今日もジムへ。不要不急の外出自粛要請があった最中に行ってきました。反社会的行為かも。しかし私の残りの人生にとってジムでの筋トレは生活のリズムをとるために重要な行為であり非常に「有要」なことなのです。
しかし電車も空いていてジムは先日よりさらにガラガラで助かりました。おかげで密な筋トレが出来て上半身がパンパンです。
さて少し前に日本ではコロナのSNSガセ情報がありガセとわかっていてもトイレットペーパーの買い占めをする行動があって日本人の「おバカの見本」が露出しました。
3月25日夜には小池都知事による「外出自粛」要請がありましたが、その当夜まだ開店しているスーパーでは早くも買い占めで大混雑だったそうです。
小池都知事の外出自粛要請によるスーパー買い占め開始
ふ〜んなんて他人事のように思っていた私は、昨夕7時頃帰宅途中にいつものようにスーパーへ食材を買いに行くと、なんとどの棚も空っぽでした。
私が毎日食する納豆、卵、キャベツ、シメジ、ピーマンなどは見事に全く100%ありません。
納豆なんて10種類くらい並んでおり安売りをしている納豆が完売することはあっても全種類は完売することなんて今までなかったことです。1パックもないのですから唖然としました、本当。
卵も一個もありません。4個入り、6個入り、10個入り全て完売。温泉卵まで完売。
缶詰もスーパーが20%引きにしたせいか私がタンパク質摂取のために毎晩食する「サバの水煮」缶も完売。ノルウェーからの輸入物が残っている程度です。この輸入缶詰も缶詰コーナーではなく別の棚に置いてあったのでみなさん見逃したのでしょう。
私は止むを得ず食塩無添加の「ミックスビーンズ」を4缶買いました。酒のつまみとして毎晩食べているのですが今回は野菜・納豆代わりに摂取しなければなりません。
米も完売。特に玄米が完売なんて有り得ないのに玄米も完売。私は毎朝玄米を食しているので本当に困ります。夜は主食を抜くので後1週間分ほどありますが。
いや〜驚きましたね。ほとんど病気。まさか自分の行くスーパーでもこんなことが起こるのとは思ってもいませんでした。
それにしても勤め人は夕方以降しかスーパーには行けないのでこの「買い占め」は日中自由に出歩ける専業主婦もしくは年金生活の高齢者夫婦の仕業でしょう。
今日の夕方もどこかのスーパーへ行って食料を確保しなければなりませんがどこもないでしょうね、おそらく。何か考えなければ。周囲がハイエナのように見えます。
パニックの連鎖
日本に先駆けて欧米を中心とした世界中でコロナによる外出自粛禁止(もしくは要請)があってスーパーでの買い占め・買いだめが横行しています。一部の国民やマスメディアはその行為に対してモノ不足は起こらないので冷静に対応するよう呼びかけていますが、もはや誰も聞く耳を持ちません。
おバカは日本人だけでなく世界中がそうっだようでちょっと安心した人もいるかもしれませんが、この群衆心理(集団心理)は「不確実性」の時に現れて単に「おバカ」とは言い切れないものがありそうです。
不確実性の時に不安・心配・恐怖が連鎖してそれを払いのけるべく衝動買いをしてしまうのです。しかし、それは一時的解消にしか過ぎずパニックはパニックを呼ぶのです。
みんなで渡れば怖くない
都知事は来週も外出自粛を呼び掛けているようですが、それだけで感染拡大が防げるのか誰もわかりません。
目に見えない敵であるコロナウイルスは恐怖に違いはないのですが、毎年襲ってくるインフルエンザ、地震、台風、津波など天災が日常化している日本ではコロナ対策は無策のようでいて日本国民は他国民に比べてある意味冷静なのかもしれません。
日本は他国よりコロナ対策が緩いと言われる理由の一つに上記があります。
しかし日本人の最大の強みは「みんなで渡れば怖くない」です。みんなコロナに感染するなら怖くはないのです。
今回の都知事の外出自粛要請も海外でそうしているので実施した(しやすくなった)と言えるでしょう。これも「みんなで渡れば怖くない」の一つです。
これによって成果が出なくても「みんな」がやってたことですから非難をかわしやすくなるのです。
「みんな」の中に「わたし」は隠れることができるのです。まさに忍者を生んだ日本は「隠とんの術」に優れているのです。
忍者には卑怯という言葉はないのです。
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