昨夜小池東京都知事が遅まきながらコロナの爆発的感染を防ぐため東京都民へ今週の外出時自粛要請を発言しました。”too late”と思った人もいるでしょうね。
今週の平日は自宅で仕事、週末は不要な外出自粛、イベントの中止、人数のいかんにかかわらずグループによる飲食の自粛などを要請していました。
ただし法的拘束力がなく罰則も無いので都民の協力次第ということになります。
しかし都民の協力を得られるかどうかは空気を読む日本人がこの自粛をどう読むかによるでしょう。大勢が自粛し始めれば同調圧力によって外出しずらくなり自粛し始めるでしょう。
日本人は何事も人を見ながら判断していくのです。小池都知事の発言も欧米の首脳の発言があって初めて宣言できたのでした。
何かを率先して初めて行うということが日本人が実に不得手であることの一つの証明です。何も「前例がないと何もできない」のは公務員だけではないです。
ところで私の日々のワンパターンな生活での固定された外出先はコロナ感染にかかりやすいのでしょうか。
私個人は定期的に外出していく場所は、現時点では主にジム、喫茶店、本屋、スーパー程度です。あとは移動手段として100%電車を利用します。(山は除く)
目次
ジムで
ジムはスタジオが今月いっぱい使用停止で4月から定員限定で使用するようですが、この小池都知事の発言でどうなるのかわかりません。
昨日行ったジムはスカスカで気持ちよく筋トレが出来ました。もちろんアルコール消毒は念入りにしました。アルコールはたっぷりつけないと消毒の意味がありません。もっともシャワーで石鹸を使ってまた念入りに洗うのですが。
ただ驚いたのがコロナ騒動以来見かけなかった82歳(今年83か?)のおじいちゃんが姿を見せたことです。まだ生きていたんですね。
ジムに来る高齢者ってジムに来るから元気になるのではなくもともと元気な人がジムに来るのでしょう。
またジムへは私のように自分だけはコロナにかからないだろうと自己暗示にかかっている人たちが来るのです。
明日もジムが閉館になりませんように。
喫茶店で
マスク
どの喫茶店もまだオープンしています。私が行く喫茶店内ではマスクしている人は少ないですね。喫茶店によって学生が勉強をしたり私のようにパソコンを使ったりする人が多いとマスクをする人が少なくなります。
ただし、店舗にもよりますが高齢者が多いドトールではマスクする人が目立ちます。
喫茶店も人が密集していると言えば言えますのでここも感染場所としてはありえますね。ジムのトレッドミルのように1台置きに使用可となるように喫茶店でも一席置きに着席できるようにするなんてやはり無理でしょうから。
マグカップ
面白いのは外資系のスタバやタリーズは感染予防のために店内用ではマグカップは使用していないのですが、日系のドトール、エクセルシオールやサンマルクではマグカップを未だに使用していることです。
ハンドエアシャワー(ハンドドライヤー)
トイレ内のハンドエアシャワー(ハンドドライヤー?)というのか、トイレで手を洗った時に温風で手を乾かす装置もコロナ感染拡大のために使用不可にしているのは外資系でそうでない喫茶店は日系です。
映画館でも新宿ピカデリーという大型映画館のトイレにもハンドエアシャワーが使用可能となっています。ちょっと問題ですね。
そう言えば映画館も密閉・密集した箱ですから今回の自粛対象になるのかもしれません。どうするんだろう映画館?
