アイキャッチ画像:みつや歯科口腔クリニック
今日は人工股関節手術をする医療センターでの各種検査結果の診断と新たな検査の日です。
検査結果がどうなったかちょっと不安の面持ちでしたがそのせいか1時間前に病院に着いてしまいました。
しかし総合病院はいろいろな人が来るので飽きません。
目次
整形外科医による診断結果:左が初期、右が進行期の変形性股関節症
・先月の検査各種においては問題はなかったとのこと
・左股関節もすこし不安があるのですがと聞くと、
Dr. :「左は初期の変形性股関節症になっています。しかし今回は右だけの手術にしましょう。右は変形性股関節症の進行期に入っています。」
tao:「75歳あたりまで登山がしたいのですが(手術しないで左は)大丈夫でしょうか。」
Dr.:「3〜5年は行けるかもしれません。右脚の使い方次第です。」
tao: 「・・・・・・」
最初のクリニックで「関節唇損傷」と言われ、2つ目のクリニックで「初期の変形性股関節症」と言われ、3つ目のこの医療センターでは「左が初期、右が進行期の変形性股関節症」と言われた。どうなっているんだ、と言うよりも相変わらずの日本の整形外科業界です。

・手術方法は「前方アプローチ」で大腿筋膜張筋と縫工筋の間を分け入って人工股関節を挿入する手術で筋肉を切ることはない手術となります。筋肉を切開すると回復に時間がかかり、かつ術後もツッパリ感がなかなか消えない可能性が高くなります。
関節包は部分的に切除するらしいのですが、この関節包は腸腰筋(確か大腰筋の方だと思った)と癒着しておりこの大腰筋が関節包を巻き込んで股関節の安定に寄与していることがわかっているのです。したがってなるべく温存した方がいいのですが…。
医師によっては完全に削除する人もいるようです。
入院サポートセンターにて
入院受付で入院は4人部屋か個室かの選択で経済的理由により4人部屋を選択。入院費は保険証から市役所へ(病院側が)コンタクトして年収をチェクし入院費を決定するやり方にしてもらいました。おそらく高額医療費になるので一旦病院側に全額払い後で市役所から払い戻ししてもらうやり方もあります。
次に入院前のサポートをしてくれる看護師(秘書となっている)のセンターで問診票を記入し、さらに問診票にない問診を開始。
自宅でサポートしてくれる家族がいますかと聞かれ、「一人者なのでいません」と答えるとサポートしてくれる友人はいますかと聞かれ「いません。退職した時に断捨離で全て捨てました。」と答えました。
それでも看護師はにこやかに問診を続けるのでした。
プロフェショナル!
骨塩(骨密度)検査と歯科検査
骨塩(骨密度)検査:大腿骨が骨粗鬆症!

X線(おそらくデュアルエネルギーX線吸収方式)で骨密度を調べます。ターゲットは腰椎と大腿骨の2部位(なぜか不明)。別段気にも留めなかったのですが結果は大ショック!
腰椎:若人成人の107%(つまり正常)
大腿骨:若成人の67%(70%以下は骨粗鬆症)
愕然。私の大腿骨は若い成人の67%しか骨量がないということ。スカスカです。これはショックです。手術に影響がなければいいのですが。
筋トレや登山をやっているのに骨粗鬆症?信じられません。また骨の部位によっても骨量が違うようです。
軟弱な体です。
しかしなぜ腰椎と大腿骨のみで検査するのかな。
歯科検診:右上の奥歯が化膿?
手術時の感染症予防の一環で歯科検査をしました。
・30分以上待たされたので後からする予定だった骨塩検査を先にさせてもらいました。
・歯のレントゲンを撮った後、口内検査をすると右上奥歯が化膿している疑いがあるので通いの歯科医院で検査してくださいとの要請がありました。最悪抜歯の可能性も。確かに歯間ブラシを入れるとこの辺りから血が出る時があったな。やれやれ。
・説明書を書いてもらい通っている地元の歯科医院に行く予定。医療センターを出て即刻予約して明日夕方に決定。
・手術前には歯と口内のクリーニングもあるそうです。
終わりに
・大腿骨が骨粗鬆症だったとは信じられませんでした。また部位によって変わると言うことも。姉も骨粗鬆症で通院していると言っていたのでどの部位かな。遺伝かな、これは。なぜ大腿骨と腰椎だけで検査するのだろう。片方が正常でもう片方が異常ってことはどうなるのだろう。
・歯科医院にクリーニングに行くならまだしも抜歯なら面倒くさいしまたお金がかかります。
・なんだかんだで午前から都合4時間ほど病院にいたので腹ペコ。しかも東京はゲリラ豪雨。病院を出ることに晴れてくれたので助かりました。
・今日の医療費は¥5,450なり。入院費などを考えるとめまいがしてきそうです。
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