普段ジムへ行った帰りに立ち寄る喫茶店は新宿のドトールと国分寺のタリーズです。下記はドトールでの話。
私の隣に後から座った人が電話で会話しているのですが、時々変な発音の日本語まじりなのでチラッと横を見ると40歳前後の外人男性(白人)でした。
電話の内容から働いている時に病気か怪我で会社を辞めてその保険か保証の件でどこかへ電話していたようです。今の住まいも東京ではなく
「現在の住所は石川県xx群能登町字xxoo番地です」
「いえ一軒家です。一軒家の方が安いので」
と滑らかに話していました。
一体全体なぜ外人が石川県の「字」がつくところの一軒家に何をしに移住したのか気になり彼に聞きたい衝動にかられましたが、やはり見ず知らずの人間が立ち入った話を聞くべきではないと思い止めました。
電話を切った後ホッとしたのか5分くらい携帯をいじりながらブツブツ独り言を言った後帰って行きました。
おそらく今まで東京に住んでいたのでしょう。ちょっと神経質そうな感じの人でしたが話し方は非常に柔らかく丁寧でひょっとして日本女性に日本語を習ったのではないかと思います。
どこか彼の母国で日本女性と知り合い日本に住み着いたのかもしれませんね。
この会話がなぜ私の心に引っかかったかというと私もそろそろ引っ越しを考えてもいい状況下にあると感じているからです。外人でも「字」のつく日本の田舎に引っ越しができるのか、一体どうしてどうやって見つけたのだろうと思った次第。
私の引っ越しを考える理由
私が時々引っ越しを考えるのは
1.経済的な理由(今の家賃ではいずれ経済破綻する)
2.東京の猛暑から離れたい(毎年夏になると思います)
3.環境を変えたい(自分に刺激を与えたい)
この3点が引っ越しを考える理由です。
しかし、引っ越しの条件は、
・ジムが近くにある(もしくは電車で通える)
・スーパー、コンビニが近くにある
・住まいはマンションで40〜50m2のワンルームから1LDKまで
・病院が近くにある
・登山できる山にアクセスしやすい
・公共の交通手段(駅)が近くにある
・田舎ではない(山など自然と出会う場所としての田舎は好きなのですが、住むとなると話は別です。)
以上からどこかの地方都市になるのか。
私の住みたい場所は屋久島?
私が以前色々な質問にチェックを入れて住みたいところを探すネットを利用した時いつも「屋久島」と出てきました。(このネットです。)何故なんだろう。
確かに屋久島は一度行って大変魅力的な島と感じたのですが超田舎なので永住したいとは思わないのです。
こんなことを考えているうちに段々面倒くさくなっていつも引っ越しをやめてしまいます。まだ潮時ではないと思っているのかなぁ?そろそろ焦らないと。
実家のある札幌も地価は安いが
何度か実家のある札幌であれば家賃も安くていいかもと思ったこともありますが、札幌に住むことを考えると「故郷は遠くにありて思うもの」という言葉を思い出します。
富士山も登るものでなく遠くから眺めるものというのと同じことです。
北海道出身のくせに、いや北海道出身だから積雪の冬は嫌いなのです。ウインタースポーツが苦手は私はなおさらそう思います。(でも年に一度は北海道の雪を見たくなるんですよね。これが不思議。若い頃にはなかった感覚です。)
また近くに身内や親戚がいると煩わしいということもあります。面倒くさいんですよね、人間関係が。これが一番のネックかも。
私が田舎を嫌いな理由は、スーパー、コンビニなどが近くにない、公共の交通手段が少ない、という物理的なことだけでなくこの人間関係が嫌なのです。長年その土地に住んでいるものとよそ者との関係です。旅行者には親切でもそこで定住しようものなら土地の人はまた別の顔を出すでしょう。
沖縄が好きで何度も行ってとうとう移住したはいいけれど住んでみるとやっぱりよそ者はよそ者で居づらくなって元の住まいに戻ったという話はよく聞きます。
田舎の排他性は誰かに監視されているようで息苦しいものです。都会であれば元々よそ者の集まりなのですから、互いに近隣のものに対しては興味がないので気が楽なのです。
同じ日本人同士でもある意味「人種の多様性」というものを感じさせるのです、東京は。
稼ぎがあれば東京が一番
ネットビジネスで生計の足しにしようと思って以来もう丸3年以上経ちますが一向にめどが立たないのが悩みの種です。でもライティングが好きなんですよね。
本当はちゃんと稼ぎがあれば何も問題ないわけですが稼ぎがないから色々考えなければならないのです。
このようにいつも堂々めぐりになってしまいますが結局東京が好きでずっと居たいのでしょうね。
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