ピッチャー
さらにピッチャーに入った水の提供もタリーズでは店舗により中止しています。ところが日系の喫茶店では未だにピッチャーで水を提供しておりおまけにガラスのコップを使用しています。タリーズはもともと紙コップで使い捨てとなります。
スタバではこのピッチャー自身を見かけたことはありません。
社員は同じ日本人でも会社の方針でこれだけ違うのです。
一般の会社も日系と外資系ではコロナに対する対応が違うのではないかと思います。
はっきり言ってドトールやサンマルクはコーヒーは低価格ですが衛生的なお店とは思いません。
ヨーロッパのカフェ
一方ロックアウト(都市封鎖)が続くヨーロッパ各国では喫茶店も閉店のところが多いのです。個人主義の発達したヨーロッパでは喫茶店(カフェ)や街角は日本以上に「人々の交流場所」として重要なのです。
キリスト教徒の多いヨーロッパでは「世界の終末」「最後の晩餐」を連想する人もいるかもしれません。
そのため非常に彼らの精神的不安定(ストレス)は日本以上でしょう。東京もこのままではヨーロッパのようになるかもしれません。
本屋で
私が行く本屋も感染場所としては有り得ますが週末以外そんなに混んでいません。かなり以前から起きている日本人の読書離れのせいですね。
ただ本屋で気をつけなければならないのは雑誌の立ち読みです。不特定多数の人間が立ち読みをするのでそれらの雑誌にウイルスが付着している可能性があります。
さらに高齢者の中にはツバをつけて雑誌、本を見る人がいるので余計に感染しやすくなるのです。
スーパーで
スーパーは夕方しか行かないので日中は混んでいるのかどうかわかりませんが、夕方は基本的に混んでいます。その日の夕食の食材だとか惣菜とか購入する人が多いのです。
しかし東京には「オオゼキ」(本社は?)という他店より安価な値段で商品を売っているスーパーがありここは混んでいますね。混んでいるというのかスペースが狭いというのか。
私はここではほとんどお酒しか買いませんが他のスーパーより混んでいる感じがします。
スーパーでは食材を扱っているでコロナ(対策)に対しては大丈夫だろうという「勝手な思い込み」があって感染しない気がするのです。
しかしスーパーは家族連れ、電車帰りのサラリーマン、OLなど多様な人たちが出入りする場所なので油断できません。
電車で
私はもう会社員ではないので満員電車に乗る必要はありません。時間をずらして乗っているのですがそれでも混む時はあります。
電車内はマスクをしている人が80%を超えていますが私は残り20%未満に入っています。コロナ感染の場所としてはこの電車が一番可能性が高いのではないでしょうか。
今日も電車に乗っていると座っている私の前に立ったマスクをしていない若い男性がクシャミを立て続けに2度したので私は思わず顔を背けてしまいました。
その男性は手で口を塞いだのですが平然とその手でつり革につかまったのでもううんざり。
私は電車のつり革はもともと不衛生なものとして絶対につかまりませんがこんな時でも不用意につかまる人は多数いますのでそこから感染する可能性はあるわけです。
高齢者に比べて免疫力が強い若い人は「無症感染者」になる場合が多く油断なりません。
電車が一番密閉・密集した狭い空間になりますのでコロナ感染率はかなり高いと思います。
テレビタレントの志村けんもコロナ感染
ちなみにタレントの志村けんもコロナに感染したことがわかりましたが、出演番組のスタッフや芸能人は真っ青でしょう。感染の可能性があるので全員検査の必要があるのではないでしょうか。
それでなくともスタジオという箱物で仕事をしているテレビ局関係者は非常に感染確度が高いと言えるでしょう。
この際テレビ局もコロナ対策の一環でしばらく番組作成を中止したほうがいいのではないでしょうか。その間より質の高い番組作りに励んでもらったほうが視聴者としてもありがたいものです。
日本はなくてもいい番組、なくてもいいテレビ局が多すぎるのです。本当日本のテレビ局は電力の無駄使いをしていると思います。
あなたの隣人は見えない敵かも
今は戦争状態といったのはフランスのマクロン大統領。フランスと日本では国の成り立ちが違いますのでこう言う発言をするのです。
そうなるとコロナは見えない敵です。
コロナは目に見えません。ということはあなたの隣人がコロナ感染者という可能性もあるのです。
つまり敵はあなたの隣にいるのかもしれません。
敵には常に用心し観察しなければなりません。
そうなるとまるで昔の五人組みたいに「連帯責任・相互扶助・相互監察」をする状態になるかもしれません。団結・結束(愛国心)という名の監視。まるで中国みたいですね。そういう行き過ぎにないように気をつけましょう。
また日本の感染者の死亡率が低いのは一人暮らしの高齢者が多いからという話もあります。
今年63歳になる一人暮らしの私もコロナウイルス感染対策に一役買っているのかもしれませんね。
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