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今朝もちょっと寒かったですね。
個人的には暖房を入れるのはまだまだ早すぎるのですが術前なので暖かくしなければなりません。
今日は入院する総合病院へ行ってきました。術前最後の診察と入院サポートの日だったのです。
人工股関節手術をするべきかどうか迷った
まず最初に執刀医の診察、それから現在使用している薬およびサプリメント調査、麻酔医による検査と看護師による入院サポートがありました。
執刀医の診察〜私の右脚は1cm短かった!
時間より1時間以上早く行ったのでそれを検知(診察カードを入力すると執刀医のところまで自動的に患者入場の連絡が行くシステムがあるようです)した執刀医が早めに診察をしてくれました。
Dr. :その後の調子はどうですか。
tao:1週間ばかり駅の階段の上りで右大転子のあたりに鈍痛がありましたがそれ以外は問題ありません。もう手術しなくてもいいほどです。
Dr. :それでどうしますか。
tao : 結構悩みましたが今後も登山や筋トレをするので(さらに進行する前に)今のうちにした方がいいと思っています。ただし、左股関節は将来も手術しない方向で考えています。術前リハビリをxxxクリニックでやっており骨盤の後傾ができるようになったりかなり身体の改善ができてきたので(左の変形性股関節症が今後進行したとしても)対応できるような気がします。
Dr.:私もそう思います。右股関節は今のうちにした方がいいと思います。それにせっかくここまで検査してきたのですから。
tao:右大腿骨の骨頭部付近が骨粗鬆症だったのは遺伝でしょうか。実は姉は重度の骨粗鬆症なので。
Dr. : 遺伝というよりも変形性股関節症になってその部位が脆くなったのでしょう。腰椎は全く問題なかったので。
tao:私の体内に入れる人工股関節を見せてもらえますか。(→パソコン上に私の人工股関節のシュミレーションが出たので)

Dr.:それはできません。滅菌しているので。他に何か質問はありませんか。
tao:靱帯や腱は切るのですか。
Dr.:いいえ、切りません。切るのは関節包の一部と筋膜です。
tao:術後脚の長さが2cmも短くなったというブログをネットで見つけたのですが脚の長さはきちんと測って手術するのですか。
(→手術方法として仰向けになって寝る場合と横向きになって手術する場合では仰向けになった場合のほうがきちんと両脚の長さを揃えやすいが一方で脱臼チェックは横向きの方が適切というネット記事を見つけたので。)
Dr.:(笑いながら)そんな長さが異なることなんてありません。taoさんの場合(右脚が)1cm短いですから術後1cm伸びるので当初は違和感を感じるかもしれませんが。
tao:えっ!私の右脚は1cm短いのですか?
(→私は歩行でほんの少し右に傾くことがあるのは実感していましたがそれは右膝が変形性関節症になって以来変な歩き方の癖が残ってしまったからだと思っていました。またそれにより歩行時には右膝を完全に伸ばしきれないのではと思っていたことも。)
Dr. : ええ。
tao:(気を取り直して)私は毎年元旦に山に登るのですがそれは可能でしょうか。また筋トレは術後いつ頃からできるのでしょうか。術後2週間で上半身の筋トレから始めたいのですが。
Dr. : 元旦には登れますよ。軽い運動なら術後2週間からできます。
tao:人工股間節の寿命はどのくらいですか。
Dr.:ずっとです。生涯に渡って。30年は持ちます。(→「ずっと」という意味は私の年齢を考慮し死ぬまでという意味と解釈しました。)
tao:はぁ。(→本当かな。以前は15年。今は20年程度というのが一般的なはず。さらに走ったり登山したりすると部品の消耗が早くなるという話も聞く。手術したいんだろうな、この先生。)
薬剤師の薬の話
薬剤師(以下薬):現在使用している薬はないということですがサプリは使用しているようですね。
tao:ええ。プロテイン、ビタミンC、ビタミンB群、亜鉛です。(全ての空き袋を見せる)
薬: プロテインは食品なので問題の対象外です。このビタミンCも医薬品なので対象外ですが、このビタミンB群と亜鉛は成分表示意外にも未知添加物が入っているようなのでこれを精査するのが非常に時間がかかります。術前2週間から使用禁止にしていただけませんか。
tao:(不満顔)。
薬:では次の麻酔医師にそれを確認願います。またそのほか医薬品を利用する場合はここ(薬剤師の電話番号)にご連絡願います。風邪の場合は数日の使用で治るようであれば連絡不要です。
麻酔医師の話
麻酔医師(以下麻):ビタミンB群と亜鉛はどうしても必要ですか。
tao:ビタミンB群は代謝促進と皮膚の保護のため。昔背中一面に湿疹が出て医師からビタミンB錠剤をたくさんもらって治した経緯がある。亜鉛は筋トレをしているので一時的に免疫力が落ちるため常飲している。風邪予防にもなる。
麻:(一応理解の表情をしながらも)精査するには時間がかかるので使用中止ということでいいですか。
tao:ええ。(→話が面倒くさくなりそうだったので渋々了解した。)
麻:口を大きく開けてください。(→メジャーで大きく開けた口のサイズを縦、横と測る。)
麻:首を大きく反らせてください。(→また何やら測っている。)
tao:ええ。これって口に挿入する菅および機器が入るかどうかのチェックですか。
麻:それではここにサイン願います。(A4用紙の万一何かあった場合の医療現場保護のための用紙)
tao:サインする。
手術担当看護師の話
看護師(以下看):手術担当看護師のxxxです。何か質問ありますか。
tao:痛み止めは術後に飲むのですか。私は変形性膝関節症になったとき2種類の痛み止めを飲みましたが全く効きませんでした。
看:痛み止めの薬は術後飲むのですがそれ以外にも通常点滴から痛み止めを使います。またそれでも痛みが止まらない場合は点滴のここを押すとさらに痛み止めの薬が流れるようになっています。その時の患者さんの痛みの程度から判断していきます。
tao:手術日にはパジャマは前開きのものとパンフレットに書かれていましたがどうしてもそれでないと問題ですか。私は病院のレンタル会社から衣服一式を借りようと思うのですが上限のトレーナーにしたかったので。
看;いいえ。手術は仰向けになって両腕を開く形で行いますので古い資料ではそうなっていますが今が患者様の経済的理由からこだわらなくなりました。(→そうか、手術は仰向けになって行うのか。ということは脚の長さチェックは十分行えるわけだ。)
終わりに
・これで術前検診とサポートは全部終了。あとは来月中旬の入院を待つばかり。やれやれ。今日の医療費は230円。激安!
・地元の整形外科クリニックでは理学療法士の話で私の大腿骨は骨折していると(医師から)報告を受けていると言われたが骨折しているのですかと執刀医に聞くと、骨折はしていません。少し押されて窪んでいるだけです、とのこと。あのヤブ医者め。また間違えている!
・執刀医の方も私が手術をすると決断したのでホッとしたようです。おそらく過去の手術を辞退した人も結構いたのでしょう。やはり躊躇しますよね、普通。私も悩みましたから。しかも誰にも相談する人がいないので悶々としました。
・あとはもうまな板にのった鯉です。くれぐれも風邪を引かないようにしなければ。2、3日前からくしゃみが出てきたので心配です。
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