無職で未だに預金の切り崩しで生活している私は、節約、倹約という言葉に結構敏感です。なぜなら節約・倹約しなければならないのに生来これらの言葉が苦手なのです。
別に浪費しているつもりはないのですが預金できない性格なのです。しかし、どこかで無駄使いをしているのでしょうが、それになかなか気がつかないのです。
パチンコ、競馬、麻雀といったギャンブルやタバコ、女遊びをするわけでもなく、車にも興味はなく、賃貸なので住宅ローンもないのにお金が貯まらないってどういうこと?
「東京はやっぱり物価が高いからだ」と言ってしまうのは簡単です。
自分の歳を考えれば、もうこれは「不徳のいたすところ」で自業自得な訳です。
かといって大した反省もなく生きています。
これって単なるおバカ、もしくは何らかの精神病なのかもしれません。生来の神経質さと小心さを兼ね備えているのにです。
ざくっとした1か月の食費
以前このブログ記事(「独り者の食費が月63,000円は高い?何を節約し何に投資する?」で、1か月の食費、酒費についてざっくりとした金額を書きました。
食料費 :48,000円(スーパーで買う食材費)
外食費 :15,000円(昼食費。ジムへ行く日以外は基本ワンコイン)
食費小計:63,000円(700円/食)
酒費 :13,000円(100%家飲み)(440円/日)
合計 :76,000円
上記の食費を500円/食にすれば、18,000円/月の節約となり年にすると216,000円の節約になります、と書いています。
そこでちょっと実施したのが下記です。
明細書を保管して計算した1か月の食費
そこでもう少し具体的に数値を出そうとスーパーの明細書を残しておき、お酒と食材費をマーカーで色付けして1か月保管するということを始めました。
家計簿などをつけるよりずっと簡単で長続きします。
そして1か月後にその集計をすればいいのです。
下記はその2か月間の食料費と酒代を示しています。
・4/19〜5/17
食料費 :53,433円
外食費 :15,000円(概算)
食費小計:68,433円(760円/食)
酒費 :9,010円(300円/日)
合計 :77,443円(+1,443円)
・5/18〜6/16
食料費 :39,750円
外食費 :15,000円(概算)
食費小計:54,750円(610円/食)
酒費 :8,846円(295円/日)
合計 :63,596円(−12,404円)
4月19日から5月17日までは以前のブログ記事の時の概算値よりも1,443円オーバーしていますが、その次の月は12,404円ショートしています。
しかし、1食あたり700円掛かっていた食費が610円に抑えられたのは素直に嬉しいです。
割高なギリシャヨーグルトをやめ食物繊維が豊富なさつまいもに切り替えたせいもあるでしょうね。
赤ワインを飲まなくなり、紙パックの黒霧とポッカレモンでレモンハイを作り、缶ハイボールは1日1本と決めたので酒費も削減できました。
山に行った時だけ帰宅後缶ビールを飲んでいます。
あとはスーパーの特売日で鳥のささみ、胸肉や鯖缶など少しまとめ買いもあります。もっとも行って初めて今日は特売日なのかと気づくのですが。これらは私の筋トレの必需品です。
次回から外食費もレシートがあれば保管します。ただし、立ち食いそば屋など自動券売機の食べ物屋にはレシートがないのが難点。
夫65歳、妻60歳以上の無職世帯の1か月の食費は64,444円
ところで、総務省の「家計調査」から65歳の夫と60歳以上の妻の無職世帯の1か月の支出は250,061円でそのうち食料費が64,444円とあります。
この「食料費」に外食費・酒費が含まれるのかどうかは不明です。娯楽費もしくはその他に分類されているかもしれません。
含まれるとすれば私の上記の5月中旬から6月中旬の合計費用とほぼ同じです。
しかし、夫婦2人(あるいは+α)と私ひとりが同額というのはどうなのかな。
1人も2人も食費には差がないというか、逆に1人の方が経費がかかるという話も聞きます。
しかし、確か以前調べた60代の単身者の食費はもう少し少なかったような気がします。
もっとも同じ60代と言っても61歳の私と69歳の人ではどちらが多く食べ物を消費するかと言えばそれは61歳の私になるでしょう。しかも、週3回筋トレをしているわけですから。
まとめ
・家計簿は不要であり明細書に必要な項目にマーカーをつけ保管する
・食費500円/食を目指そう(45,000円/月)
・無理した食費節約よりは健康第一
・本来の節約は固定費から(私の場合、最大の固定費は住居費→思案中)
・安い食材で栄養があり美味しい料理の工夫をする(今はチン!だけ)
・考えすぎると自分のキャパの小ささを改めて自覚して落ち込むので節約はほどほどに!
・計画値より多少オーバーしても次の月でカバーすればいいと考える(これって体重の増減と同じ)
・継続は力なり(筋トレと同じ)
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