出たのかようやくそれぞれの痛みがなくなってきました。
特に右肩の超コリは以前ブログ(記事最下部参照のこと)でも紹介しました「肩甲骨はがし」でほぼコリはなくなりました。
ただ正直に言うと色々なストレッチをやったのでどのマッサージ、筋膜リリースが効いたのかわまりません。
というのも全身の筋肉は筋膜で繋がっているので一つの筋肉が硬直していると全身のどこかの筋肉の調子が悪くなっている場合が多々あるからです。
おそらく右肩の超コリは肩甲骨はがしと小胸筋のストレッチによって改善されたのだと思っています。
小胸筋は大胸筋の下にある筋肉で大胸筋のストレッチをすると小胸筋にも効果があります。
一時は整骨院にでも行こうかなんてネットで探していたくらいひどかったのです。
やはり筋トレ後のストレッチを疎か死にてはいけないと改めて思った次第です。
ところでこのストレッチや筋膜リリースで思わぬ副作用がありました。
左足の甲から指にかけてが冷え性
私は2、3年前頃?から左足首より下、特に足の甲から指先にかけてが冷え性になっているようで右足首より下が暖かくても左足のそれは冷たいのです。
またクーラーをかけると左足指だけが冷えてしまいます。
さらにひどい時は寝るときに夏用ショートソックスを履いて寝るのでした。そうしないと左足指だけが冷えてそこに神経がいってしまい睡眠をさまかげてしまうからです。
夏にソックス履いて寝るか男が?という感じで非常に不甲斐ないと思いつつも履くときがあったのです。
男の冷え性ってあるのかどうかわかりません。私の場合はなぜ左足首より下だけが冷えるのかもわかりませんがいわゆるゴースト血管状態になっているものと思われます。
つまり足の甲から指先までの毛細血管がかなり消えてしまっているのでしょう。
どうも左膝といい左脚は問題を抱えています。筋トレしているのに毛細血管が増えないということ自体も不思議なのです。
筋膜リリースで冷え性が改善
2、3時間椅子に座って立ち上がった時に膝外側や裏が痛くなることがありあちこちマッサージしたりストレッチしたりしていました。
その中で足底筋膜リリースもやったのです。
足底筋膜は足底腱膜ともいいますが、足裏の踵骨(かかとの骨)から足指の付け根まで伸びる線維です。
歩いたり走ったりした時の衝撃を緩和する役目があります。
長時間走ったりするアスリートなどはここを痛めやすいのですがその治療や予防の一つに筋膜リリースがあるのです。
その方法は、ボールで足の裏をゴロゴロさせるだけです。
これで筋膜の血流が良くなり柔軟性が出るのです。
私の場合は膝の痛みのためにやっていたのですが、その思わぬ副作用として左足の冷え性が改善されたのです。
足裏にある足底筋膜のリリースで冷え性が改善されるとは考えもしませんでした。
もっとも筋トレは冷え性対策にも効果的という人はいますが。これは筋トレによって血流が良くなり体温が上がって体に柔軟性が出てくるからでしょう。
血流が良くなるということは酸素や栄養素の運搬及び老廃物の搬送をきちんとしてくれるということです。
さらにリンパは老廃物や免疫物質の搬送に一役買っていますがリンパ自身は筋肉の運動によってのみ流れるのです。
この筋膜リリースは私の場合軟球を使っています。
下記添付写真では硬式テニスボールですが私にとっては少しやわらかすぎるので軟式野球ボールを使っています。ゴルフボールでもいいでしょう。
寝る前に椅子に座って5分程ゴロゴロ踵から指先までボールを転がすだけです。
2個ボールを持っていれば両足を同時にやってみましょう。
コツとしては足裏でボールを押しつぶすように少し圧をかけたほうがいい感じです。
まとめ
体のどこかが筋肉痛の場合は痛む部位が問題なのではなく別の部位が緊張しているという場合がままあります。
痛む部位をマッサージしたりストレッチしても改善されない場合は全身のストレッチをしてみましょう。
すべての筋肉は一つ一つ筋膜で覆われその筋膜は表皮で繋がったソーセージのように全身に繋がっています。
脚の筋肉が痛む場合背中の筋肉をストレッチしてその脚の筋肉痛が改善されるということもあり得るのです。
まさに人体の不思議というやつです。
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