筋トレも6年目で週3回ジムに行っているとときどきおかしな事に出くわします。
今日もちょっと変な事がありました。
いつものようにパワーラックを予約して下半身の筋トレ(ダンベルフロント&バックランジx4セット、ダンベルブルガリアンスクワットx3セット)を終え、肩の筋トレのインクラインフロントレイズをしていました。
すると後ろから70歳半ばとおぼしき痩せてちょっと腰の曲がった女性が近づいて来て、何だか私と話したい様子です。
少ししてから「これ使っていい?」とラックのサイドに取り付けられているプレートを指したので「プレート?」と聞くと、さらに指の方向を上に上げ懸垂用バーを指さしました。
バーベルプレートはたまにジムに装備されているショートバーに取り付けて筋トレをする人がいるのでパワーラックを使用している人に使用許可を求めることがあります。
またパワーラックはバーベルのみならず懸垂やディップスができるようになっています。デッップスは外付けのバーがあります。
このお婆さんは懸垂をしたいようでしたが私は予約ボードまで連れて行って「予約が必要です。」と言うと、近くにいたスタッフがきちんと説明し始めたのでまたベンチに戻ったのです。
しかし驚いたなぁ。パワーラックのベンチで筋トレをしている私にこのパワーラックで懸垂をしていいなんて聞くなんて。初めての経験です。
何だか認知症ではないかと一瞬思いました。無表情で言葉に抑揚がなくまさに徘徊老人のよう。
それにしてもこのお婆さん、本当に懸垂をやるつもりだったのでしょうか。
だいたい手が届かないし。ぶら下がり健康器と勘違いしていたのかな?
本当は何をしたかったのでしょうか。
未だにわからず。何だか実家の認知症のお袋を思い出してしまいました。
時間帯から年金生活者も多くこのジムに来ていますのでいろいろなことが起こるのです。
そう言えば80歳を超えたあのフリーウエイトのベンチで腰掛けるだけのお爺ちゃんは見かけなくなりました。お迎えが来たのでしょうか。
高齢者も多いジムなのでときどき自分の近未来を見ているような複雑な気持ちになります。
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