季節柄蒸し暑くなってきました。
ジム内も蒸し暑くなってベンチやダンベルのようなジム備品はべとつき、さらに筋トレをしていると呼吸が乱れてきます。
嫌な季節になってきましたが、室温が高くなってくると筋肉に柔軟性が生まれ挙上能力がアップするのでいい面もあります。
今日の筋トレも息苦しさは別にすると調子が良かったのですがある種目では醜態を演じてしまいました。
それにしても蒸し暑くなるとなぜこうも息苦しくなるのでしょうか。
目次
蒸し暑くなると息苦しくなる原因
蒸し暑くなると息苦しくなる原因はいろいろ考えられます。
空気中の水蒸気料量が過剰になるため
空気は水蒸気を含んでいます。
蒸し暑くなって湿度が高くなると空気中に含まれる水蒸気量が多くなります。その限度量を飽和水蒸気量と言い、その限度量を超えると水滴になります。
つまり息を吸うときには普段より余分な水蒸気を含んだ重い空気を吸い込むことになります。また息を吸うときには上気道で気道粘膜の乾燥・損傷や線毛運動の低下などを招くために空気は加湿されます。
吸い込まれた空気は肺の中の6億個あると言われる肺胞にはいり酸素と二酸化炭素のガス交換をします。
この肺胞に加湿された水分と水蒸気を多分に含んだ空気が入り込み呼吸を重くするのではないかという説があります。
呼吸は呼吸筋と呼ばれる胸郭周りの筋肉群(代表は横隔膜)によって行われますが重い空気を出し入れすることで過負荷がかかっているのかもしれません。
ちなみに各気温における飽和水蒸気量は下記の通り。高温になるに従って飽和水蒸気量は多くなります。
また吸息の約70%は横隔膜の収縮によって起こり(腹式呼吸)、残りの30%は外肋間筋の収縮によるもの(胸式呼吸)となります。
肺内の酸素が薄くなる
暑くなると空気は膨張し、寒くなると圧縮されます。
このことは室内の暖房を見ると暖かい空気は天井の方に滞留していることからもわかります。
そのため高温時に同じ量の空気を吸っても高温の空気は膨張して薄くなっているため酸素が不足気味になるのです。
そのため呼吸が苦しくなってくるという説。
交感神経が優位に働く影響
気温が上がり筋トレをしてさらに体温が上昇すると体温を一定に保つため自立神経のなかの交感神経が優位に働き発汗作用を導きます。
交感神経が優位に立つということは心拍数・血圧も高くなり当然呼吸も早くなります。
このため息苦しさが増してくるのです。
私個人は上記の空気中の水蒸気量が多くなるからというのが真っ先に思う浮かびました。中学の理科か高校の物理の時間で飽和水蒸気量は習ったはずです。
アブローラー(腹筋ローラー)で頭から1回転という醜態
暑苦しくてやってしまったわけではないのですが腹筋を鍛えるアブローラーでにわかに信じられない醜態を演じてしまいました。
今日は背中と肩の日でしたがいつものように最後の締めはアブローラーで腹筋を鍛えることにしています。
現在アブローラーは「壁ドン立ちコロ」と私が勝手に命名したやり方でやっています。
壁から1.5mほど離れて立ちその場からアブローラーを壁に向かって転がしていきます。
壁をストッパー代わりにしてアブローラーが壁にぶつかるとまた元に戻すやり方で10回x3セットをしているのですが、今回の悲劇は2セット目に起こりました。
壁ドンしてから足元に方にアブローラーを戻すときに力余って足元を超え股の間から後ろの方までアブローラーを引いてしまったのです。
そのときの姿勢は足幅が肩幅程度で両脚立ちになって両腕は股の中の後方に行ってしまい頭は股の真下という状態。アブローラーは止まってくれず私はアブローラーを持ったままくるっと前転してしまったのです。
しかもそのときしたたかに頭の頂部を床にゴツんとぶつけながら、です。
超恥ずかしい。周囲に数名いましたが見られただろうな、私の醜態。
アブローラーを返却するとき棚の上に「腹筋ローラーの使用上の注意」という注意書きがあり、そこには「勢い余って頭から1回転することがありますので注意願います。」と書かれていました。
もっと早く読めば良かった。
終わりに
だんだん蒸し暑くなってきました。暑い分にはいいのですがこれに蒸すが加わると体力の消耗が激しくなります。
夏山の日帰り登山でも脱水で酷い目にあったことがあります。
水分の補給は登山ばかりでなくジムでも必須です。トレーニング中は1.5リットル前後の水を飲んでいますがこれから季節は最低2リットルん水分補給をしないと。
それにしてもアブローラーでは頭部の痛みよりも恥ずかしさでいっぱいでした。
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