アイキャッチ画像:映画.com
昨夜から掛け布団はタオルケット2枚から1枚追加して3枚にし、パジャマはTシャツから長袖のスエットシャツに。
正解で今朝は寒かったですね。東京も本格的な秋を迎えましたがまた一時気温が上がるという予想も。
さて、先日映画を観たばかりなので今日は映画を観るかどうかちょっと悩みましたが結局観ることに。
短編アニメ映画「藤本タツキ 17-26」part-2です。私の好きな映画館の一つ新宿バルト9で観てきました、
現在上映中の「チェーンソーマン」や私が渋谷の映画館で観た「ルックバック」でも有名な漫画家の作品です。
「藤本タツキ 17-26」part-2の超ざっくりとしたあらすじ
この短編アニメは4本立ての映画でそれぞれ監督が異なります。原作者藤本タツキが17歳から26歳までに描いたアニメでこの映画はpart-2なのでpart-1も4本立てで合計8本になります。

・「人魚ラプソディ」
海中にあるピアノを弾く少年と人魚の恋の物語。10代のときに描いた作品かな。
・「目が覚めたら女の子になっていた病」
ある朝目が覚めると泣き虫だった男の子が女の子になっていた話。男の子だった時の彼女との関係性がどうなっていくのか….。ジェンダーを問う作品という見方も。
・「予言のナユタ」
鬼のような角を持って生まれ満足に言葉を話せず動物を殺して生で食する妹。それに対して恐怖を感じつつも愛しい妹を厳しい目を向ける世間から庇いながら生きていこうとする兄妹の再生のお話。妹を想う兄の精神力はすごいというのか。なんだか「鬼滅の刃」を思い出してしまった。
・「妹の姉」
美術高校に進学しその才能を発揮するも妹が同じ学校に入学するや自分より才能があることを自覚し妹とほとんど口を聞かなくなる姉。しかし、先生から妹のことで思わぬ話を聞き発奮し始め成長していく姿を描く。作風が「ルックバック」に似ていたので好感が持てました。
鑑賞後の感想
・短編アニメということしたが1作品、1作品が短かったですね。正直最初の2作品はなんだなかぁ、と思っていましたが、3作品目から一体この妹はどうなるんだろうと、どういう展開になっていくんだろうと関心を持ってみました。どうやってこういう妹の人物像を思いつくのやら。最後はもう鬼滅の刃の竈門(かまど)炭治郎と禰豆子(ねづこ)の兄弟愛のような。
・「ルックバック」でも感じましたが「妹の姉」を観てこの作者は色気のある女性を描くのが上手いなぁと感じています。
・現在上映中の「チェーンソーマン」はyoutubeで何本か観たことがありますがこの作品と上記の初期作品を比較しても一体どこにあの血生臭いアニメが描けるのかなと不思議でなりません。無理やりあげれば「予言のナユタ」にそのバイオレンス性を「目が覚めたら女の子になっていた病」ではその人格変換が似ているのか。
・この藤本タツキという漫画家はちょっと変態っぽいね。ちょっとどころではないかも。人間の弱さから来る変身願望があるのかも。
・「妹の姉」でポータブル石油ストーブが出てくるのは秋田出身の作者自身の体験談として描いているのか。
終わりに
・大型スクリーンの会場には10代から30代の男女が多かったような気がします。いかにもアニメ好きといった面々。
・山に行けなくてその代償行為として映画を観る機会が多くなりました。
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